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    岸田氏の「破れかぶれ4月解散説」を憂慮する

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     今日は先ずこの記事から。

    首相、裏金事件で政倫審に応じる意向 安倍派5人衆らの出席焦点(朝日)

    自民党派閥による裏金事件を受け、岸田文雄首相(党総裁)は、野党側が求める国会の政治倫理審査会(政倫審)の実施に応じる意向を固めた。自民への批判の高まりを踏まえ、疑惑を抱える議員本人の国会での説明は避けられないと判断。安倍派幹部「5人衆」らの出席を想定し、近く自民幹部が野党側との具体的な調整に入る。


     政倫審というのは政治家による公開リンチの場であり、そのリンチの場に清和会幹部を見せしめも兼ねて差し出というのである。これはおかしい。会計責任者が立件されるという状況は、清和会、宏池会、志帥会の3派閥に共通している。生贄にするのは清和会だけという「選別」には説明が必要だ。ところが自民党内部から異論は出ず、メディアも野党もこの設定に何ら疑問を挟まない。なんだか日本が全体主義国家に成り下がったような気がして、気に食わない。

     さて、朝日などが「裏金問題」と呼ぶ、正確には「政治資金不記載問題」で、自民党は苦境に立たされている。LGBT法のゴリ押しを境に、保守派の多くは岸田自民から離脱し、内閣や自民党を支える支持層が薄っぺらさを増している。自民党は、京都市長選では薄氷の勝利をおさめたが、保守王国と呼ばれる群馬の首長選で大惨敗。4月末には補選があるが、その結果いかんによっては党内政局が先鋭化する。早い話が「岸田おろし」である。

     ところがここにきて「4月解散説」という噂が永田町を駆け巡っているという。

     4月28日には島根1区、長崎3区、東京15区で衆院補選(同月16日告示)が投開票されるが、自民党は長崎、東京では候補者擁立にも苦しむなど、非常に厳しい情勢だ。3連敗すれば「岸田退陣」の声も出るだろう。

     いっそ補選に合わせたタイミングで衆院を解散すれば、世間の気分は「政権選択」になるのでそんなに負けない、というのが解散日程「その1」だ。いや、株が4万円を超え、実質賃金がプラスになり、減税もした後の6月に会期末解散というのが「その2」。

     「その2」だと衆院補選で負けて退陣のリスクがあるので、「岸田解散」なら4月28日投開票しかないと思うが、春に向け、支持率をにらみながらの神経戦になりそうだ。

    岸田


     フジテレビ上席解説委員の平井文夫氏の見立てだ。現状のまま推移すれば、4月末の補選は自民党にとって厳しいものとなる。それでなくても、9月の総裁選における再選が厳しいと見るなら、総裁選の前に選挙に打って出て、「あまり負けなかった」との結果を以て「総理・総裁続投」というプランを練っていたとしても不思議ではない。

     4月には国賓待遇の訪米が予定されている。上手くいけば、上下両院で演説させてもらえるかもしれない。ジャーナリストの山口敬之氏は、訪米に加え、岸田氏による北朝鮮電撃訪問の可能性を示唆する。 日朝が水面下で交渉を進めているのは、もはや周知の事実だ。岸田氏が拉致問題に関する「何らかの進展」を獲得できれば、「あの安倍総理でさえ動かせなかった拉致問題を進展させた岸田」という看板が手に入る。訪米と訪朝という、ふたつの外交で成果を示すことができれば、選挙で負ける確率を下げることは可能なのだ。

     「首相になること」がゴールと言われた岸田氏の新たなゴールが、「首相を続けること」なのであれば、そこには私欲はあっても国益という観点はない。4月解散ともなれば、セキュリティクリアランス法案は間違いなく先送りされる。有権者としては1日でも早く、政権選択権を行使したいところだが、SC法案の行方も気になるところ。なんだか消化不良の政局が続くようで、「気分は春」とはいかないようだ。


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    4 Comments

    両班野郎

    派閥解散は独断専行で決めた岸田氏だが…

    解散総選挙も同じように行くかな?

    可能性は低いと思う。
    そもそも派閥解散を独断専行したことが「ポピュリズム」の結果であり、ポピュリズムが自民は解散総選挙すべきと数字(世論調査)で示されてるなら岸田氏はそうするが、そうでないなら、

    しない。
    それだけの思考ルーチンである。

    この点、「メディアのでっち上げもあるけど」今出てる数字が自民に不利である以上、岸田氏は動くまい。

    しかし岸田氏よ?
    チャンスは「作る」ものだよ。
    ただ観察することがポピュリズムじゃないぜ?

