fc2ブログ

    自民党の「国旗損壊罪」と、日の丸を守ることが不都合な人々

    ← 応援クリック、ありがとうございます。

     日本というのはまことに不思議な国で、国旗として長く定着していた日の丸を正式に国旗として定めたのは平成11年。わずか22年前のことだ。日の丸を国旗として認めたがらない一定層が存在したこともあり、明確に法として定めることが必要だった。安倍前総理が提唱した「自衛隊を憲法に明記する」という方向性は、この流れを汲むものだと思う。ちなみに、日本から見れば「昨日できた」ような米国の星条旗は、独立の翌年の1777年に国旗として制定されている。

     しかし、そういった国旗制定までの経緯も影響してか、我が国の国旗でありながら、その国旗を損壊、汚損しでも、今の法律では罪にはならない。せいぜい器物損壊罪が関の山だ。この現状を変えようと、自民党「保守団結の会」が日章旗を傷つける行為を罰する「国旗損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正案を下村政調会長に提出した。保守の会顧問である高市早苗氏は、記者団に対し、「諸外国では自国の国旗損壊にかなり重い刑罰が科される」「日本の名誉を守るという国家の使命を果たすには、外国国旗と日本国旗の損壊に関して同等の刑罰で対応することが重要だ」と語った。

     刑法ではこう定義されている。

    (外国国章損壊等)
    第九十二条 外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。


     対象は文字通り「外国国章」であり、日の丸は対象外だ。諸外国ではどうなっているかというと、

    【米】 毀損・侮辱の場合、罰金または(および)1年以内の禁固刑
    【仏】 公衆の面前での侮辱行為に€7500の罰金刑。集会で行った場合は罰金刑プラス禁固6ヶ月の加重。公共の場での行為には€1500の罰金刑
    【中】 公開の場所での故意の侮辱は3年以下の懲役
    【韓】 侮辱目的での損傷・除去・汚辱、誹謗した者には2年以下の懲役又は禁固又は300万ウォン以下の罰金

    となっており、日本に同類の法がなかったのが不思議なくらいだ。少なくとも、この法案は「諸外国並み」であり、何も特別なものではない。

    韓国名物
    南鮮名物


     さて、パヨ陣営が予想違わぬ反応を見せていて面白い。山口二郎大センセーは「こんなばかばかしい話にうつつを抜かす前に、国民の命を守るために政府が全力を尽くす姿勢を見せてくれ」とツイートした。大センセーにとって、この法案は「ばかばかしいこと」なのだ。しかもこの話の主体は自民党であって、政府ではない。こういうのを、悪質な言い掛かりという。ちなみにこのツイートは前川助平がリツイートしている。

     津田大介は、「なぜこの時期に不要不急の法案出すのか」と、相変わらず“武漢ウイルス以外のことはやるな”と言いつつ、こう呟いた。


     津田はあいちトリエンナーレや学術会議会員推薦シカト事案、夫婦別姓見送り等々の問題を「地続き」というが、トリエンナーレは公共施設で偏狭な思想の展示を認めることの是非が議論された件であるし、学術会議事案は古き慣例の見直し、夫婦別姓は政策論争であって、それぞれが独立しており、無理やり「公の肥大化」とひとまとめにするような問題でもない。

     国旗棄損に対して諸外国並みの罰則を科すことが「公の肥大化」に繋がるという考え方が意味するのは、日本は諸外国と同様のことをやってはいけない「特別な国」だという「前提」だ。これはパヨクが意識、無意識を問わず仕掛ける論法であって、「軍隊を持てば戦争する国になる」という妄想がことば化したものと同じだ。こういう窮屈な戦後民主主義的思想は、そろそろ駆逐されてもいい頃だ。

     「日章旗損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正を支持する。


    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
    にほんブログ村 政治ブログへ
    バナーが表示されない場合はこちらから。
    人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

    19 Comments

    -

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    • 2021/01/28 (Thu) 07:53
    • REPLY

    とらこ

    独立国家を示す国旗は、国の名誉と尊厳が懸っている旗です。
    なので当然、この法は法治国家として既に遥か昔に制定されていなければならない条項ですから今からでも制定するべきでしょう。

    「今この時期に何故」と言う方が日本人としてオカシイ。
    何時であっても必要なのに不備な法の制定は時を選ぶものではないと思います。
    高市議員!頑張ってやりぬいて下さい。応援致します。

