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    高市早苗氏を「政策通」たらしてめているもの

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     「私たちを忘れないで」とでも言いたいのだろう。日替わりで珍発言を繰り出している立憲共産党の陳さんがテレビ番組に出演し、総裁選について「政策でこんなにばらばらだったのかとびっくりした。この10年で進まなかった政策は自民党内がばらばらだった結果だ」のたまったという。

     私はいまの自民党がリベラル化し過ぎていると考える一人だが、それでも考え方が違うこと自体は悪ではないと思う。問題があるとすれば、自分たちが掲げる旗である「綱領」を重んじない姿勢が出たときだ。陳さんの言うように、総裁候補の考え方が同じなのであれば、誰がなっても一緒。総裁選は単なる人気投票だということになる。麻生副総裁は、総裁選に立つことが「政策、政局を同時にやることで、政治家として鍛えられる」と語ったそうだが、そんな価値観すら立民党にはないようだ。

     リアルタイムではなくても、総裁選候補者による討論はYouTube等で可能な限り視聴するようにしている。日本記者クラブのような質問者である記者にバイアスがかかった討論会は除き、答え方もまちまちで、最も具体的に政策を示す高市氏に比べ、他の候補の主張に曖昧さが含まれる場面を、度々目にする。では、何故高市氏は政策に強く、淀みなく語ることができるのか。それは、議員生活で作ってきた「ベース」が違うからだ。

     高市氏は「議員立法オタク」と自らを称す。昨日紹介した「渡部昇一「女子会」に挑む!」に出てくる一節だ。

     もし自分に優れたところがあると思い込んでいいとしたら、私が「おそらく五年後はこういなるだろう」「十年後にはこういう政策が必要になるだろう」と考えて法律案起草作業に着手したものは、その時は同僚議員に相手にされなくてマスコミにも無視されるのですが、数年たってから確実に必要になったものが結構あるんです。
     たとえば、昨年に法律が施行されたインターネットの有害情報から青少年を守るための議員立法は、五年前に着手した時には誰にも相手にされませんでした。
     私は議員立法オタクなので、この法律はおかしいな、新たな社会問題が起こりそうだな、と思うと、パソコンで条文案を作っておくんです。いまが時期だと思ったら、同僚議員に呼び掛けて議員立法をする。(中略)
     邦人が海外で誘拐された時に自衛隊が行って奪還するための自衛隊法百条改正案も、八年前に条文化して持っています。

    渡部昇一「女子会」に挑む!」より


     繰り返しになるが、この渡部昇一先生との対談は10年前のものである。対談に出てくる「児童ポルノ児童ポルノ禁止法改正案」「青少年健全育成基本法案」などは、自民党が下野する前後の2008~2009年に国会に提出し、粘り強く活動し、2014年に成立している。

    高市早苗氏


     高市氏が様々なテーマに関して淀みなく政策を語れるのは、こういう素地を自ら作ってきたからだろう。こういう地道な努力は目立たず、票にもならない。党内外の政局にも無縁だ。だが、高市氏を「政策通」たらしめているのは、こういう努力を積み重ねてきたからだろう。

     理念や理想なら誰でも語ることができる。政治家である必要もない。だが、政策を語れる政治家は、総裁選のような厳しい場面で光を放つのだと思う。質問されても答えず、ヤバいと思った段階で急遽回答するような政治家とは、質が異なるのだ。


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    8 Comments

    (名前空欄)

    『高市早苗氏を「政策通」ならしてめているもの』に対する意見
    https://yukokulog.blog.fc2.com/blog-entry-4322.html

    >だが、高市氏を「政策通」ならしめているのは、こういう努力を積み重ねてきたからだろう。

    その政策通の高市氏が提唱した「サナエノミクス」とやらは金融緩和、緊急時の機動的な財政出動、大胆な危機管理投資・成長投資なのね。
    馬鹿丸出しではないか。
    いいですか。需要の飽和によって遅々として産業構造の転換が進まず、経済成長が鈍化したわけ。
    サナエノミクスとやらには飽和の解消策はないんだよ。つまりね、高市というお馬鹿は需要が存在するというありもしない前提で経済政策を提唱しているわけ。
    真面な人は皆大笑いしているのですよ。

