小西、杉尾は潔く負けを認めよ

昨日28日、2023年度予算案が参議院本会議で可決され、成立した。参院が可決しなくても自動成立した予算だが、国会はひとつの山を越えた。
参院予算委では、令和5年度総予算の締めくくり質疑が行われた。立民から質問に立った杉尾の質疑を全て見た。印象としては杉尾の完敗である。
杉尾 一番最初のときに高市大臣が怪文書だと切って捨てたのが始まりだ。怪文書ではなかった。行政文書だった。
高市 事実と異なる内容を入れられている。これは怪文書の類いだ。
杉尾 責任を大臣は感じていないのか。辞めてください。大臣をお辞めください。
高市 私は何らやましいこともないのに、大臣の職を辞するということはない。
杉尾は、この行政捏造文書の確認に、膨大な時間が費やされたと言った。その責任を高市大臣に求めたのだが、筋が違う。そもそもこの、信用に足らない行政捏造文書を持ち出すからこんなことになる。高市大臣の表現で言えば、この文書は「作成者不明、配布先も不明、作成目的も不明」であり、小西や杉尾はこの程度の文書で国会を引っ掻き回し、予算委員会の時間を浪費しただけだ。その責任を高市大臣に求めることなど、究極の責任転嫁である。辞めるべき議員がいるとするなら、正確性の無い文書で連日イチャモンを付ける小西や杉尾だろう。
この質疑でひとつ、改めて明確になったことがある。立憲民主党の支持率が何故低空飛行を続けるのか、だ。この党は、国民の生活など、何も考えていないのだ。国民は、日々の生活が少しでも豊かになることを政治に求めている。だが、立民党の質疑を聞いていても、国民生活が豊かになる要素がまるでないのだ。もちろん、旧民主党の負の遺産を、国民が忘れていないことも理由の一つだ。だが、彼らは政権批判や言いがかりによる大臣辞任や首相の任命責任を求めるばかりで、それが仕事だと勘違いしているのだ。
よせばいいのに、杉尾は「この話は今回で終わりではない。本会、ずーっと続く。それだけははっきり申し上げておく」と捨て台詞を残した。もう勝負は見えているのだが、小西や杉尾がこの問題を追及すればするほど、彼らは沼にはまるように、出口を見失っていく。それどころか、公文書漏洩の教唆で、彼ら自身が責任を追及される側になる可能性すらあるのだ。
昨日、Twitterで「負け惜しみ」ということばがトレンドに入っていた。小西や杉尾を指したキーワードだ。彼らは負け惜しみをする前に、早々に敗北を認め、撤退した方が身のためだ。
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