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    集団就職で上京した農家の長男が、総理大臣にまで登り詰めたサクセスストーリー

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     昨日の自民党両院議員総会において、菅義偉氏が第26代自民党総裁に選出された。得票数では菅氏が377票でまさに圧勝。注目された2位争いは岸田氏が89票と議員票で形勢を逆転し、石破は68票と沈んだ。

    菅新総裁


     官房長官の菅さんは、秋田から集団就職で上京し、ダンボール工場で働きながら夜学で大学を卒業し、一念発起して政治家を志した人物である。こういうサクセスストーリーもあっていい。


     これは、第二次安倍内閣が発足した2日後、拙ブログに書いた一文だ。ちなみに夜学と言うのは誤りで、正確には昼の大学だ。しかし、秋田の農家に生まれ、高校卒業後、集団就職で上京し、アルバイトで学費と生活費で賄いながら大学を卒業した苦労人であることは間違いない。その人が自民党のトップを取り、明日には総理大臣に就任する。こんなサクセスストーリーはご自身が一番予想してなかったことではないだろうか。

     菅氏は第二次安倍政権発足後、総理と同じ7年8カ月に渡り、官房長官として政権を支えてきた。安倍政権は歴代最長政権だが、この官房長官の連続記録も特筆すべきものだ。最近の自民党は「政高党低」と言われるほど、政府の力が強い。その中枢にあって、孤独と言われる総理とは逆に、官房長官には情報が集まる。だから、官房長官経験者がその情報をもとに権力を持つことを嫌い、歴代政権は改造人事で度々官房長官を交代させてきた。長期政権で知られる佐藤栄作は6人を起用した。中曽根内閣は2人だが、後藤田正晴氏は1人挟んだ後の再登板。小泉内閣は3人だ。菅氏が野心を見せず、安倍総理を支え、その総理も菅氏を信頼していた証左だろう。

    安倍総理と菅官房長官


     石破にとってはショックな敗戦だろう。この総裁選では保守派を中心に「石破だけはダメ」という空気が覆っており、その空気は自民党議員と共有されていたと思われる。地方票では惨敗した岸田氏が、議員票では石破をあっさり逆転した。岸田氏は89票獲得したが、20票以上を上積みした。政治評論家の田崎史郎氏は、「24票、施し票があったということです。このくらい(石破茂氏と)差をつけておかないと、危ない、安心できなかったってことです」と分析した。この総裁選は、安倍総理に代わる新総裁を選ぶ選挙であったと同時に、石破を潰す選挙でもあったということになる。少なくとも、2012年の総裁選で、1回目の投票で安倍総理に勝利したという成功体験は過去のものになった。

     岸田氏は2位を確保し、かろうじて次期総裁選への芽は摘まれずに済んだ格好だ。だが、2位に甘んじた状況であの清々しい笑顔を見ると、「やっぱり岸田氏はダメだ」と感じざるを得なかった。

     いずれにせよ、日本は新たな総理大臣を迎えることになる。菅氏は「役所の縦割り、既得権益、悪しき前例主義を打破して規制改革を進めていく。国民のために働く内閣を作っていく」と力強く語った。安倍総理でもなかなかできなかった霞が関改革では、当然ながら官僚側の抵抗は熾烈になるだろう。菅義偉という政治家の実力の見せ所だ。

     菅新総裁の誕生を歓迎する。


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    3 Comments

    無縁仏

    努力と運でここまでなれるのですから
    格差が格差がと言っている人達は一体なにをしているのかと
    海の底でパクパク口を開けて上から落ちてくるのを待つだけなの?と言いたいですね

    • 2020/09/15 (Tue) 09:09
    • REPLY

    敷島やまと

    速やかに国民の審判を問うべし。

    今回の総裁選の結果は事前予想の想定内であり、特段番狂わせは見られませんでしたね。
    菅陣営から岸田氏に議員票を回すというのも巷間囁かれていたことですし、地方票の得票もほぼ予想通りでした。
    石破氏を徹底的に叩き潰すという戦略には菅陣営の余裕さえ感じます。

    石破氏の国民の支持をバックに総理総裁を目指すという戦略は元々無理があったと思います。

    今回地方票で菅氏にダブルスコアで惨敗の石破氏。
    自民党内では人気があるという神話は完全に崩れました。
    おそらく議員投票に党員投票を加えたフルスペックの総裁選が実施されても、
    菅氏の圧勝だったと思われます。

    そもそも自民党で自派閥以外から7票しか集められないのに、いくら地方で党員票を集めたところで、議員の票が集められずに展望が開けるはずもなし。

    安倍首相を批判するだけが取り柄なのをマスコミや左翼から重宝がられて
    はしゃぎ過ぎたピエロだったと気づくべきでしょう。(今更遅いけど。)

    一方かろうじて2位を確保した岸田氏。
    『2位に甘んじた状況であの清々しい笑顔を見ると、「やっぱり岸田氏はダメだ」と感じざるを得なかった。』。まさに同感です。
    こんな甘い了見では石破氏の方がまだましかもとさえ思えました。
    禅譲を期待して辞退した2年前の総裁選とか、昨年の参院選で自派の溝手候補を守ろうとせず落選させるとか、とにかく覚悟の無さが目に付く。
    次の総裁選に向けて踏みとどまったなんて論評もあるけど、無理でしょう。
    石破氏の当て馬がせいぜい。総理総裁の器ではないと思います。

    今回菅さんは安倍政権の継承を掲げて自民党総裁選で圧勝しました。
    「アベガ―!」どもや「アベノセイダー!」どもは当然批判手ぐすねのはず。
    派閥の談合によって密室で選ばれただの、国民の多くは石破氏を支持していただのと負け犬の遠吠えを大合唱するのでしょう。

    150人の野党第一党もできたことだし、さあどちらが日本のかじ取りにふさわしいか、速やかに国民の信を問うべきでしょう。
    帰ってきた民主党にお引き取り願う絶好のチャンス到来。

    10月解散で反日左巻きどもを叩き潰そう!

    • 2020/09/15 (Tue) 09:17
    • REPLY

    HAKASE(jnkt32)

    立志伝に加えるべき 菅自民新総裁

    お疲れ様です。中国大陸由来、新型コロナ・ウィルス肺炎流行のあおりもあり
    大きなダメージを負った我国経済再建など、多くの難題と向き合わねばならぬ
    大変な船出は分かるも、まずは菅 義偉自民新総裁選出に、一言の祝意を申します。

    貴記事を初め 多くの方面から語られる 菅新総裁の苦労苦学の軌跡は、立志
    伝中の人物に数えられて良いと拙者などは思います。徒に変革を求めず、安倍
    前政権の功績を引き継いだ上で 更なる新時代との真摯な向き合いを期待する
    次第であります。

    特定野党や左傾メディアが警戒する早期の衆院解散総選挙は未知数だと思います。
    菅新総裁の方向性からして、野党側に寝返った小沢某などと異なり 徒に政局
    に傾く事はないものと心得ます。その意味では「何が一番大事か」を日本一分
    かっておられるのが菅新総裁だと信じたいですね。恐れながら、今回貴記事も
    拙リンク致したく お届出の次第であります。

    • 2020/09/15 (Tue) 12:11
    • REPLY

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