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    骨抜きの参院人権決議 ~ 自民党には「媚中」「媚公」の徹底的批判をぶつけよう

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     中共の江沢民元国家主席が死去した。死者の悪しき部分を指摘するのは気が引けるものの、この江沢民という指導者に関して言えば、悪しき点しか思い浮かばない。代表的なものは、国家政策としての反日教育の推進と、来日時の宮中晩餐会での無礼な言動である。とりわけ、中共における江沢民体制と日本の村山政権が時代を同じくしてしまったのは、“不幸中の不幸”だ。2015年に安倍政権下で組織された「21世紀構想懇談会」は、村山談話と江沢民体制の関係について、こう指摘している。

    天安門事件発生後、日本が中国の国際的孤立を防ぐために動き、更に戦後50年の村山談話を発表したが、こうした日本側の姿勢は、冷戦後に共産党の正当性を強化する手段として中国側が愛国主義教育を強化した江沢民の時代に重なってしまった。


     昨日、元衆議院議員の長尾たかし氏が一枚の写真をTwitter上で公開した。「私が潰されるきっかけとなった瞬間でもあります」との解説も入るこの写真は、自民党幹事長室で撮影されたものだ。

    長尾たかし


     奥に二階幹事長が座り、二階の左手前には腹心の林幹雄幹事長代理(いずれも当時)、下村博文氏、古屋圭司氏も同席している。この席上、林幹雄は次月に迫った東京都議選でいかに公明党と連携するかを語りつつ、対中非難決議の国会提出に対する承認を渋り、最後の最後、「こういうの(ウイグル問題)、あんまり興味ないんだ」と言い放ったそうだ。ポイントはふたつしかない。対中配慮と対公明党配慮だ。

     二階・林コンビによる妨害で対中非難決議が潰えて、約1年半。今度は参議院で人権侵害非難決議の準備が進行中だ。だが、またもや同じ結果になりそうだ。
     

    <独自>参院人権決議「中国」明記せず採択へ (産経)

     参院が今国会での採択を目指す中国・新疆(しんきょう)ウイグルや内モンゴルの各自治区などの人権問題に関する決議案が29日、判明した。自民党と各党との文言調整を経て、12月2日の参院本会議で採択される見通し。決議案は今年2月1日に採択された衆院決議と同様、「中国」「非難」「人権侵害」といった文言の明記は見送られた。

     参院決議の案文は、衆院決議と同様、冒頭で「国際社会から新疆ウイグル、チベット、南モンゴル、香港等における信教の自由への侵害や、強制収監をはじめとする深刻な人権状況への懸念が示されている」と指摘した。8月に国連人権高等弁務官事務所(OHCHR、スイス・ジュネーブ)が新疆ウイグル自治区で「深刻な人権侵害」が発生していると指摘する報告書を発表したことを踏まえ、「人権状況への深刻な懸念」が日米首脳、G7(先進7カ国)に加え、同事務所とも共有されたとした。

     一方、衆院決議で盛り込まれた「深刻な人権状況の全容を把握するため、事実関係に関する情報収集を行うべきだ」との文言については、同事務所が中国での調査に基づき報告書をまとめたことを考慮し、削除した。(以下略)


     1年半前に衆院での対中非難決議を止めたのは、二階・林の幹事長室だが、今はその両名とも、参院の決議を妨害する立場にはない。ということは、二階や林のような媚中、媚公の議員がいなくても、自民党という政党は、やはり中共にも公明党にも徹底的におもね、毅然とした決議文を提出できない政党だということなのだ。

     今の政権が媚中政権であることは論を待たない。だが、これは議会の決議であり、政権は決定権を持たない。消去法で考えれば、自民党自体がダメだということになる。こんな中身の薄い決議で、自民党内から声が上がらないこと自体がおかしい。何はなくても選挙のためというなら、もはや保守政党を標榜する資格すらない。

     こういう緩み切った自民党を脅かす野党の存在が望まれる。もちろん、立民などには期待すらしないが。


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    2 Comments

    今國 護

    不幸中の不幸
    今の時代だと、これすら何かしら背後関係があったのでは?
    と疑惑が深まります。

    HAKASE(jnkt32)

    ほぼ効果なし

    この 12月も、宜しくお願い致します。確かに中国大陸・中共政府
    を名指ししない参院人権決議の効果は ほぼないと心得ます。

    この一事からも、今の自公政権が媚中志向である事がはっきりし
    てきます。閣僚辞任や更迭が相次ぐ統率力なき岸田総理では、こ
    の問題の打開は やはり無理でしょうか。

    • 2022/12/02 (Fri) 00:13
    • REPLY

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