    • 2021/01/28 (Thu) 08:07
    • REPLY

    団塊の世代の現役親父

    不敬罪の復活も検討課題と思うですが・・・
    昔、小林直樹という東大教授が、その大著「憲法講義」で、不敬罪の復活は、その当否は格別、違憲ではないと言っていた。

    yasu

    パヨパヨは日の丸嫌い

    パヨパヨは反日だから日の丸が嫌い。
    しかも「不要不急の法案」どころか
    スパイ防止法と同様に遅すぎる法案提出だわwww

    • 2021/01/28 (Thu) 08:56
    • REPLY

    とらこ

    お邪魔党

    公明党・竹内譲政調会長の言は「国民の(国旗を尊重する)自発的な意思が先ず広まっていくことが先ではないか」だそうで。

    これはオバマ&バイデンの対中「戦略的忍耐」と同じで、要するに公明党は自国の国旗損壊罪に「自発的」にはなにもしない、という事でしょうかね。5373

    • 2021/01/28 (Thu) 10:50
    • REPLY

    清流の国

    リトマス試験紙

    恥ずかしながら、不勉強な私は外国の国旗には損壊罪があり、自国の国旗にはないことを初めて知りました。これには驚くとともに悲しくなりました。

    他国では当たり前のことであっても日本ではそうではないことが多く、本当に悲しくて仕方ありません。

    国旗が明確な「リトマス試験紙」になりますね。案の定、いつもの面々が予想通りの反応を示していて笑えます。

    そんなに嫌なら日本から出ていけばいいのに。でも、絶対に出て行きませんよね。

    私には忘れられない出来事があります。それは、第1次安倍政権の発足後、安倍前総理が「家族揃って朝食を食べられるように」と仰った途端、前総理が死ぬほど叩かれたことがありました。

    今思えば、日本の伝統を破壊したい勢力が日本の家族を崩壊させようと必死になっていたのだと思います。安倍前総理の登場がこの勢力にとっては余程驚異だったのでしょう。

    今の日本は大多数の普通の国民の思いより、ごく一部の声の大きい勢力の主張がマスコミや野党により取り上げられ、なぜかそれが国民の声のようにされてしまいます。

    今回の国旗損壊罪の提案が通ることを祈るしかありません。

    • 2021/01/28 (Thu) 12:12
    • REPLY

    HAKASE(jnkt32)

    国旗損壊罪を素直に支持したい

    お疲れ様です。拙者も、日章旗損壊罪を新たに盛り込んだ刑法改正を 是非素直
    な気持ちで受け入れたく思います。

    清流の国様のお気持ちは、拙者にも分る気がします。これを機に是非お見知り
    置きを願いたい一方、現状の欠陥規定をご存知でなかった事を 大きく恥じる
    必要はないものと心得ます。何故なら、政府初め行政の周知不足もさる事なが
    ら、特定野党や日教組、日弁連執行部派や朝日新聞一味を初めとする左傾メデ
    ィアが 積極的に伝える事を意図的にしなかったせいです。

    正に「報道しない自由」の不当行使と言え、ブログ主ご指摘の「不都合人々」
    の側に与し続けた結果であり、国民の「知る権利」に対する大きな背信でもあ
    ると心得ます。

    予想の範囲内とはいえ、法大教授・山口二郎の 相手を舐めた様な粗雑な反応
    や、前あいとり芸術監督・津田大介の妄想レベルの拡大解釈からの不安の扇動
    は、拙者にも誠に見苦しく映り、決して真に受けるべきではない事が分ります。

    国旗損壊罪新設の動きは民主党政権期に一度頓挫しており、直ちに「不要不急
    」などと決めつける津田見解は ほぼ全く当たらないものとみて良いと思います。

    • 2021/01/28 (Thu) 13:46
    • REPLY

    (名前空欄)

    大学教授「国旗を踏みつけてもいい自由」

    日本学術会議連携会員・慶應大学文学部教授

    粂川麻里生
    @mario_kumekawa
    ·
    2011年5月22日
    学校で、国旗掲揚の際ひとりだけ椅子に座っている先生がいたら、私は嫌ですが、それでもそれは認めるべきだと思います。「国旗を踏みつけてもいい自由」は国旗よりも大切で、国旗を愛せない人でも、その自由は愛せるでしょう。そこから、公共体への愛について対話ができるのではと。




