fc2ブログ

    朝日や共産党の反対が示す、バイデン発言の正しい方向性

    ← 応援クリック、ありがとうございます。

     バイデン米大統領の台湾有事への軍事的関与発言が、地球規模で大きな話題となっている。これを「失言」と見る向きもあり、特に日本の守旧メディアは「失言方向」に分析結果を持っていきたいようだが、そういう「火消し」には中共の軍事的脅威を隠す、または矮小化する意図も隠されており、鵜呑みにするのは危険だ。

     もう「お約束」ではあるが、昨日「脊髄反射するだろう」と書いた中共は、期待にたがわぬリアクションを見せ、日米両国を強く非難した。中共外務省の汪文斌副報道局長のコメントを羅列すると、以下の通りだ。

    「強烈な不満と断固とした反対を表明する」
    「台湾は中国領土の不可分の一部で、台湾問題は中国の内政だ。いかなる外部勢力の干渉も許さない」
    「台湾問題で言行を慎み、『台湾独立』勢力に誤ったシグナルを出さないよう促す」
    「中国は確固とした行動で主権や安全の利益を守る。われわれは言行一致だ」
    「米日は冷戦思考に固執し、徒党を組み、軍事同盟や経済デカップリング(切り離し)の小サークルをつくっている」
    「分裂や対抗を挑発する企てはアジア太平洋で歓迎されず、思った通りにはならない」

    汪文斌


     中共が発するコメントは、北朝鮮中央テレビで聴かれるトーンと酷似してきているが、中共報道官の上記のコメントは想定通りであり、この類のコメントは日本政府お得意の「遺憾砲」の中共版といったところだろう。「あぁ、そうですか」と受け流すのが適当だ。

     米国はロシアによるウクライナ侵攻に関し、米軍は関与しないことを早い段階で宣言していた。悪いのはロシアであることは論を待たないが、この米国の方針がロシアに対する誤ったメッセージになったことは否めない。米国も学習したのだろう。中共に対して同じようなメッセージを送ってはならないという意思を示したのだろうと思う。

     そのバイデンの発言に対し、明確な反意を示したのが日本共産党である。


     相変わらずなので、論評は後回し。お次は真打の朝日新聞だ。

    (社説)日米首脳会談 対中 力に傾斜の危うさ (朝日新聞)

     透明性を欠く軍拡を続け、既存の秩序に挑む中国の対外政策が、地域に緊張をもたらしているのは紛れもない。だが、力による対峙(たいじ)を強め、経済安全保障の名の下に、相互依存関係の切り離しを進めるだけでは、平和と安定は保てない。米国の前のめりな姿勢を抑え、対話や信頼醸成の取り組みを交えた共存の道を探ることこそ、中国の隣国でもある日本の役割だ。


     形式上は他者を批判しておいて、返す刀で本当の批判を日本に向ける、日本に米中の仲介役をやれとでも言うのか。その手法で同盟国である米国の信頼を失墜させたのが、文在寅率いる南朝鮮の対北朝鮮外交政策だった。有事の際に互いの命を懸けて共闘する同盟とは、そんなナイーブな関係ではない。「対話や信頼醸成の取り組み」が大事なのは言うまでもないが、それを向ける先は中共だろう。対話には軍事力というベースが必要だ。その軍事力のベースを示したのが、バイデン大統領の台湾有事における軍事的関与発言なのだ。

    バイデン


     安倍元総理は4月、国際論評・分析サイト「プロジェクト・シンジケート」へ論文を寄稿し、「中国の侵攻があった場合にアメリカは台湾防衛の意思を明確にすべき」と、台湾に関する米国の曖昧戦略を修正すべきとの考えを示した。「いまや曖昧政策は、北京には米国の決意を見くびらせ、台北にはいたずらな不安を抱かせることで、地域に不安定を育てている」と主張している。今回のバイデンの発言に、この論考が影響した可能性は少なくない。

     バイデン発言を批判する志位も朝日新聞も、中共のエージェント的な役割だということだ。中共の反応と併せ、朝日や共産党が反対する今回の事案は、バイデン発言が正しい方向を示していることの証左である。


    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
    にほんブログ村 政治ブログへ
    バナーが表示されない場合はこちらから。
    人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

    8 Comments

    埼玉県在住のTOM

    米国覇権を弱体化させ、かつ国内では左翼全体主義路線を邁進しつつあるバイデン政権と米国エスタブリッシュメントではありますが、少なくとも北東アジアへの軍事力シフトやこの『台湾への防衛コミットメント』発言は日米台いずれにとっても地政学的に正しい言動でしたね。高評価に値します。
    ま、共産党や朝日新聞には今後もブレることのないよう『自分達のバカさ加減』を世に広め続けてもらいたいものです。ウクライナを目の当たりにした圧倒的多数の国民は、最早奴らが流すブラックプロパガンダに感化されずにその欺瞞や空虚さ、危険性の認識を強化していくでしょうから。

