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    岸田外交、トマホーク大量購入で米国に媚びを売り、今後は中共に防衛3文書の「ご説明」

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     安倍元総理の遺産を全方位で食い潰そうとしている岸田政権。以前も岸田ショックと言われる株価の下落があったが、これは岸田氏が金融所得課税の強化を言い出したために起きた。お次はデフレからの出口がようやく見えてきたところでの、いわゆる防衛増税だ。来年の国会で日銀新総裁人事があるが、それを見据えてか、2013年に政府・日銀間で結んだ政策協定(アコード)の見直し論まで浮上している。日経平均株価が一時800円以上値下がりしたのは防衛増税が直接的な原因ではないものの、増税を断行し、景気を冷やそうとする政権に直面すると、暗雲が垂れ込める将来像しか描けない。

     岸田氏が食い潰そうとしているのは経済だけではない。むしろ、国際社会で日本のプレゼンスを飛躍的に向上させた安倍外交も餌食となる可能性がある。それは中共との距離感を見るとよくわかる。

     19日、中共海軍の測量艦が鹿児島県・屋久島の南側の日本領海に侵入した。尖閣沖海域で常連となった中共海警局ではなく、軍の艦船だ。それに先立つ16日、空母を含む中共海軍の艦艇5隻が、沖縄本島と宮古島の間を南下し、沖縄南方の太平洋上で、艦載戦闘機の離着陸などが行った。空自の戦闘機がスクランブル発信して対応したが、中共によるサラミスライス作戦は着々と実行に移されている。

     日本政府は19日の領海侵入について、外交ルートを通じ、中共側に強い懸念を伝達したそうだ。この懸念とは、外交上の批判表現のプロトコルにおける8段階の規定の中で、最もレベルが低い表現だ。

    レベル8 - 断固非難
    レベル7 - 非難
    レベル6 - 極めて遺憾
    レベル5 - 遺憾
    レベル4 - 深く憂慮
    レベル3 - 憂慮
    レベル2 - 強く懸念
    レベル1 - 懸念


     領海侵入は列記とした敵対行為である。日本の艦船が中共の領海に無断で侵入したとすれば、中共側は「懸念」程度では済まさないだろう。まして、一般の漁船ならいざ知らず、軍による威嚇・敵対行動だ。中共に対する非難決議すらまともに発信できないのが日本政界だが、批判の強い「遺憾」よりも数段レベルが低い「懸念」で収拾をはかろうとするのなら、こういう政府は国のかじ取りを担う資格すらない。

     そういった「媚中」と言う態度が顕著な政権にあって、今度はリン外相が訪中するという。目的は、日中防衛当局間における海空連絡メカニズムのホットライン運用開始への道筋についての議論、また、日中安保対話や日中ハイレベル経済対話の再開だそうだが、こんな見方もある。

    年末に日本が決める国家安全保障戦略などの防衛3文書に関しても説明するとみられる。防衛費の増額や反撃能力の保有といった内容に理解を求める。(日経)

    リンホウセイ


     自民党の山田宏参議院議員が、「中国が軍事力増強でわが国に説明と理解を求めたか?こんな訪中は絶対反対だ。」と猛烈に批判しているが、批判は当然だ。主権国家である日本が自国の安全保障政策をどう策定しようと、それは主権そのものであって、他国の了承を前提とするものではない。理解を求めること自体がナンセンスであり、理解などなくても、必要なものを整備するのが国防だ。トマホークを500発購入することで米国のご機嫌を窺い、今度は防衛費増額と反撃能力保持の「ご説明」を市に中共に媚びへつらう。この属国主義的な外交姿勢は、国民の反発と、アジア諸国の落胆をも招くだろう。この外交センス、なんとかならないものか。

     安倍総理は習近平に会うたびに、「自国を守ろうとする日本の意思を見誤るな」と、わざと繰り返し伝えていたそうだ。それが菅政権を経て岸田政権になったら、「防衛費の増額や反撃能力への理解を求める」となってしまう。この劣化は、見るに堪えぬほど無残だ。

     この政権に気骨ある外交、したたかな外交を求めてはならない。そんなことは、リンホウセイが外相に指名された時点で諦めるべきだったのだ。秒単位で失われる国益を心から憂う。


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    10 Comments

    (名前空欄)

