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    テロリストの太鼓持ち記事を掲載する変態新聞を批判する

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     間違いなく今年の10大ニュース的なもののなかでトップランクに入るであろう「7.8奈良テロ(安倍元総理暗殺事件)」。この事件では、実に奇怪な展開があった。安倍総理の暗殺というテロの裏に、テロリストの母親のカルト宗教への傾倒という背景があり、犯行への批判はカルト宗教への批判にすり替えられた。TVや新聞らマスメディアは、カルト宗教問題ばかりを取り上げる姿勢を貫き、テロ行為への批判を置き去りにした。結果として、テロは許さないという広く共有されるべき普遍的な価値観はおざなりにされたのだ。

     世の中にはねじ曲がった思考を持つ人がいて、署名サイトChange.orgにはテロリストの減刑を求める署名が立ち上がった。現時点でも1万人を少し超える程度の、しょぼいキャンペーンになっていることは数少ない救いのひとつであるが、この1万人の筆を動かしたのも、「テロは絶対悪である」という考え方を、カルト宗教問題のわきに置いたマスメディアに、その責任の一端はある。

     27日、変態新聞が異様な記事を掲載し、社会的批判を浴びている。ハイジャックや大使館占拠事件を起こした日本赤軍の元最高幹部、重信房子の長編インタビューを掲載しているのだ。インタビューは重信が獄中にあったときに行われたもので、聞き手は飯田高誉という美術評論家、記事の構成は平林由梨という学芸部所属の記者だ。

    重信房子


     記事は前後編に分かれて掲載されているが、有料記事であるので全編を確認することはできない。だが、この記事を拾ったツイートを読んでいると、日本赤軍の数々のテロを正当化したい重信を、変態新聞がサポートを買って出ているような印象を受ける。そのサポートはこんな文面に表れる。

     重信房子さんの論理的で穏やかな話しぶりが印象的であった。また、日本赤軍で展開した闘い方の責任を感じながら次世代を担う若い人々と「実践的な出会い」によって連携し、社会を変えていけるような活動をしたいと語ったことに無力感が蔓延っている現代社会への展望を切り開く意志を感じた。


     ほぼ「礼賛」である。言い換えるなら、「テロリストの太鼓持ち」とすべきか。この愚劣なインタビューに反応した駐日イスラエル大使のギラッド・コーヘン氏は、「テロリストには、社会で行動する権利も、発言の機会も与えられるべきではありません」と、記事を批判した。

     こういう悪を悪と認識できないジャーナリズムによって、テロという行為に対する認識が鈍らされていくのだ。その影響が顕著に出たのが「7.8奈良テロ」だ。このテロリストのインタビューをほぼ無批判に掲載した変態新聞には本当に反吐が出る。

     「無力感が蔓延っている現代社会への展望を切り開く意志を感じた」などという薄っぺらい解説などどうでもよい。テロはテロであり、絶対に許されない行為だという認識を発信するだけでよいのだ。


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    2 Comments

    今國 護

    これがパヨクの本性だ、と言っても過言では無いでしょう。
    何しろ隣に本家テロリストマンセー国があるのだし。

    とらこ

    インタビュアの発信物から職業としての肩書は関係なさそうな活動家風に感じましたが、重信インタビューのツイートで「時代精神」と言う辺り、随分雑な括り方をする人、と言うのが感想です。

    勿論、いくらなんでも時代時代が一面的なモノだとは思って居ないでしょうけれど、文章だけを参考にすると、重信一人或いは迷惑そのものだった赤軍派を捉えて「時代精神」とは言うな!です。
    学生運動の中でも民青と赤軍派ははっきり浮いた存在でした。
    で、なんで今頃変態新聞が?です。変態新聞だから、とも言えましょうけど。

    アチラ様方に多い「社会を変える」と簡単に言う言葉に思うのは、何をどう変えたいのか具体的に言えばよいのに、とその都度思います。
    「社会」は皆のものですから、衆に向かって未来図を示さないで「変えます」は無責任に過ぎます。

    テロリストは事の如何に関わらず人殺しで破壊者です。ですから彼らを持ち上げる人たちが言う「戦争反対」は欺瞞そのものです。

    • 2022/12/31 (Sat) 01:17
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