「高市大臣、罷免の可能性」に物申す

高市経済安全保障相が立民の杉尾の「全く信用ができません、あなたの答弁は。どうですか」という失礼な挑発に対し、「信用できないなら質問なさらないでください」と返した件に関し、立民党が「高市大臣が訂正して謝罪しない限り、予算審議に応じない」と言っているらしい。「お家芸のボイコット、再び」といったところだ。労働組合の条件闘争じゃああるまいし、この手垢のついた審議拒否という手法はこのご時世ではウケないはずだが、立民党はお構いなしだ。
予算は衆院を通過しているので、参議院の審議いかんにかかわらず、時が来れば自動成立する。要するに「抵抗した証」を残したいという、立民党の一種のマーキングなのかもしれないが、他に打つ手がないのかもしれない。また、小西文書の追及が頭打ち状態になり、加えて文書の信憑性に疑念が多く積み重なってきている状況で、これ以上の追及が自らの被弾になる可能性を勘案してなのかもしれない。
自民党は、このような特定野党の揺さぶりに右顧左眄(うこさべん)している場合じゃないと思うのだが、よりにもよって、高市大臣に訂正・謝罪させるか、または高市氏の首を差し出す可能性も囁かれ始めた。
政府は立憲の脅しに対し、高市大臣の首を差し出そうとしている。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) March 18, 2023
これは絶対に止めなければならない!#高市大臣の罷免を防げhttps://t.co/9wTmVl114z
百田尚樹氏がこのようにツイートした。有本香氏も続く。
お、百田さんに先越された。しかしこの動きがあることは確かです。怪文書の類で高市大臣を嵌めようとした筋悪の野党から、高市さんの答弁撤回と謝罪まで要求されて、これを唯々諾々呑もうとするとは情けない。自民党の国会対策は一体何をしているのか。このままでは自民党は岩盤支持層を失いますよ。 https://t.co/mrcVwkqZLN
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) March 18, 2023
有本氏は「このままでは自民党は岩盤支持層を失いますよ」と仰っているが、もう既に相当数が離反済みだろう。私は自民党支持者ではないので、その岩盤支持層の形成には加わっていないが、もし党員だったら離党しているかもしれない。
参議院議員の青山繫晴氏は、ブログに、「高市経済安保大臣が岸田総理によって罷免される動きは今、現在、まったくありません」と書いているが、有本氏の「この動きがあることは確かです」とは全く正反対で、どちらが正しいのかは続報を待たなければならない。だが、ひとつ言えることは、仮に高市氏が罷免されるようなことになれば、岩盤支持層がごっそり抜けた、リベラルというより左派政党の自民党の完成に限りなく近づくということだ。
総務省が発表した資料を確認すると、「作成者および同席者のいずれも、この時期に、放送部局から高市大臣に対して、放送法の解釈を変更するという説明を行ったと認識を示す者はいなかった」と記述されている。高市氏の関与は否定されているのだ。にもかかわらず、ホームルームもどきの審議拒否にふりまわsれ、大臣の首まで差し出すようなことになれば、政権としての負の遺産がまたひとつ追加されるだけだ。
岸田政権の出方に注目だ。高市大臣には、中共や北朝鮮、そして多くの親特亜の議員、ジャーナリストが嫌う「セキュリティクリアランス」を法制化するまで、何とか頑張ってもらいたい。皆で支えよう。
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