    「アジれ」有権者を。

    敵の共産主義勢力は有権者の感情に訴えて消極的支持を得る策に出ている。
    これと敵対する右派や中道派は同じ策を使っちゃダメなの?

    んなこたあない。
    負けた方は亡ぼされるタマの取り合いに、
    反則技なんてねーよ。

    小泉純一郎の郵政解散、「抵抗勢力」理論じゃないが、

    「立共は現実安保をしない気か!」
    とレッテル貼りし有権者の不興・憎しみを立共に向けたうえで抜き打ち解散。
    これなら勝てそう。

    しかも最悪自民単独で過半数取れなくても、維新や国民民主は「現実安保」に便乗しそうだしな。
    そしたら、

    現実安保救国大連立
    が成り、それはそれで、阿呆な習指導部と下っ端(立共)が策士策におぼれるで面白し。

    • 2024/02/15 (Thu) 09:25
    • REPLY

    両班野郎

    日本の世論に現実安保の「燃料」を投下し続ける露助の状況について

    現役最新式の戦車2000両を失ったと云う。冷戦時代の骨董品でやっと前線を支えている。

    「NATOが北方拡大しフィンランドもスウェーデンもノルウェーも敵になったのにな」

    旧勢力圏のウクライナすら奪還できないようでは、
    とてもNATOに覇権を賭けた新冷戦を挑むどころじゃない。

    「プーチンの五選という私利私欲のために」
    ロシア連邦はどれだけの出血・出費を強いられ続けるのか?
    プーチンは母なるロシアの「裏切り者」としか思えない。
    裏切られても支持を断ち切れないロシア社会は弱い社会。負け犬な社会。
    裏切られ、幸せか?ロシア人
    まあプーチンと目くそ鼻くそな腐った根性の国民性なら別に憐れみも無いがね。
    等しく亡びろ「山賊団」

    露経済は自己申告制のGDP捏造によっても、マイナス成長に入ったようだ。
    弾薬を作る
    という軍需が経済を支えているが、反面民需がシに絶え、華麗に日米欧と先端技術を競う土俵に、

    そもそも露助は乗れない笑

    ほぼ唯一の取り柄である天然ガス石油
    は、中印に足下見られて買い叩かれ、輸出量は増えても輸出額は落ちるという醜体。
    なお輸出額(企業収益)落ちるってことは

    露国民のリストラか!
    ざっまあああ

    言っとくが、
    私はクリミア侵略以前はプーチンとロシアを評価していたんだぜ?
    エリツィン政権の民主化路線は即ち米欧の傀儡路線であり、そのまま露助が奴隷になれば、

    それはそれで面白かったが、
    後を継いだプーチンが謎の粘りで中興した手腕は「敵ながら」感心したものだ。

    しかしその「中興の祖」としての輝かしい名声を、自ら台無しにしたウラジミルプーチン。
    惜しいことだ。

    圧倒的大差での連続当選に拘り、目が曇ったか?

    くだらないな。
    当選は当選なんだから「圧倒的大差」までは不要だろ。
    日本の自民党政権じゃないが、消極的支持による勝利だろうが、勝ちは勝ちなんだよ。

    何人民主化候補がいようが、中興の祖として実績強調すれば、票差は兎も角、蹴散らして当選はできるだろ?
    何が不満かね。

    晩節を汚すとはこのことだなウラジミルプーチン

    • 2024/02/15 (Thu) 09:58
    • REPLY

    国際派

    伝聞ゲーム

    会計担当が作った収支報告書を、登録政治資金監査人がチェックして直したものを総務省に提出し、それを総務省がチェックして誤りがあれば直させたものを公認し、それをどこぞ教授がチェックして不正があったと告発し、その告発に基づいて検察官がチェックして不正があったと送検し、そのややこしいプロセスからなんらかの情報を得たメディアが問題だ、問題だ、記載もれは裏金だ、自民党は悪さをしている、とふれまわっているようである。なにがどういう理由で不正なのか、具体的なことは、国民には全くわからないし、確認できないし、信じるわけにはいかない。またぎきには必ず誤解と憶測がはいってくる。またぎきのまたぎきのまたぎきは、信用できない、というのは、子供の時の伝聞ゲームで習ったことである。もっと合理的でシンプルで信用できるシステムを構築できないものか。たとえ何らかの非合法な金銭処理があったとしても、それを正すコストにみあう社会的な公益がなければ、国全体としてはロスになる、という面もある。

    • 2024/02/15 (Thu) 14:28
    • REPLY

    今國 護

    自民が負けても「特定野盗」にだけ盗られない
    何か妙案あれば…
    厳しいのは岸田ではなく日本国民。

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