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    次期衆院選の焦点のひとつは、立民が「どれだけ負けるか」だ。

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     G7が成功裏に閉幕し、岸田首相に対しては概ね高評価が示されているようだ。閉幕まで待てばいいようなものだが、読売新聞・日テレ、変態新聞がそれぞれ20日から21日にかけて世論調査を実施したが、岸田内閣の支持率は大幅に向上している。読売新聞・日テレの調査では支持率は56%と、前回調査から9ポイント上昇。逆に不支持率は前回調査から4ポイント減少し、33%だった。変態新聞の調査では、支持率が45%で、前回調査から同じく9ポイント上昇し、不支持率は46%ながら、前回調査比で10ポイントの下落だった。G7広島サミットが高い評価を得たことになるし、「ゼレンスキー効果」も極めて大きい。武漢ウイルスの感染症法上の位置づけが5類相当に見直され、「コロナが去った」ことも好感しているはずだ。「運も実力のうち」と言うが、岸田氏は非常についている。

     政党支持率に目を転ずると、これがまた興味深い。各党の支持率はこのような結果となった。左が読売、右が変態の数字だ。

     自民 38%(+4)/28%(+3)
     立民 5%(+1)/9%(-2)
     維新 7%(+1)/17%(+2)

     読売と変態で数字に開きがあるが、世論調査などというものは参考程度に見るだけで良いのであり、把握しておくべきは「傾向」だ。長期間にわたって低空飛行が続く立民を、支持率で維新が凌駕している。象徴的なのはこの記事である。

    野党第1党にふさわしいのは「維新」47% 毎日新聞世論調査(変態新聞)

     20、21日実施の毎日新聞全国世論調査で立憲民主党と日本維新の会のどちらが野党第1党としてふさわしいかを支持政党にかかわらず尋ねたところ、「日本維新の会」との回答は47%で、「立憲民主党」(25%)に2倍近い差を付けた。「わからない」は27%。全国11の衆院比例代表ブロック別でも全てのブロックで維新が上回っており、4月の統一地方選で躍進した維新の勢いが裏付けられた。

     ブロック別で維新の割合が最も高かったのは、維新が地盤とする「近畿」の7割で、立憲は2割にとどまった。「東京」「東海」も維新4割に対して立憲は3割だった。

     無党派層に限ると維新は3割、立憲は2割で、「わからない」が5割。自民支持層では6割が維新、1割が立憲だった。年代別でも全ての年代で維新が上回ったが、高齢になるほど立憲との差は縮まる傾向にあった。男性で維新と答えたのは5割で立憲は3割。女性は維新4割、立憲3割だった。(以下略)

    野党第1党にふさわしいのは「維新」47%


     これは世論調査であり、選挙では少なからず組織票が動くため、選挙結果は別物だ。ただし、立民の凋落と維新の伸張は、これ以前の世論調査の傾向にも表れており、今回の調査結果はその傾向を更に強くするものだ。今後はこの趨勢がもっと顕著になるだろう。

     私は維新を支持しないが、維新が立民と違うのは、少なくとも議論が成り立つということだろう。一時は提案型野党への転換を標榜した立民だが、長くは続かず、ほどなく単なる批判型野党に先祖返りした。彼らは議論を主戦場とする政党ではなく、私が古くから主張する通り、「政局だけ」の政党なのだ。彼らの主張を聞いていても、国民の生活に資するものは見当たらない。国民は、そんな立民にもう飽きているのだろう。

     G7広島サミットが終わり、政局的には解散時期が最大の焦点化している。今の自民党は支持できないが、少なくとも自民は負けないと思われる。そうすると、最も注目するのは、立憲民主党が「どれだけ負けるか」だ。彼らに回復不可能な打撃を与えることができれば、日本の政治は少しは前に進むだろう。その点から言えば、早期の解散も悪くない。


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    4 Comments

    T·ODA

    次期総選挙を経て、立憲は左右に分裂し、左派は共産と組んで極左勢力を造り、その余は維新か国民民主に再就職を図ると見ています。

    サヨクの炙り出しと浄化という意味では、いい傾向とは思いますが、次の課題は、政権に巣食う創価公明を叩き出すことにないでしょうか?

    • 2023/05/23 (Tue) 07:39
    • REPLY

    敷島やまと

    この機会に自民は公明と縁切りを

    新しくできる東京28区で公明党が候補者擁立を自民にゴリ押しして、認めなければ自民候補を推薦しないとか。

    渡りに船とはまさにこのこと。
    公明党創価学会と縁を切る絶好のチャンス!

    公明党の要求に屈して自民候補を出さなければ、先の奈良県知事選のような醜態が起こるのでは?
    自民票はまず立民に流れることはなく、維新に漁夫の利を与えることになるだけだと思う。

    昨年の参院選で岡山選挙区の小野田紀美候補は公明の推薦を断ったが、立民候補にダブルスコアで圧勝。
    無党派層には公明の推薦がない方がむしろ有利に働くのでは?

    高齢化や新興宗教への風当たりから創価学会の弱体化が言われている中で創価学会に頼る選挙はもう時代遅れ。
    さっさと三下り半を突き付けるべき。



    • 2023/05/23 (Tue) 09:04
    • REPLY

    (名前空欄)

    維新と立憲

    他社調査でも、維新>立憲になってきてますね

    自民の対抗勢力、維新に期待4割 立民を圧倒―時事世論調査
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051800779&g=pol

    次期衆院選での比例投票先、維新が立民上回る…読売世論調査
    https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20230521-OYT1T50114/

    「維新から衆院選に出ないか」「今の立憲から出馬するのはちょっと…」勢いづく維新と崖っぷちの立憲。“共闘ご破算”なら、ほくそ笑むは自民ばかり
    https://news.yahoo.co.jp/articles/a64c60bd2a65d6ddfa69892e5f79234eb4df2006

    >日経新聞とテレビ東京が4月28~30日に実施した世論調査では、維新13%に対して立憲9%。
    >また、立憲と維新のどちらを野党として期待するかという問いには、51%が維新と答え、27%の立憲を大きく引き離した。

    >同じく4月29~30日に共同通信が実施した世論調査でも維新12.2%に対して立憲7.6%となり、維新が立憲を逆転した。

    • 2023/05/23 (Tue) 17:26
    • REPLY

    とらこ

    確かに維新ならば「少なくとも議論は成り立つ」ですね。

    国政議会に於いて延々と週刊誌レベルとプロパガンダ紛いのくだらない「追及」で時間を消費されるのは、日本国家の恥ですし国益を損う行為そのものです。

    与野党が健全な政党であれば、政府と議会に権力の二分でバランスを取らせれば良いと考えますが、現在の政府と議会を視るに・・・選挙が近々になるか秋になるか分かりませんが投票先に迷います。

    • 2023/05/23 (Tue) 19:21
    • REPLY

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