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    ジャパンタイムズの「決断」 ~ 朝日新聞はJTの爪の垢でも煎じて飲むが良い

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     ジャパンタイムスは現存する我が国最古の英字新聞で、その歴史は120年を超えた。その老舗英字新聞が、画期的な動きを見せた。いわゆる慰安婦、徴用工の慣用的英語表記を見直し、一般的に“forced labor”呼ばれていた徴用工については“wartime laborers”、 comfort womenと呼ばれていた慰安婦については“women who worked in wartime brothels, including those who did so against their will, to provide sex to Japanese soldiers”と変えた。徴用工については、"forced"という強制性を示唆する言葉を外した。慰安婦については、正確に「戦時中の売春宿で働いていた女性(自らの意思に反して日本軍兵士にセックスを提供していた人々を含む)」という意味だ。少々長すぎる気もするが、正確さを重点においた記述である。

    ジャパンタイムズ


     この決定が掲載されたのは、恐らく11月30日の、Japan Timesのeditor's note(編集後記)だ。しかし、この英断は世界からの批判を呼んでいる。恐らく歴史的事実を知らないリベラリストたち、中韓のプロパガンダを鵜呑みにした人たちだろうが、慰安婦(旧comfort women)、徴用工(forced labor)というプロパガンダが国際社会に深く浸透しているという現実だ。宣伝戦・情報戦をおろそかにしてきたツケだろう。

     少しネットを調べてみたが、米ワシントンDCのメディア「npr」は、極めて批判的な記事を掲載している。そこに登場するのは、ミンディ・コトラーというフェミニストだが、この人物は、米国ジャーナリストのマイケル・ヨン氏をして「北京の提灯持ち」と言わせる存在だ。米国における慰安婦を絡めた日本バッシングにも積極的な取り組みを見せており、親韓議員であるエド・ロイス、故マイク・ホンダとともに南鮮系米国人の会合で積極的な支援を表明している動画まである。

     YouTube: "Annyeong haseyo~" USA Scammers (Ed Royce, Mike Honda, Mindy Kotler)
     https://www.youtube.com/watch?v=e_VVnA-gd1Q

     株式会社ジャパンタイムズの代表取締役会長である末松弥奈子氏は、ブログで反響についてこう書いている。

    Editor's note

    本日のジャパンタイムズのEditor’s noteについて、想像以上の反響をいただき、正直驚いています。
    今回のEditor's noteが原因で、購読をやめるというお電話やソーシャルでの書き込みを見て、大変驚くとともに、改めて物事にはいろんな見方があるのだと感じています。

    編集局のメンバーの中にも多様な意見があります。
    このEditor’s noteは、彼らが、長い時間をかけて議論をし、その上で、どのように伝えるかを考え、まとめたものです。

    121年の歴史の重さ。過去の紙面も含めて、すべてが、今、目の前にあります。
    過去を過去としてしっかり認識した上で、未来の話をするのが、今、ここにいる私たちの使命です。

    ジャパンタイムズのオフィスのエントランスには、今日のジャパンタイムズの紙面と並んで、100年前の今日の紙面が表示されています。
    今日の紙面は、100年後の、未来のスタッフと読者に届けるものでもあるんです。

    悩みも葛藤も含めて、このEditor’ s noteにたどり着いた編集局のメンバーを、私は誇りに思います。

    これからも、毎日の紙面に向かっている一人一人のスタッフの真摯な気持ちをしっかり受け止め、経営に取り組んでいきたいと思います。

    ジャパンタイムズは、これからも、日本の今、そして未来を、正しく世界に伝えていきます。


     最後の、「日本の今、そして未来を、正しく世界に伝えていきます」という一文がすべてを語っているように思える。表現変更の主旨は、「誤解を生まないこと」だ。それぞれのメディアに、それぞれの思想やバックボーンとなるイデオロギーがあることは否定しない。しかし、そういう思想やイデオロギー以前に、真実を正確に伝えるということが使命であるはずだ。朝日新聞に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいだ。このジャパンタイムズの決断を、断固支持する。

     ジャーナリストの堀義人氏は、Facebookの「Truth about Japan」というグループで、ぜひ皆さんも、「JapanTimesの呼称変更を歓迎する意見を表明してください」と書いている。良識派の皆さんにも、ジャパンタイムズへのサポートと支持の表明をお願いしたい。


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    10 Comments

    ブログファン

    原点に立ち返る勇気

    ジャパンタイムズをWikipediaで見ると、1897年伊藤博文の支援を支援を受けて、日本人による初の英字新聞創刊とあります。

    その後、外国人による英字新聞社数社との合併を重ねていて、販売網は朝日新聞(一部中日新聞)、朝日新聞の権利譲渡によりNYタイムズと業務提携しています。

    伊藤博文の支援を受けて創刊した当初の理念と、業務拡大していく過程での主張との齟齬が生じて行く事は想像出来るし、多くの企業に有りがちな事です。

    日本人による初の英字新聞という社会的意義、創設時の伊藤博文の理念は何なのか、と考えれば答えはそれほど難しくはないはずです。

    他の日本の新聞社も一度原点に立ち返って、今の報道姿勢を見直して頂きたいと切に望みます。

    • 2018/12/03 (Mon) 11:39
    • REPLY

    にっぽんじん

    慰安婦の真実

    アメリカ人ジャーナリスト「マイケル・ヨン」氏が11月3日に「慰安婦の真実」を出版した。日本語の本なので多くの日本人に読んでもらいたい。

    いずれ、英語本がアメリカで出版されることを期待している。
    「中韓の壮大な嘘」が世界に知れ渡れば、韓国の元慰安婦を演じる女性たちは「20世紀最大の役者」として歴史に残るだろう。