    粂川麻里生
    @mario_kumekawa
    ·
    2011年5月31日
    「自由」とは、「抽象」だ。「うまいもの」が手に入らなくて不自由なら、あるものを「うまく」食べられれば自由になる。「国旗」という具体物について自由が制限されるなら、「国旗が表現しているもの」を考えればいい。言ってしまえば、「国旗自体」はモノであって、何の意味もないのだから。

    • 2021/01/28 (Thu) 20:09
    • REPLY

    シバサマ1966

    国旗に対する法的扱いが国内外で違う不思議さ

    今の法律では、外国の国旗は大切に扱わなければいけないが、自国の国旗はそうでなくてもよい。となっている。

    私も「日章旗損壊罪」の新設を盛り込んだ刑法改正を支持します。

    新法に反対するサヨクってのは、イカれてますね。

    最近よく似た話があります。それは人権問題ですが、日本国内の人権問題には過敏、過剰な反応を示す反面、他国における人権侵害には全く無関心。

    少し前に米国前国務長官ポンペオが、中共のウイグル人への対応を「ジェノサイド」と言った。このニュースが話題を呼んで、日本の見解を問われた外務省は「ジェノサイド」ではないと答えたそうです。

    日本国外務省もイカれてます。



    • 2021/01/28 (Thu) 23:45
    • REPLY

    西

    要するにただの「ワガママ」

    世の中には、なぜか知りませんけど、「自分勝手」な人達というものがいて、思想良心の自由といいますが、仕事上の「責務」であったとしても「拒否」する頭のおかしな人達というものがいるんですね(多数決の原理で決まった問題に対して、少数派を尊重しろ、と言って、ワガママを押し通そうとしてくるのと同じ、尊重と我儘は異なります)。

    ただし、社会を破壊するような政策にはたとえ多数決の原理で決まったものであったとしても「認めてはいけません」が。まあ、この場合は大抵「違憲」になりますがね。

    正直、文系でも昔はもう少し「まともな」教授も多くいたのですがね。国文学者や英文学者の中には尊敬する人も多くいたのですが、今は、一般社会では「基地外」扱いされるような「ろくでなし」の収容所という感じになりましたから、全く尊敬できなくなりましたね。

    要するに、世間から隔絶されたような世界にいる自分達が「選ばれた人間(笑)」であり、一般人よりも「人権感覚のあるまともな人間」なのだ、と「勘違い」しているだけの「ワガママ」な人達というわけですね。

    • 2021/01/29 (Fri) 02:25
    • REPLY

    とらこ

    シバサマ1966様
    毎日新聞発の記事では、そのように外務省の「ジェノサイドとは認めず」なのだけれど、佐藤正久議員の説明では外務担当はちょっと違う「これから検討検証」だった様ですよ。

    昨日今日に起こったウィグル人権問題ではないのに、この余裕綽々の返答は外務省の存続が問われる事だと思いますが、ともあれ、毎日の記事は事実とは違う様です。

    • 2021/01/29 (Fri) 04:01
    • REPLY

    (名前空欄)

    ここに挙げた粂川某という人物は自由を拡大解釈し過ぎています。

    国旗はその国のシンボルであり損壊すればその国を侮辱したことになるんですが、侮辱ですら自由の範疇に含めてしまうのですからね。
    確かに侮辱するのも自由って言えば自由ですがそんな自由を行使したらペナルティを食らっても仕方ない、しかしそれは許せないと言ってるわけで何で左派にはこんな人間が多いのだ、と愕然としてしまいます。

    最後に粂川が放った一言「国旗なんて単なるモノ」。
    ここでいう国旗とは日本国旗のことでしょう。本心が滲み出ておりますね。

    (このような人物が有名大学で教授職を務めているという現実に、うすら寒いものを感じます)

    • 2021/01/29 (Fri) 06:47
    • REPLY

    シバサマ1966

    とらこさま

    とらこさま、私コメントに対するご意見ありがとうございます。

    私はチベットウイグル問題について、過去数年間に見聞きしてきた情報から、ジェノサイドという表現は正しいと思いました。

    私は一国民としての意見ですが、佐藤議員はそうはいきません。立場上、ジェノサイドと呼ぶには慎重にならざるを得ず、それよりこの問題をクローズアップさせる点に重きを置かれているのではないでしょうか。

