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    自民党は保守派の「高市待望論」を無視すべきではない

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     実りある議論が少ないなと思える臨時国会で、維新の松沢成文氏が取り上げたスパイ防止法の議論は有益だ。9日の参院外交防衛委員会で松沢氏は、スパイ行為を処罰する「スパイ防止法」を制定すべきだと主張。だが、上川外相は、「多角的な観点から慎重に検討すべきだと考える。国民の十分な理解が得られることが望ましい」と、慎重な考えを示した。「慎重な考え」というのは「やらないよ」とニアリーイコールだ。

     日本の主権国家としての最大の欠陥は憲法9条とそれによる国軍の不保持だが、スパイ防止法がないことも重大な欠陥のひとつだ。自民党が国家秘密法を議員立法で提案したのが1985年のことだ。以降、国際情勢が大きく変わる中で、23年間もほとんど議論すらされていない。これは国会議員、とりわけ与党としての自民党の怠慢だ。LGBT法ができて、スパイ防止法ができない理由を、国民が理解できるように説明してもらいたいものだ。

     さて、話変わって、高市早苗経済安保相を「首相にする会」と言い換えてもよいような会が、九州で開かれた。「高市早苗さんと歩む福岡県民1000人大会」と銘打ったこの会は、高市氏と作家の門田隆将氏のダブル講演会。会場の2時間前から人が集まり、金属探知機によるセキュリティチェックもあってか、大行列ができたのだそう。会を主催したのは九州財界の有力者のご歴々で、もとは安倍総理の九州講演会を企画した方々だという。要は「安倍政治の後継者は高市早苗しかいない」という認識なのだろう。


     九州の財界有力者が企画し、盛大に行われたこの会。安倍路線の継承という看板が嘘であることが露呈した岸田政権から、多くの保守派が離反しているのが現実だが、この1000人以上が詰めかけた講演会は、左傾化する自民党への警鐘だ。恐らく、この「高市早苗さんと歩む会」は、九州だけでなく、日本のどこで開催しても、相当の聴衆を集めるだろう。派閥に属さない、元来一匹狼の趣きが色濃かった高市氏がこれだけの期待を集めるのは、自民党の派閥の論理では支持率が戻らないことを意味する。そのことを自民党の議員、党員こそが理解すべきだ。

     一方、この手の会は恐らく、大手メディアは取り上げない。その一端を示すのが、ANNのこの報道だ。


     ANNは、次の総理は誰が良いかという調査の結果で、4位の高市氏を、5位の菅元首相とともに「隠した」。そのうえで、6位の上川陽子の名前に色を付けて強調し、印象操作を図った。極めて露骨なやり方だが、これがマスコミの正体なのだ。

     だが、こういう姑息な報道はかえってSNSで拡散され、批判を集めることとなる。マスコミと同じく自民党も、多くの保守派の高市待望論を無視するようなことがあれば、拡散されるのは自民党への失望なのだ。そこをきちんと理解してないと、大きなしっぺ返しが待っている。自民党が国民政党たり得るのか、重要な岐路が目の前だ。


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    6 Comments

    今國 護

    支持者を集めるのは
    一般のコア支持者のみならず
    党(議員)側から多くを集めなければ無理。
    仮に(良し悪しは別に)独裁者でも
    それを支持する家臣がいなければ
    いずれ寝首を掻かれる。
    当然、反日マスゴミと手を組んで
    野盗の難癖やパヨク筋の喚き散らしが
    これでもかとゴリ押しのように押し寄せる。
    しかも党内基盤を盤石なものにしなければ
    身内に後ろから撃つ卑怯者などゴロゴロしてる。
    果たして、これらを纏める事が出来るか否かに
    かかっている。
    それ以外は、殆ど日野打ち所なし。

    とらこ

    現在、上川外相は宏池会にあっての唯一の希望の星なのかもしれませんが、中共ブイの撤去に「ルールに書いていないから撤去せず」の件が彼女の政治信条を明確に表していたと思います。

    想像するに、極めて優等生で決められたことはしっかり守るけれど、発想と行動力に於いて余白がない人、ではないかと感じました。
    このタイプだとすれば、突発的事態に則を超える決断は期待できそうもない、と思います。

    その点高市さんはワイルドw  打つべき時に打てる政治感覚に優れている政治家と拝見しています。
    政治は時機を失ってからの策では有効性を発揮せず、後手後手に回る様では国民にも外交面でも「残念だったねー」で終わるだけでしょう。

    かつて麻生内閣が迷惑を蒙った一件の米国の「サブプライムローン破綻」に、国際社会の中で日本が比較的傷が浅く世界金融に助成できたのは、中川昭一さんが事前に危険を察知して対策を練っていたから、と麻生さんが証言していました。