    • 2021/09/25 (Sat) 07:40
    • REPLY
    やす

    やす@管理人

    本日の標本 ↑↑↑

    > 真面な人は皆大笑いしているのですよ。

    毎日来るので、たまには削除せずに残しておいてあげましょうww
    皆さん絡みたくないでスルーでしょうが。

    • 2021/09/25 (Sat) 07:43
    • REPLY

    Alinamin2011

    虫と同じ。

    すごいですね。
    怨み、蔑みの権化と申せましょう。

    さらしものになっていることにも気付いていないのでしょう。
    まともな人はあきれているということにもね。

    神道のご神体が鏡である理由は考えたこともないし、考えても理解できないでしょう。

    Alinamin2011

    No title

    それはさておき、
    今回の主様の記事は銘文だと思います。

    政治家を政治家たらしめるものと言ってもいいでしょう。

    考えは一朝一夕に出てくるものではないということですよね。

    まったくそう思います。

    立派そうなこと言ってりゃ政治家が名乗れるなら、この世の中、政治家だらけになっちゃう。
    あたしだって政治家を名乗っちゃうよ。

    あ、だから陳が政治家名乗ってはばからないのね。
    彼も神道のご神体の意味はわからない方でしょうね。

    このへんのコントラストの効き方がまたいい!

    絶賛!

    柚木照哉

    需要の飽和⁈

    需要の飽和って、要するに物を買いたい人が居ないって事でしょうけど、日本ってそんなに満ち足りてるんでしょうか?そうは思えません。
    一部の金持ちは満ち足りてるかも知れませんが、相対的に私も含めて非正規雇用の貧困層が増えている。
    最低限買いたい物を買いたい時に買えるくらいにはお金が欲しいです。
    もう少しお金があれば、庶民は皆買います。当然需要は増える。需要の飽和なんて全くの嘘っぱちです。
    デフレ時には新自由主義に基づく構造改革ではなく、政府による財政出動が必要なのは、経済の常識。その常識を屁理屈で封印してきたのが日本なのです。

    • 2021/09/25 (Sat) 10:10
    • REPLY

    なつこ

    逸材 高市早苗氏の応援

    「渡部昇一「女子会」に挑む!」は、
    その昔、確かに読んでいました。

    渡部昇一先生の本は結構、買っているなか、
    特にマーカーをたくさん付けていたことで、
    この本のことは、覚えているのです。
    しかし、高市早苗さんのことは記憶にないのです。
    まあ、雑駁な読み方をする私ですから、然もありなんですが。
    今、これほど応援しているのにと恥ずかしいものです。

    ところで、福岡県行橋市の市議会議員小坪慎也氏は、
    信頼が於ける政治家だと以前からブログを丹念に拝読しているものです。
    ここ最近は、総裁選における自民党員の実情や議員の動向を
    かなり詳細に綴られて、納得させられるものです。

    また、日本ウイグル協会など国内13の民族団体などで
    構成される「インド太平洋人権問題連絡協議会」の
    事務局長をされている地元の政治活動家の石井英俊、陽子ご夫妻、
    本山貴春氏などが語り合う毎週月曜日夜8時の「未来解説」の
    動画チャンネル(randomyoko2チャンネルなど)があります。
    この番組も欠かさず拝聴しています。

    小坪氏同様、この方々もまた、高市早苗氏を
    大いに支持されるところなのです。

    来夏の参議院選までの政局波乱が予想されるなか、
    ここで高市氏が総裁となることは、中韓北朝鮮の反日国、
    日本が正しく強くなられては困る国々からは言うに及ばず、
    反日メディアや野蛮な野党からだけでなく、
    内部事情が複雑に絡んだ自民党の反対勢力からも、
    相当なバッシングを受けることは必定です。

