稀代のコメディアン、鳩山由紀夫


時間と労力の無駄だし、書いていて何だかバカバカしくなることが多かったからだ。
しかし、最近は見方を変えた。
彼が政治家だと思うから、腹が立つのだ。
彼をコメディアンと定義すれば、失笑するだけで済む。
党内対立に鳩山前首相「こんな党つくったつもりじゃなかった」
民主党の鳩山由紀夫前首相は30日、名古屋市で街頭演説し、小沢一郎元代表の国会招致問題などで対立が強まっている党内情勢について「こんな党をつくったつもりじゃなかった。もっと友愛の心を持った、友達同士を大切にする民主党にしていかなければならない」と述べ、党内融和に努めたいとの意欲を示した。
同時に「(政策などで)時計の針が逆行しようとしている。私たちがごたごたしているのが原因だと申し訳なく思う」と陳謝。「できる限り早く一体的に協力するようにしていく」と述べ、理解を求めた。
日本の憲政史上において、鳩山由紀夫ほど失笑ネタを提供した政治家もいないのではないかと思う。
自分が日本の憲政をすべて知っているわけではないのに、何故かそのことだけは確信を持って言える気がする。
「確かに私は愚かな首相かもしれません」
「国というモノがなんだか良く分らないのです」
「日教組に選挙応援の自由はある」
「政権交代するぞ!と言っていたが、正直、政権交代する前の方が楽だった」
「地球から見れば、人間が居なくなるのが一番優しい自然に戻るんだという思いも分かる」
とまぁ、確信的ボケを数え上げたらきりがない。
今回の「こんな党をつくったつもりじゃなかった」という発言も、ある意味で悲哀すら感じさせるものがあるが、お笑いネタとしてはなかなかのものである。
党をつくったというのは、即ちカネを出したということだ。
民主党の前身であるさきがけを結党する際、鳩が2億出し、もう一人、無能さでは引けを取らない武村正義氏が2億出した。
それだけのことである。
「僕ちゃんがお金出したのに、なんで僕ちゃんの言うこと聞かないの!?」とでも言いたげだが、世界に恥をさらしたという意味で歴史に残るこの鳩を見向く政治家など、もう希少だと思われる。
政権交代前ですら仲良しクラブと揶揄された民主党だが、「もっと友愛の心を持った、友達同士を大切にする民主党」という言葉に、国政に対する真剣さなど微塵もない。
ついでに申し上げておくが、民主党が政党という組織かどうかも疑わしいと、私は思っている。
今更綱領を作ろうなんて言っているくらいだから、国家・国政に対する共通の理念などあるわけもないのだから。
だから、鳩山由紀夫という人は、もうコメディアンとして生きていくしかない。
頑張れ!コメディアン鳩山由紀夫!!(笑)

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