    あらあら、投稿制限を掛けられてしまいましたね。
    そんなに私のコメントが怖いのであれば、やめてあげますよ。

    • 2022/12/21 (Wed) 07:34
    • REPLY

    とらこ

    日本がまともだった時代には、こういう、徹底的に国家観無し、外交センス壊滅で依存心と奴隷根性満点の政府構成員は、まとめて「売国奴」と蔑まれたでしょうにね。

    中共に我が国国防の全ての情報を伝えに行くようなものじゃないかしら。



    今日の晩御飯はトンカツで決まり!食いちぎってやるゼ

    • 2022/12/21 (Wed) 07:51
    • REPLY
    やす

    やす@管理人

    Re: 岸田外交、トマホーク大量購入で米国に媚びを売り、今後は中共に防衛3文書の「ご説明」

    怖い?(笑)
    何度も申し上げているが、もう一度言いましょう。
    貴方からのコメントは金輪際お断りです。

    • 2022/12/21 (Wed) 07:53
    • REPLY

    とらこ

    コチラのブログの投稿制限は、もっぱら小汚く内容がないモノにかけられますよね。

    • 2022/12/21 (Wed) 07:55
    • REPLY

    今國 護

    「外交の岸田」って、誰が名付けたのか?

    ツクノ

    ⚪岸田総理と自民党は、安倍晋三さん亡き後、よく対応していると思う。無論、満点ではないが、岸田総理なりに努力はしていると思う。

    ⚪安全保障については、日本に脅威となる軍拡があるのは、やはり否めないだろう。例えばなぜ、中国が北朝鮮へ弾道ミサイル車両を提供したのか、日本に中国の説明はあったであろうか。例えば、空母遼寧の購入は、ある意味ウクライナは中国には瞞されたと思うが、その改修や売却が必要だったのかどうか。また、ロシアは、ウクライナ侵攻が始まったとき、北方領土問題と平和条約交渉の長年にわたる話し合いを台無しにして、次は北海道だとばかりに軍事演習を繰り返している。

    ⚪津軽海峡や対馬海峡、大隅海峡などは、公海ではなく日本の領海として国際機関に変更申請して、パナマ運河やスエズ運河のように、通行料金を取ったほうが良いと思う。

    ボンちゃん

    不偏不党ではないマスゴミに電波免許の停止、スパイ防止法の成立、外国人の日本の土地購入の禁止、外国人留学生の優遇制度の撤廃、在日朝鮮人の国外追放、在日中国人の送還、外国人生活保護の撤廃、送還やるべき事はやらずボンクラ岸田は馬鹿なのか? 男女共同参画などという内容の無い馬鹿政策の予算を防衛産業の育成に振替て内需を拡大させて経済を成長させれば税収も増える。税収が増えても、増税によるものでなければ出世にならないという、財務官僚は首を切るべき。国債が次の世代の負担になる前に今のままでは次世代に渡せる国が無くなるだろう。遅ければ遅いほど国が危なくなる。日本は国民主権で財務官僚主権では無いのだ。

    • 2022/12/21 (Wed) 18:53
    • REPLY

    ボンちゃん

    林芳正は総理大臣になる為に参議院から衆議院に鞍替えしたそうだが、このハニトラ、マネトラ汚れの間抜け狸面が総理大臣になるならば金輪際自民党は支持しない。

    • 2022/12/21 (Wed) 19:01
    • REPLY

    レッドバロン

    足して二で割るのとアクセルとブレーキを同時に踏むのが岸田政治か。いずれも二流の政治家に任せると、或いは小心翼翼たる小役人が行政を弄るとどうなるかと言う最悪の事例にしか見えません。サミットを花道にするなどと、悠長なことを言ってられないです。岸田君の早急な退陣を求めます。国益の喪失をこれ以上は見逃す訳には行かないですから。

    • 2022/12/21 (Wed) 22:07
    • REPLY

    シバサマ1966

    人それぞれ意見はあるけれど

    日本の国の平和を願う。
    それは自分自身や家族、そして親しい知人友人の幸せを願うことと同じ意味であり、どちらかが優先されるものではない。
    果たしてそうか? いや、国の平和が優先されるべきなのではないか。

    少し前まではこんな風だったのではないでしょうか。自分に家族がいて、親戚がいて、それらが総じて幸せであるためには国の平和が大前提だった。

    戦後民主主義化する過程で、世の中の風潮が家族主義から個人主義とへと様変わりした。 

    GHQによる言論統制、東京裁判、押し付け憲法。戦後中国共産党の50年以上に渡る日本侵略史等、理由はいくつかあるのだが、何より日本人らしさ、且つ強みであった家族観、縦の生命観はズタズタになった。

    無意識の内に戦後民主主義、所謂個人主義にかぶれた人の何と多いことか。本日コメント欄の冒頭の出禁を食らった方もおそらくその口と推測します。

    「湊川におもむく楠公の気持ち」を体現出来なくてもいいから、せめて理解しようとする政治家がいないのは、多くの国民が戦後レジームに陥っているからに違いない。

    奈良県西大寺駅前の件も何とも悲しいというか、情けない限りです。



    • 2022/12/21 (Wed) 23:29
    • REPLY

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