日本代表の勝利は「残念」 ~ これぞ日本共産党クオリティw

FIFAワールドカップカのグループE第1節対ドイツ戦で、劇的な逆転勝利を挙げた我がSAMURAI BLUE。私は毎年20試合ほど、スタジアムでサッカーを観るけれど、サッカーを知れば知るほど、ドイツ戦の勝利は難しく思えた。それでも戦略、戦術と選手の闘志が、前半0対1でリードされた試合をひっくり返し、世界を驚かせるジャイアント・キリングである。一昨夜は美酒を呑みすぎ、昨日は重度の二日酔いと寝不足で、仕事をするのが途方もなく辛かった。
ワールドカップの最終予選や本戦の代表戦となると、決まっておまつり騒ぎが報じられる渋谷だが、渋谷のスクランブル交差点では歓喜に酔いしれる若者たちが、信号を守っている姿が報じられ、海外のサッカーファンは驚愕しているようだ。「普通なら街中で大暴れしても不思議はない」というのだが、日本人なら守る最低限の規律が。海外ファンには信じられないようだ。今回も観戦後の客席を掃除する日本人サポーターには驚きと称賛が集まっているし、何より我が代表チームが、ロッカールームを綺麗に掃除し、折り鶴まで残していったことも、海外では極めて好意的に報じられている。代表選手やサポーターは、日本が誇るべきアンバサダーである。
ところが、だ。この日本代表チームの勝利をくさす政治家がいる。
日本とドイツのサッカー協会の差を見せつけられちゃうし、日本代表は勝っちゃうしで、残念というほかない。 https://t.co/xlhSBzVxWj
— 🇺🇳羽鳥 だいすけ・中野区議会議員(日本共産党)💙💛 (@HatoriDaisuke) November 24, 2022
この羽鳥某にとっては、日本が勝っちゃうのが残念らしい。ドイツ代表チームが、多様性などを訴える腕章の着用をFIFAから禁じられ、抗議の意味を込めて試合前の写真撮影で口を塞ぐポーズを取ったことと、「(腕章を)認めないことは私たちの発言を認めないのと同じことだ」と選手を擁護した件について、日本サッカー協会との「差」を感じたというのだ。
この腕章が禁じられたのは、W杯での政治的メッセージを禁止するFIFA規約があるためだ。これに対し、日本サッカー協会が何をしたわけでもないのに、ドイツの協会と差ができたというのは、議論としては無理筋だ。FIFA規約が現時点で存在している以上、規約違反のほうが悪いのであって、そのそしりを日本に転嫁するなど、支離滅裂である。
批判が殺到したこと受け、羽鳥某は『「日本代表を応援し、その勝利を喜んでいなければ日本人に非ず。そう考えてないなら黙っていろ」という空気の中で、「日本が勝ってよかった」とはとても思えません。』と弁明しているが、「勝利を喜んでいなければ日本人に非ず」などと考える人は、居たとしても極めて少数派であるはずで、多くはそんなことを思っていない。ただ、「日本が勝って残念」と思う感覚が理解できないのだ。
さすが「日本共産党クオリティ」だ。彼らは、日本人が自然と誇らしく思えることをディスっている。日本が誇りを持つこと自体を、快く思っていないのだろう。日を追うごとに薄れゆく「戦後民主主義」の残滓とでも定義したほうがよさそうである。「日本人は誇りを持ってはならない」「アジア諸国に永遠の謝罪を」と主張したいのだろうが、そんな政党が支持される時代は、二度とこないと断言する。
サッカー日本代表は、まだ一勝を挙げたのみだ。より高みを目指す彼らの健闘を願っている。日本共産党員以外の日本人は、彼らの強力な味方だ。
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