    閣僚であっても自分の担当外にして関連ある情報を常に集め、ルールの穴を衝いてでも国益のために即決できるタイプの高市さんと、邪な心無く行動を一にして行ける国会議員仲間が増えることを切に願いたいです。

    • 2023/12/03 (Sun) 09:29
    • REPLY

    波那

    LGBT法案を全く国民の声に耳を傾けずに一挙にゴリ押しで法制化出来たんならスパイ防止法も一挙に制定出来る筈と誰もが思ったでしょう?杉田さんが同じ事を言ってくれました。

    杉田 水脈@miosugita
    「さまざまな議論があると承知している」
    https://news.yahoo.co.jp/articles/eb581cd82adcfb519f91d42160431c52e117b249

    LGBT法案についても様々な議論がありました。現に、昨年までの日本政府の見解はこんな感じでした。
    それが今年、猛スピードで成立。
    スパイ防止法も次の通常国会で同じくらいのスピードでやるべきだと思っています。
    (続く)
    news.yahoo.co.jp
    対外諜報機関設置と「スパイ防止法」制定を 維新・松沢氏主張に外相の答弁は(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース
    午前9:32 · 2023年12月2日

    自民党の杉田水脈議員が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、スパイ防止法について意見を述べた。

    杉田氏は、上川外相が、日本維新の会の松沢成文氏の「対外諜報機関の設置とともに、スパイ行為を処罰する「スパイ防止法」を制定すべき」との質問に対し、「さまざまな議論があると承知している」と慎重な意見を述べたことに言及、「スパイ防止法も次の通常国会で同じくらいのスピードでやるべきだ」とポスト。

    杉田氏はLGBT法を例に取り、同法も「さまざまな議論がある」との政府見解から猛スピードで成立したと、岸田政権への皮肉とも取れる発言をした。

    上川外相の後ろ向きの発言については、ネット上で「日本を守る気があるのか!」「スパイ防止法に反対するのはスパイだ」との厳しい意見が飛んでいた。

    杉田氏は、外務省と防衛省から現状をヒアリングをすでに7回実施したことに触れ、「そのための準備を進めている」とした(TNW)

    上川さんは、それまでの法務大臣が忌避していたオウム死刑囚の死刑を一気に断行された時は何と男前な女性だろうと尊敬していたのでスパイ防止法躊躇発言を聞いて心底ガッカリしました。もしや岸田に釘を刺されているのかしらと思ってるのですけど…。

    • 2023/12/03 (Sun) 09:38
    • REPLY

    国際派

    福岡の保守の伝統と気風

    福岡市は、知る人ぞ知る世界で最も豊かで、住みやすく、民度の高い都市である。住民は総じて愛国心が強い保守でありながら、国際感覚もある。神功皇后の墓所である香椎宮、応神天皇の生地である宇美町、東郷神社も近く、元寇防塁の遺跡も残っている。違法移民を取り締まってきた大宰府も近い。風土と歴史が愛国的な住民を育てる。今時、大和文化の発祥地である奈良や関西が、極左や左巻きに侵入されて治安が悪化する時勢であるが、福岡はまだまだ日本の保守文化が残っている。保守が多いと住みやすく豊かな街になるという好例である。川口などとは比較にならない。私が子供の頃は学校にいる時間より博多湾の海でヨットにのっている時間が多く、勉強は全くしなかったが、海洋民族の気風を忘れることはない。福岡市の保守の伝統と気風が、高市氏の政策や国家観とマッチしている。

    • 2023/12/03 (Sun) 10:01
    • REPLY

    レッドバロン

    こころ筑紫の海に波押しわけて行く♪

    思わず「元寇」の勇ましい歌詞が口をついて出ました。鎮西などという歴史的な言葉も思い起こされます。さすがは古き太宰府の存在する地域です。我らの街も、福岡の回天の業に続かなくては。

    • 2023/12/03 (Sun) 16:54
    • REPLY

    HAKASE(jnkt32)

    声を上げ続ける大切さ

    この 12月も、宜しくお願い致します。

    高市経済安保相が門田さんと持たれた会合も、スパイ防止法制定
    を促す 松沢維新参議の言及も共に有意義にして必要な主張だと
    拙者も思います。

    どちらからも感じるのは、やはり「声を上げ続ける大切さ」でしょう。
    或は高市大臣を総理に押し上げる力となるかも知れず、スパイ防
    止法実現に道を開く力となるかもですから。

    報道メディアの「不都合な真実」を覆い隠そうとする志向は相
    変わらずですね。対峙する我々も、そうした「報道しない自由」
    を看破する力をつけないととも思う所です。

    • 2023/12/03 (Sun) 22:53
    • REPLY

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