fc2ブログ

    国会議員の使命のひとつは、官僚による統治を許さないこと。

    ← 応援クリック、ありがとうございます。

     ご存じの通り、私は岸田内閣を全く支持していないが、最近の霞が関の官邸に対する敵対行為はおぞましさを増すばかりだ。

     法務副大臣の柿沢未途が東京都江東区の区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で法務副大臣を辞任、神田財務副大臣が税金滞納問題が発覚して辞任、次に出てきたのは自民党5派閥の政治資金不正問題で、東京地検特捜部が喜びそうなネタがどんどん投下されている。彼らに弁明の余地はなく、庇うつもりはさらさらないが、ネタはすべてカネが絡む問題で、リーク元は財務省だと噂される。

     支持率低迷に喘ぐ岸田首相は、起死回生にと考えたのか、かねてから国民の要望が強かったトリガー条項の凍結解除に向けて舵を切った。このため、臨時国会での補正予算は、トリガー条項解除を求めた国民民主と、日本維新の野党2党が賛成に回り、無事に可決。今日30日。この件で与党と国民民主の3党協議がスタートする。

     増税以外の政策を一切許さない財務省は反撃に出たいところだが、役者がそろわない。同省の代弁者である鈴木財務相は、凍結解除には国・地方合わせて1.5兆円の財源が必要だと答弁するが、その論は既に国民民主の玉木代表に「補助金は1.9兆円かかっているのだから、おつりが来る」と簡単に論破され、役割を果たせない。そもそも国民生活よりも「省益」確保に奔走する大臣など今すぐ去って欲しいのだが、これも岸田首相の任命責任のひとつである。

    鈴木財務相
    THE 無能


     岸田首相は税収増の国民還元を政策にすると語ったが、財務省は返す刀で、鈴木財務相と宮沢自民党税調会長を使って、「んなもん、もう使ったわ」と言わせ、岸田首相のはしごを外した。岸田氏の各所に対するグリップ力の無さが露呈した形だが、財務省は彼らが本気になれば、首相の首など、簡単に飛ばせると思っているのだろう。

     第一次安倍内閣が瓦解した要因のひとつに、いわゆる「消えた年金」があったが、これは厚労省の自爆テロだと言われる。第一次安倍内閣が難産の末に成立させた「 国家公務員法改正(公務員制度改革)」に対する抵抗だ。それでも、安倍総理は大事に政権発足後、第一次政権の遺産であるこの法律を使って、官僚による統治を政治主導に戻した。その反動が岸田首相に襲い掛かっているのだと推察する。

     官僚は黙って政治に従えなどというつもりはないが、少なくとも彼らは国民の審判を受けておらず、彼らが政治主導を蔑ろにすれば、日本の民主主義は名ばかりということになる。だから政治の側には強い統率力が必要なのだ。今の内閣に期待できるとは思わないが、国会議員は我が国の民主主義を守るために、国益や国民生活の向上の真逆を行こうとする官僚と戦ってもらいたい。


    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
    にほんブログ村 政治ブログへ
    バナーが表示されない場合はこちらから。
    人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

