また始まった立民党の内部批判 ~ また分裂ですか?それとも党名変えますか?ww

読売のサイトに「共産党員が異例の執行部批判、「党首公選」求める本相次ぎ出版…志位氏に疑問突きつける」という記事が掲載されていて、ちょっと面白い。内容は、在任期間が20年以上にわたる志位委員長に疑問を突きつける書籍を、共産党の現役党員2人が今週、相次ぎ出版するという話だ。著者のうち一人は、党首選を実施すれば「議論が公開で行われることによって、共産党は異論を許さない『怖い』政党だという認識に変化が生まれる」と主張しており、党内議論を決して表に出さない党の体質を批判している。日本共産党の党籍を離れた人の党批判を耳にすることはあるが、党の内部からこういう告発が出ることは滅多にない。
その批判の的となる志位和夫は、党首選を実施しない理由を、こう説明しているという。
「(実施すれば)必ず派閥ができる。派閥は作らないことが(党の)大原則」
なんのことはない。これは独裁の考え方なのだ。異論を一切許さず、党員は幹部が決めたことに従えというなら、中共や北朝鮮と何ら変わらない。こういう人たちが、安倍総理のことを「独裁」「ヒトラー」と呼び、批判していたのだから、何をか言わんやだ。
さて、党幹部に対する批判なら、こちらも負けていない。というか、五十歩百歩だ。
立民 蓮舫氏 去年の参院選めぐり 泉代表の発信力に問題と批判(NHK)
立憲民主党の蓮舫・参議院議員は、去年の参議院選挙で党の支持が広がらなかったのは泉代表の発信力に問題があったと批判し、政策の発信を強化するよう党執行部に注文をつけました。
立憲民主党の蓮舫・参議院議員は、17日夜、東京都内の大学で講演しました。
この中で、蓮舫氏は、去年の参議院選挙で党の支持が広がらなかった原因を問われたのに対し「泉代表の発信力がダメなのではないか。経験が浅く、知名度がない人をトップに立てると、まっとうな政策を言っても国民に届かない」と述べました。
そのうえで「野党の存在価値は、賃上げなど『こういう社会をつくりたい』と声高に言うことだ。われわれには政策があるので、執行部は猛省して、来週23日からの通常国会では国民に政策を届ける立憲民主党でなければならない」と注文をつけました。
「国民に政策を届ける立憲民主党」なるものは、今までも存在していないし、今後もないだろう。彼らは政局だけの政党であって、政策で対抗できないことは、国民を騙した詐欺パンフレットと呼ばれた2009年総選挙時の「マニフェスト」で立証済みだ。そもそも、政策を掲げようとしても、政府与党の揚げ足取りをする党議員ばかりが前面に出る循環が、下野の約10年間、ずっと続いているのが彼らの実態だ。つまり、「政策を届ける」というのは表向きの「ええ恰好」であり、政策をサボって政府与党の粗探しに終始してきた党の本質のツケを、泉代表に押し付けているだけなのだ。
実際のところ、旧民主党から派生する政党は、党勢の不振を誰かに押し付け、分裂し、野合し、その過程で党名をロンダリングするだけなのだ。うだつが上がらぬ政党の根本的な原因を作ったのは、鳩山、菅、野田と続いた3年3カ月の民主党政権の中枢にいたレンポウのような人たちだ。泉健太を擁護する気はさらさらないが、レンポウ自身の発信力が、国民に毛嫌いされている現状を、少しは理解したらどうか?と返したい。
岸田内閣の支持率は、その岸田氏がベッタリの読売新聞の直近の調査で39%であり、決して低いとは言えない。党内に強力なライバルが不在で、野党の体たらくも続き、安倍・菅政権に対したような批判を控えるメディアの間接的な後押しがあることを、岸田氏は僥倖とすべきだ。
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