男女共同参画という闇 ~ 政治・行政はColabo問題を徹底的に調査せよ

大晦日深夜(元日明け)のテレ朝恒例「朝まで生テレビ」で、司会の田原総一朗氏がパネリストに「この国(日本)から出ていけ」と暴言を吐いたらしい。田原は後に謝罪したが、老害が120%出たような展開だ。そもそもこの番組に継続の意義があるかといえば、答えは否だ。昔は部落問題や右翼を取り上げるなど、内容はともかくテーマ選定に面白みがあったが、他の番組同様、「挑戦」しなくなった朝ナマにも役割の終わりが来ているのだ。
昨年末から話題沸騰のColabo(仁藤夢乃)問題だが、私はこのテーマには完全に出遅れてしまったので、ブログで言及することは控えてきた。年末に直接かかわった方の告発的なツイートが出てきて、やはりと思ったのは、手口が「生活保護受給という甘い汁を吸わせたうえで、その人物ごと取り込む」という日本共産党の伝統芸そのものだということだ。Colaboに関する疑惑はおおくのサイトでいわゆる「まとめ」が行われているが、共産党への繋がりは間違いないと思われ、かつ、Colaboの不正会計疑惑について文書開示請求を受けた東京都が事実の隠蔽を行っている点などを勘案すれば、闇は極めて深い。だが、この件も守旧メディアは取り上げない。いわゆる「報道しない自由」だ。
政治の世界での反応の鈍さはいつものことだが、先ごろ総務政務官を事実上、更迭された杉田水脈氏は、「年明けから男女共同参画事業を調査の対象にしたいと考えていたので、とても残念」と発言している。こういう評価されるべき活動もろとも切り捨てた内閣にはもう期待しないが、正しきことをまっすぐ主張し、取り組んできたのが杉田氏である。自民党は杉田氏の予算委員会等における質問機会を十分に確保すべきだ。
防衛費の相当な増額という、国民へ説明する前にバイデン米大統領にコミットした岸田首相は、防衛費を人質に取った増税を言い出した。「あらゆる策を講じても1兆円足りないから、その分だけ」というふれ込みだが、これが蟻の一穴というものだ。何が何でも増税をさせたい財務省は、今後も見え透いた嘘でも、恫喝、情報戦を用いて、自民党の緊縮派、財政健全化のシンパを利用し、増税を画策する。
Colaboも対象となる男女共同参画事業には、9兆円の予算が付けられているという。Colaboのような団体の活動にも、当然、税金が投入されている。国民に増税の負担を強いる前に、いまの税金が健全に使われているかを徹底的に調査し、無駄な支出を削減するのが先であり、話はそれからだ。
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