サンモニよ、「軍拡」とか「学徒動員」じゃ視聴者に響かないぞ?w

菅前総理が大ナタを振るい、新会員候補者のうち6名の任命を見送ったことで明るみに出た「日本学術会議」の正体。左派メディアや特定野党は「学問の自由の侵害だ!」「学問と思想の弾圧だ!」などと大キャンペーンを張って、菅総理をこっぴどく批判したが、返って学術会議の本質的なダメさ加減が広く共有された。結論から言うと、「政府からカネだけもらって、国家のために役立つことは何もしていない」という同会議の正体が周知されたわけで、現状では「解散しろ」、「政府に依存せずに、独立機関としてやれ」というツッコミが大半を占める。
さて、その日本学術会議の全会長である山極壽一が“お馴染み”サンモニに出演したが、戦後サヨクの古臭さを電波で宣伝しただけで、「まだこんな理論を展開しているのか」とびっくりさせられた。話題は、G7広島サミットで発表された「首脳広島ビジョン」がロシア、中共、北朝鮮やイランの核兵器、核開発を批判しただけで、核兵器禁止条約の一切言及していないという問題で、待ってましたとばかりに山極が持論を展開する。だがその持論が幼稚極まりないのだ。
昨年、政府は、国家安全戦略、安全保障戦略というのを3文書を公開しましたね。その中で先制攻撃も許すと言っているし、それから言い方の問題だと思うんだけれども、日本を攻撃したら大変なことになると相手国に思わせるような武力を持たなければならないと明記してあるわけですよ。
要するにこれは軍拡構想に、競争に参加するってことでしょ。
だから各国は、日本はいずれ核を持つかもしれないということを言い出してるわけですよ。
これはねやっぱり平和憲法を持つ日本としてはね、片手落ち。
なおかつ私がすごく心配するのはね、その中に自衛隊員の数を増強することはないって書いてあるんだけど、でも戦争っていうのはね、やっぱり兵士の数の問題ですから、ロシアとウクライナ見てもわかるようにね、いずれは学生が動員されるんじゃないかと。
これはすごく私は不安です。
学徒動員というね、負の歴史を背負う各大学は、そのことをちゃんと肝に銘じなければならない。学生を戦地に行かせることだけを決してしたくないと思います。
この主張に膝を打つ人がいたとすれば、自分のボケ具合を心配した方が良い。平和は、憲法9条のような理念が維持しているわけではない。自衛隊の不断の努力や日米同盟があればこそで、仮想敵国、敵対国との軍事的均衡がそれを可能にしている現実を認識しなければならない。軍拡というのは明らかなレッテル貼りで、ウクライナのような軍事的劣勢がロシアの侵略の原因になった。現在進行形の教訓がありながら、その現実を無視し、脅威を与える側ではなく自衛する側を叩く発想は理解不能だ。
今さら学徒動員を持ち出してきたのには失笑してしまった。これは、平和安全法制が議論される中で、当時の民主党や共産党、SEALsといった反対派が同法制を「戦争法」と呼び、「徴兵制になる」などと批判していたロジックと何ら変わりない。その批判を展開した特定野党4党はその後行われた参院選1人区で統一候補を擁立したが、結果は11勝21敗。彼らは負け、平和安全法制に対する戦争法、徴兵制という批判は誰も使わなくなった。山極は周回遅れ以上だ。
山極は一応、日本学術会議の「前」会長だ。だが、こういう手垢のついた政府批判を展開のを見ていると、「やっぱり日本学術会議は解散した方が良い」と思うのは、私だけではないだろう。
法政大前総長の田中優子が、この「軍拡」に呼応し、こんなことを言っていた。
軍拡、いま始まってますけれども、やっぱりこれ公明党も賛同してるんですよ。それとっても不思議です。党員の方って、公明党の党員だけじゃなくて、創価学会の特に女性達って、この問題どう思ってるのかなって思ってね。ちょっとこれもずっと疑問でした。ですからその答えがそろそろ出るのかなって気がしてます。
公明党よ、田中も言っているぞ?そろそろ連立を離脱したほうがいいんじゃないか?(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング