自滅する「汚染水連呼」政党

昨日のテレ朝「モーニングショー」で、コメンテーターの玉川徹が、福島第一原発の処理水放出で中共が日本産水産物の全面禁輸と反日行為を繰り返していることについて、また勘違い発言をしたようだ。
また、中国の根拠のない〝嫌がらせ〟に対して、日本国内からも「対抗措置を講じるべき」といった強硬意見が出ていることには、「日本国内で対中感情の悪化から、ナショナリズムが高まってくる。過剰にナショナリズムが高まると国民にとって利益がないことは戦争の経験から十分学んでいること」と指摘。その上で「これで日本人がナショナリズムを煽られてはいけない。理性的に行くべき」と、冷静な行動を求めた。
パヨたちはやたらこの「ナショナリズム」というものに過剰に反応するようだが、玉川の論理で言うと、日本国民が中共の政策などについて反対の意を示すと、それは「ナショナリズム」とイコールになるようだ。中共への反感は確かに高まっていると思うが、日本国民は中共人民と異なり、極めて冷静であり、理性的だ。彼らパヨには、特定国への反意によって国粋主義が勃興するようなメカニズムが働くような勘違いがあるのかもしれないが、もしそう思うなら病院に行った方がいい。
さて、9日のエントリーで取り上げた、「汚染魚」発言で大炎上した共産党の村井あけみについて、共産党が公認を外し、擁立を取り下げると発表した。村井は2021年の衆院選では、広島7区で、当選した小林史明氏(自民・岸田派)の10分の1にも満たない得票数で惨敗しており、次期衆院選でも勝ち目はない。共産党としては、どうせ消えるであろう供託金の節約ができて、案外御の字なのではないか。小林史明氏のリベラルっぷりを見るにつけ、保守系対抗馬の必要性はあると思うが、煮ても焼いても食えない共産党では選挙の意味すらない。
共産党書記局長の小池晃は11日、定例の記者会見で、「汚染魚」の書き込みが「我が党の見解とは全く反する中身」だとし、「中央の書記局として」削除と謝罪を指示したことを明らかにした。そして、「公認したのは中央本部の責任だ。私からも関係者の皆さんに謝罪をしたい」と語った。だが話はこれで終わらない。
共産党は、処理水を「汚染水」と表現することは継続するそうだ。
「汚染水、あるいはアルプス処理水という言い方を私たちはしています。汚染水という言葉を使ってはいけないかのような議論にわれわれはくみするものではありません。汚染水って言い方自体もきちんと科学的だと思いますよ。」
国民民主の玉木代表は、「汚染魚がダメなら汚染水もダメなのではないか。なぜ汚染水がOKで汚染魚がダメなのかよく分からない。それであれば汚染水という人は全員公認を外すべきではないか」と述べたそうだが、言いえて妙だ。汚染水を主張するなら、そこに生きる海の生き物はその水に「汚染」されるから、魚は「汚染魚」になるはずだ。「汚染魚」だけを切り、「汚染水」を残す理屈は成り立たないが、どうも共産党は理屈の組み立て方が違うようだ。ひと言でいえば「屁理屈」なのだが。
直近のNHKの世論調査では、共産、社民、れいわが軒並み支持率を落としている。3つの政党の共通項は「汚染水」の連呼だ。阿部知子や石垣のりこなど、一部の議員が汚染水を連呼している立民党も、支持率低下の例外ではない。国民の間では「福島を支援しよう」「日本の魚を食べよう」という機運が盛り上がっているが、彼らのような「汚染水政党」は、その国民感情すら読めず、一部の支持者のために汚染水を連呼しているのだろう。
彼らの議席を限りなくゼロに近づけるには、放置が適当かもしれない。小池晃はソウルに飛んで、李在明と一緒にハンストでもしてきたらどうか?
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