    • 2018/12/03 (Mon) 12:12
    • REPLY

    こはる

    こういう話題は久々にうれしいですね。
    秦郁彦氏の「慰安婦と戦場の性」が英訳出版されて、ご自分の資料で事実を書いて下さる外国人も少しずつですが増えて、「日本を正しく伝える」日本発の英字新聞が存在することは、雲間に暁光を見る思いです。
    マイケル・ヨン氏の御著書「慰安婦の真実」は今回三刷目ですから、必ず海外発刊に繋がって欲しいです。

    何十年も前ですが、アルバイトした竹橋の毎日新聞社にはロビー近くにその前身「日日新聞」時代からの紙面が何部か、アクリルケースに収められて壁面掲載されていました。
    まだ毎日紙面がマシな時代で、昨今の毎日新聞になるとは思えない頃の事です。今はどうなっているやら。

    時代は又変わりつつあります。反日メディアがこの先、どう変化して廃れて行くのか楽しみに見物していたいわ。

    朝日はチョウニチ新聞ですから反日宣伝紙。なので何方の爪の垢も効きませんでしょうw 摂取不捨の阿弥陀仏様でもどうにも救いようがないのではないか?と。

    • 2018/12/03 (Mon) 15:01
    • REPLY

    みこと

    情報ありがとうございます

    大変喜ばしいニュースですね。
    知らせてくださいましてありがとうございます。

    こうした正しい動きがどんどん広がって行くことを願うばかりです。
    邪な横やりに心折れないようにしっかり支持したいです。

    まぁ、これまで捏造の歴史て反日プロパガンダしてきた連中は当然のことながら反発するでしょうが、これからは奴らの好きにさせるわけにはいきません。
    真実は必ず勝つのです。

    より五月蝿く、より大きな声で真実を発信して行かなければ。
    主人に歯向かう我がままな飼い犬は、しっかり躾けなければ犬のためにもならないように、たがが外れたものにはしっかり常識と言うものを分からせる躾が必要です。

    • 2018/12/03 (Mon) 15:30
    • REPLY

    tbsasahinhk

    ジャパン・タイムス!頑張って!!

     当事国の報道各社が左翼というのか自虐史観に基づいた報道姿勢を採る中で、国内の英字新聞とはいえ、真っ当な見解を提示されたことに、素直に喜び、感謝したい。
     まだまだ堤防の蟻の一穴に過ぎないかもしれないけれど、喜ばしい、故・渡部昇一先生ではないが、零と一は全く違うという言葉を信じたい。

     報道陣の姿勢を正すことは、一朝一夕、一筋縄ではいかない、国民の国家観を正常に戻すことから始めないと、言うべくして成功は難しい。
     幼児教育から根本的に改革しなければ無理だろう。

     70年かかって狂わされた姿勢を元に戻すにはそれ以上の年月を要すると考えた方がいい。
     可及的速やかに実施するよう政府を支援しよう。

    ミスバ65

    新聞は紙の無駄遣い

    所詮はマスゴミの一部なので、何を書こうと勝手ですが内容は一切信じません。それに英紙新聞など意識高い系が自分をインテリっぽく見せるための小道具でしかありません。読めもしないのにスターバックスでこれ見よがしに広げる程度の使い道しかない代物です。

    • 2018/12/03 (Mon) 17:32
    • REPLY

    弓取り

    新聞を疑え。固定観念の棚卸しを!

    JTのイメージは、反日新聞でした。よそからの出向者やフリーにおかしなのがいたのかも知れませんけど。
    今回の見直しは、時期を失した感もありますが、もちろん歓迎します。読者に「ん?」と思わせるだけでも大きなことですね。

    HAKASE(jnkt32)

    拙者も声援を・・

    2018=平成最後の12月も、宜しくお願い致します。

    改めて、正確な報道を期す事の難しさを感じもする所です。

    が、そうすべく研鑚する姿勢を、ジャパン・タイムズは
    一応でも見せたと心得ます。他の主要メディアでこういう
    姿勢は、産経など僅かです。

    恐れながら、今回貴記事もリンク致したく、ここに届出の次第です。

    • 2018/12/03 (Mon) 21:15
    • REPLY

    -

    管理人のみ閲覧できます

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    • 2018/12/03 (Mon) 21:26
    • REPLY

    こはる

    あたりまえ

    本来なら報道姿勢としてあたりまえの事なんですけどね。
    あたりまえのことを嬉しく思わざるを得ないのが日本の不幸だとも言えましょう。

    私もJTは反日グループに分類していました。慰安婦表示がJTの従来のモノではなくなった事で反響が大きくなって、改めて代表取締役がコメントを出す所に社の変化があったのかもしれませんね。
    意地悪く考えれば、風を読んだ? 理由はともあれ、良いことには違いありません。

    • 2018/12/03 (Mon) 21:38
    • REPLY

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