    それから、こんな日本の外務省でも国の続く限りその存続が永遠である事が心配の種であります。

    • 2021/01/29 (Fri) 12:32
    • REPLY

    とらこ

    シバサマ1966様

    言葉足らずでした。国家の機能部署として外務省そのものは存続すべきですが、戦中ごろからの在り様にはかなり問題を抱えている外務省だと思います。

    ウィグル、チベット、モンゴル人への中共の対応がそれぞれ違って、ウィグルには国際的にもジェノサイドと認定すべき処置をしているのは、中共に一番抵抗した民族だからではないか、と思います。
    国連組織がセルビアに対して課した処理からしても、少なくとも同程度のモノは有って良いと考えます。

    中共は、抵抗、闘争で向かう民族にはどこにでも同じ手法を取るのが当然と考えているのでしょうから、日本の外務省も政府も断固とした人でなし中共への毅然とした批判と出来るだけの制裁はするのが民主主義国家のあるべき姿勢だと考えます。

    • 2021/01/29 (Fri) 21:34
    • REPLY

    レッドバロン

    エーデルワイス

    映画「サウンド、オブ、ミュージック」で有名なトラップファミリーのロッジが米国バーモント州にあります。ロッジのベランダの両端には星条旗と並んで、赤白赤のオーストリア国旗が掲揚されているのに気づき、思わずはっとなりました。

    オーストリアからスイス、英国、最終的に米国に亡命したトラップ一家(12人()は何しろ貴族から難民に、今を生きるために母親のマリアさんは自らの著作権をたった9千ドルで出版社に売却してしまったために、その後のミュージカル化、映画化の大成功の成果をまったく受け取れなかったそうですが、トランプ ファミリーのロッジに今も翻るオーストリア国旗を見る時、彼ら彼女らの心の育ちが判るような気がします。

    • 2021/02/01 (Mon) 22:02
    • REPLY

    とらこ

    バロン閣下

    殆ど何も持たずに出国せざるを得なかったトラップファミリーは、米国で生きる為にファミリーの合唱で旅を続けた映像を観たことがあります。世が世であれば、国が国であれば、と何度思ったことか、と勝手ながらその心情を憶測致しました。

    流浪して自分の心の中だけに抱え込む祖国感で生きるより、それを言葉を要せず表現、主張するにも国旗は最大の有力な「物資」だと感じました。

    日本の出征兵士に「地方」の縁ある人々が寄せ書きするのに、白い生地ではなく日章旗だった意味が、朧ながら分かる気が致します。

    • 2021/02/02 (Tue) 00:47
    • REPLY

    レッドバロン

    とら子様

    映画「サウンドオブミュージック」の舞踏会シーンで、クリストファー、プラマー扮するトラップ大佐は先の大戦で皇帝から

    授与された勲章を佩用していました。赤白赤のオーストリア国旗の色のリボンで結び、
    首下に下げる式の十字勲章のカッコ良さに、惚れ惚れする思いがしました。     

    野蛮に抗する文明の側の、フォン、トラップ家の戦いはまだ終わらないのですね。

    • 2021/02/02 (Tue) 21:03
    • REPLY

    とらこ

    バロン閣下
    たしかに、フォン・トラップ家 ですね。

    オーストリアという国は本来列記とした欧州王国でしたのに、他国同士の戦場になったり国民投票という形で併合されたり、そのおかげで戦後まで巻き込まれたり、実に散々な目に遭った国だと思います。
    離れ小島列島の日本で良かったw

    映画のうろ覚えですが、ドイツ兵がうろつくトラップ家の門にオーストリア国旗が翻っていた場面は無かったですかね?
    貴族の意地だなあ、けれど、これじゃあ目をつけてくれ同然だわ、と思ったのですが、映画違いだったか?
    昔の勲章はそれだけで品格を感じますね。

    • 2021/02/03 (Wed) 01:49
    • REPLY

    レッドバロン

    とらこ様

    確かに映画の舞踏会の場面では館の入り口とエントランスホールに、あたかも親独派を挑発するかのように大きなオーストリア国旗が掲げられていました。それと大佐とマリアが新婚旅行に行っている間にオーストリアはナチスドイツに併合されてしまうのですが、旅から帰ってきた大佐が館の入り口にハーケンクロイツ旗が掲げらているのを見ると、憤然として旗をびりびりに引きちぎるシーンが印象的でした。国旗をめぐる場面は良かったですね。

    フォントラップ家の執事は、映画にもちょっと出てきますが、ナチスに通じていたそうですが、トラップファミリーが亡命するのを見逃してくれたそうで、その後の彼の運命がいささか気になっています、今の香港あたりで起こりうる話なので。

    • 2021/02/03 (Wed) 17:35
    • REPLY

    ※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
    ※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。