    故中川昭一氏にみるように折角の逸材である高市氏を
    潰してしまうことになることは、いかにも惜しいと
    危惧されます。この方々に共通するものです。

    政治の内情に通じた方の深慮は、理解できます。
    しかし、時代の流れは、日本国に猶予を与えるものでしょうか。
    穏当な人を選ぶことが、逡巡につながり、国家の大事に
    素早く対処できるのかと心配も生まれます。

    素人の私には到底、分かるものでもありません。
    ただ、今回の総裁選に関与できない自民党員ではない
    私などは、高市早苗氏をひたすら応援することが一番と心得ます。

    この際、高市氏が、地上波に出られることで、
    政治に無関心な層にも広く認知されることを思えば、
    この総裁選をチャンスと捉えられます。

    更に、ネット社会に照応してこの総裁選が
    開催されていることは、例えば、表に出ていなかった
    河野太郎の政治的志向や背景が、事前に明らかになったこと
    一つにしても、大いに価値あるものだと思います。

    政治は、裏でこそこそ、政治屋のボスの談合で決まるようなものと
    思い諦めていたものが、少しでも国民の手に渡る余地ありと
    その兆しが見え始めたことは、嬉しいものでした。

    国民の力で、隣国とは違う日本でありたいものです。

    上には上があり、時代が進むほど、
    情報を掌握した巨悪が世界を束ね、人心を収攬していく状況は加速し、
    遥か遠く庶民の手に及ぶものではありませんが。

    meiling

    需要と供給

    例えば少子高齢化で需要がなくなるものがあったとして、そのために新しく生まれる需要もあるわけなんですよね。医療介護、人手不足を補うロボット、気候変動に立ち向かうあらゆる技術、新しい発電システム、気の遠くなるような需要が控えている。50年100年使う物であれば国債を発行して資金を捻出し、50年100年かかって返していくのが合理的判断ですし、金融緩和が足りなければお金を刷り増して国債を消してしまうこともできる。高市さんのおっしゃってることは全く正しいと思いますね。
    今現在重い病にかかっている日本国、借金してでも治療しなければ死んでしまいます。プライマリーバランスなんて気にしてる場合ではありません。それが将来につけを残さないという本当の意味だと思います。

    とらこ

    前座 珍発言はアノ民主党政権初期の小沢幹事長を思い出させます。
    金庫はもとより、政策立案も陳情受付も皆自分の下に置いて、議員は国会で政府が出す政策に賛成票を投じる頭数であれば良し。と言う「一元化」。
    こういう政党で馴らされると、今の自民党総裁選候補者たちの「政策論」はバラバラな意見だと驚けるのでしょうね。
    そういえば「多様性」を殊更に主張していたのは立民だったのではなかったか?


    真打本題
    私が松下政経塾を知ったのは遅く、民主党政権誕生前の、華々しくメディアに登場していた彼の政党メンバーの多くの出身所としてでした。
    そして、彼らの実力の程が露わになったのも短日月の内。

    最初はメディアも褒めちぎっていた松下政経塾も、多くの業績を残した創設者の松下翁が生前「唯一失敗だったのが松下政経塾。他人に任せるべきではなかった」と反省していた、とぬけぬけと後日談を書いていました。

    既に高市氏は硬派的発言が多少目立っておられましたが、私的には「でも、あの塾出身よね、何時までこの姿勢が続くかな」と、ちょっと冷たく判断保留にしておりました。

    中川昭一様のご遺族が氏が集めた膨大な政治政策資料を自民党本部に寄贈して、睡眠時間を大幅に削った勉強の日々を知り、こんな人はもう出られないかも、と下向き加減に感じておりましたが、この度の高市氏も資料を大量に抱えて宿舎帰り、夜を徹しての勉強時間と言うネタや、この「政策・立法オタク」を拝読して、やっぱり居たわw、自民党捨てたもんじゃアない、と希望が持てそうな思いです。

    • 2021/09/27 (Mon) 00:02
    • REPLY

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