    • 2022/05/25 (Wed) 07:30
    • REPLY

    国際派

    IPEFの意味

    記者会見でバイデンがロシアには長期的に代償を払わせると発言していました。戦況にかかわらず、ロシアが弱体化するまで制裁は続けるという意味だと思う。欧州百年の計が見えてきたのはなかろうか。クアッドにかくれて立ち上がった13か国のIPEFにも注目している。アジアのサプライチェーンの問題に取り組んでいくと。ビジネスディールに政治がわりこんできてぶちこわしたり、強制したり、突然キャンセル、ひきこもり、責任をとらず、補償せず、強権をたてに尻をまくる国がある。それに国際的な政治提携で対抗して、サプライチェーン変更の協力、市場のブロック化をすすめて経済の安保を守る。いいことです。ベトナムもはいっているので、製造はベトナム、食料資源はアメリカとオーストラリア、テクノロジーは日本で、すべてが賄える。がっちりスクラムを組んで進めていくべし。

    • 2022/05/25 (Wed) 10:03
    • REPLY

    ユーカリ

    >「台湾は中国領土の不可分の一部で、
    台湾問題は中国の内政だ。・・・・」

    1943年11月22日 カイロ宣言
    (満州・台湾・澎湖諸島の中華民国への返還)

    それが1955年2月1日、英国首相 W.チャーチルが
    国会答弁で「カイロ宣言」に基づいて中華民国が台湾に対する
    主権を有するということには同意できない」と述べている。

    時間と日付が記されてない上、三首脳のいづれも署名がなく、
    事後による追認もなく、授権もない。
    コミュニケではなく、プレスリリース、声明書に過ぎない。

    サンフランシスコ講和条約や日華平和条約において
    台湾の領有権を放棄したものの、両条約では、いづれも
    台湾の中華民国への返還が明記されていない。

    台湾は中華民国によって占領されているだけであり、
    帰属国家は未定であるとの解釈もできる。

    • 2022/05/25 (Wed) 10:11
    • REPLY

    (名前空欄)

    志位さんあなたの叔父は関東軍「参謀中佐」でした。

    あなたは侵略者の甥です。あなたは侵略者一族です。

    • 2022/05/25 (Wed) 10:20
    • REPLY

    シバサマ1966

    バイデンの軍事的関与発言の真意とは

    23日朝刊の産経新聞に古森義久氏の「アメリカノート」が掲載されています。
    要点は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う核威嚇を見て、中国も台湾有事に核威嚇を行う見通しが現実味をおびている。

    台湾有事に軍事的関与を示唆したバイデン発言は、その様な分析を元にして国策の転換を示したものだと思います。

    23日朝刊の同日にこの様なバイデン発言があった点を見返せば、古森義久氏にジャーナリズムの本質を垣間見た気がします。

    • 2022/05/25 (Wed) 12:37
    • REPLY

    レッドバロン

    対中共外交という点では、セオドル・ルーズベルトの「大きな棍棒を携え、穏やかな声で話す」という棍棒外交を展開するしか選択肢はない。なにしろアチラは地球儀の上に勝手に線を引き、自国の「核心的利益」のためなら軍事力を行使することを躊躇わないと公言している国家だからである。      

    しかもウクライナに対するロシアのように、台湾に対してはチャイニーズ・タイペイだが何だか知りませんが、半国家扱い。実質戦争を仕掛けても内輪の事だからと北方のプー
    お師匠さんに習って「特殊軍事作戦」とでも呼称するのが見え見え。
      
    紳士に非ざるものと交渉する場合には、対話や信頼醸成の取り組みを交わす以前に大きな棍棒がずらりと 並んでいる光景(クワッド)を見せることが肝要かと想います。

    • 2022/05/25 (Wed) 23:47
    • REPLY

    名無し

    「敵に反対される事は、良い事だ!」
    ・・・本田勝一(著書で確かこのような意味の記載、おぼろな記憶で有った気がします)

    • 2022/05/26 (Thu) 01:09
    • REPLY

    あき

    何にしても、日本は国として自立し自分達で防衛、エネルギー問題、食料などきちんと考えないと話になりません。
    これらの問題w放置したり悪化させてきたの、自民党ですからね!野党がwとか民主党がwとか要りません。  野党が論外なのは分ってます、が、延々放置して対策も何も取らず、国賊朝日新聞や極左暴力集団、特に北朝鮮系朝鮮人を放置し続け、パチンコ!北朝鮮に金が流れてると解ってて擁護してきたのは自民党でしょう!ほぼ全時代で政権与党だったんだからwww
    そして、この30年で日本の国力を下げ、日本の富や技術をわざわざ敵性国に垂れ流し続けた・事実でしょうが。
    ほぼ、環境破壊や二次災害、処理の大変な大量の塵!!大規模太陽光w 支那から買い付けて自民党議員大儲けw 大阪維新・橋下も、東京都知事小池!もですが、最低。 安倍晋三の移民政策!わざわざ支那から武漢肺炎を輸入し日本に蔓延!させこれ以上無い位の格差作りの経済禍政策をやった。 これが日本の政権与党。
    自民党、創価公明党!この連立政権は日本を滅ぼすだけ。  日本第一党は、日本人、日本国の為に政策を取ります。 日本第一党を支持支援し投票し議員を輩出する事です。

    • 2022/05/26 (Thu) 04:38
    • REPLY

    ※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
    ※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。