    4 Comments

    両班野郎

    「厳しい安全保障関係」とやらが、ジワリ霞ヶ関も信濃町(創価学会、公明党)を変えつつある由

    新・欲シガリマセン勝ツマデハ
    である。

    結構!
    極端から極端に振れるのは我が同胞日本人の短所でもあり長所でもある。

    生真面目、「一所懸命」なだけである。
    その集中力が生み出すエネルギーは計り知れない。

    四六時中「逃げしか」考えてない何処ぞの負け犬民族(漢、朝)より見込みがあると思うね。

    火がつけばそのエネルギーを出せるが、着火に幾分か時間が要る。
    今の、一国(似非)平和主義の末期はしばし我慢の時期である。

    「今回は」国際環境に恵まれているので、勝ち確コースだと思うね。
    第三次安倍内閣なら余裕だが、岸田内閣でも、勝つには勝つだろう。

    変に保守の重要人物が首相になっても、ド汚え漢朝は斬首作戦を狙ってくるしな。

    「本当に」大事なものは隠せ隠せ。
    安倍晋三先生の一件はトラウマ過ぎる。
    先生もあと少し早く「院政」に移行していればなあ。

    なお、
    私がここで名を出せないだけで、安倍先生を継ぐ者はちゃんといる。
    高市早苗先生
    ではないがね。

    まあ期待して待つことだ。

    • 2023/11/30 (Thu) 09:34
    • REPLY

    国際派

    政治家と金の問題

    先進国の中で、日本ほど政治家が金の取り扱いの問題で次から次に更迭されたり辞任する国はないように思う。その原因は必ずしも日本の政治家が金に汚いからとも言えない面がある。社会制度や慣習にも関係している。いつのことだったか、法務大臣が演説を聞きに来た聴衆に一個百円くらいのうちわを配ったことを理由にマスゴミがさわぎたてて、辞任した記憶があるが、あんなことが他の先進国で起こりうるとは思わない。つい最近のことであるが、トランプ一家の経理処理をマスコミが騒ぎ、トランプジュニアも法廷に呼ばれたが、トランプジュニアの弁明は、会計士が経理には責任をもっている、会計士の仕事は経理の合法性と正当性を確証することだ、との趣旨であった。これが、西洋一般の考えを代表している。その後ぱったりマスコミも報道をしていないように思う。会計士が政治家や企業の会計を監査し、監査に合格させてサインすれば、そのあとは会計士の責任である。もとデータに捏造や隠蔽があれば別だが、そもそもマスゴミにプロの会計検査官以上の知識があろうはずはない。日本では会計士が前面にでることもなければ責任をとることもないようだが、いったいどうなっているのだろう。

    • 2023/11/30 (Thu) 10:54
    • REPLY

    今國 護

    派閥のパーティー券のやつは
    某上脇という大学教授の告発なので
    Z省とは違うと思う。
    上脇っていつもの「アレ」なので。
    自民は告発してもば菅直人は告発しないし。

    両班野郎

    題ズレをお許し願うが、「属人的に」習近平が超頼りにしていたアメリカのキッシンジャー元国務長官が世を去った(享年100歳)

    属人的なのでその者がいなくなれば即戦略破綻。

    稚拙なことだ。場当たりなことだ。

    ま、「習近平一人の」目先の政治的利益を計算するだけなら目先さえ見てれば十分なんだがね。

    キッシンジャー氏は元アメリカの国務長官と雖も、それは半世紀以上も前のこと。
    そのような影響力微妙な者に、天下の中華人民共和国の国家主席が会うとは、逆に後者の格を落とす愚かな行為だな。

    どーせせっかちな近平くんのことだから、
    直々にキッシンジャーに「便宜」を計るよう圧力をかけるため謁見したのであろう?

    「だがキッシンジャーに指示を与えた後も別にバイデン大統領はアメリカの国益を譲らなかった」

    ココ重要
    ほらやっぱりキッシンジャーは無力だったじゃないか。
    つかそもそも、一握りに賄賂渡して売国させようって戦略がバカなだけだ。

    「法の支配と民主主義の」先進主要国は賄賂渡した一握りが国を完全支配してるわけではない。土人チャイナとは違う。
    風土が。
    賄賂貰うときのお追従お世辞と、「実際の」売国行為の実行は別だと考えた方がいいぜ?

    近平はバイデン(米)や岸田文雄(日)やスナク(英)が期待した売国をやってくれないもんだから、
    斬首作戦したい雰囲気だが、仮に上の三人が袖の下通してても、日米英の有権者や他の有力政治家の「監視の目」がある以上、
    身動きなど取れるかよ笑
    逆恨みする方が間違ってる。

    習近平や中国の古いやり方は通用しない。
    否、始めから小細工頼みでは限界があったのかも知れぬ。
    負けは運命だったのかも知れぬ。

    • 2023/11/30 (Thu) 18:28
    • REPLY

    ※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
    ※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。