fc2ブログ

    天安門事件死亡者数で北京への忖度を働かせる共同/毎日

    ← 応援クリック、ありがとうございます。

     1989年に起きた天安門事件。国際社会の現代史における最大の汚点のひとつだが、中共当局はこの「天安門事件」については、国内で一切禁句とし、サイバー舞台を使って情報統制を敷いている。民主化は共産党にとっては悪夢であり、中共にとっての体制維持は、ある意味、金正恩よりも頑なだ。

     この天安門事件に関し、英国の公文書が28年ぶりに公開され、「死者数は少なく見積もっても10,000人」という、当時の駐支英国大使の電報が陽の目を見た。

    「天安門事件の死者は1万人」 英公文書を公開 (AFP)

    【12月23日 AFP】1989年に中国の首都・北京の天安門広場(Tiananmen Square)で民主化運動が軍によって武力弾圧された「天安門事件」の死者が、少なくとも1万人に上るとする英国の公文書が新たに公開された。

     公開されたのは英国の外交機密電報で、陰惨な天安門事件の詳細をつづっている。天安門事件から28年以上を経て公にされた電報をAFPが英国立公文書館で確認した。

    天安門事件


     当時の駐中国アラン・ドナルド(Alan Donald)英大使は本国政府への電報で「最低に見積もっても一般市民の死者は1万人」と報告している。

     当時、一般的に報じられた死者数は数百人から1000人余りで、弾圧が起きた翌日の6月5日に出された同氏の推定は、広く受け入れられていたその人数のほぼ10倍となっている。

     フランス人の中国研究家ジャンピエール・カベスタン(Jean-Pierre Cabestan)氏は、最近機密解除された米国の文書も類似した死者数を割り出しており、当時の英大使によるこの推定値には信ぴょう性があると述べている。(c)AFP


     駐支英国大使が、六四天安門事件(第二次天安門事件)で起きた出来事を報告したものだ。中共当局は当時、公式発表として、「事件による死者は319人」としていた。その後、ロシアの公文書で「犠牲者は3,000人」という報告が発掘されたが、中共が事件を徹底的に隠蔽し、外国のメディアにも報道管制を敷いたため、犠牲者の数は諸説、入り乱れている。ただ、この事件が中京当局にとって、史上最大のタブーであることは明白で、支那国内ではこの事件自体が「なかったこと」にされているのだ。

     そういう意味で、中共の歴史の汚点が国際的な広がりを見せるとすれば、それは歓迎すべきことである。ただ、その広がりを極端に嫌がる中共当局が、情報の攪乱をはじめとする、様々な工作を実施することは、想像に難くない。さしずめ、共同電を伝えるこの毎日新聞の記事など、その典型例だろう。

    英公文書 天安門事件の死者、1000~3000人か (共同/毎日)

     23日付の香港紙、明報は、中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した1989年6月の天安門事件で、英国の研究部門が北京での死者数は1000~3000人と見積もっていたと報じた。機密解除された89年の英公文書の内容として伝えた。

     また、英国の駐中国大使が中国国務院(政府)筋の情報として本国に伝えた文書によると、事件の鎮圧は4段階の作戦で行われ、武器での威嚇など最初の3段階が失敗したため、最終的に山西省から来た人民解放軍の27軍の装甲車が出動、武力鎮圧した。27軍の兵士は6割が非識字者で、演習参加のため天安門に行くと伝えられていたという。(共同)


     前述のAFPの報道は、掲載日時が2017年12月23日 19:30となっている。毎日の記事は2017年12月23日 16時48分となっており、記事が出るタイミングとしては同じだ。情報源はいずれも機密解除された1989年の英公文書であるから、最もセンセーショナルな数値である「死者数1万人」に、報道の力点が置かれるが自然だ。しかし、共同は、英国の研究部門が見積もった「死者数は1000~3000人」を報道の中心においた。明らかに恣意性が働いていると解釈せざるを得ない。

     つまり、日本の守旧メディアは、中共に都合の悪い報道はしないのだ。天安門という、中共の非民主主義的な一党独裁と、自国の市民を無差別に殺戮するという象徴的な事件でこういう北京の顔色を伺うような報道姿勢を見せるのだから、他の事案でも大差ないだろう。これは一種の自主規制だ。日本で戦後、GHQが敷いた検閲を、守旧メディアが受け継いだように、中共の報道管制が日本のメディアをコントロールするシステムは、既に構築済みなのだ。

     支那関連、南北朝鮮関連の報道は、総じて一旦は疑ってみることが重要だ。他のソースと比較し、明らかな恣意性が見られるとすれば、その報道機関を信用してはならない。もっとも、日本ではほとんどが“そういう報道機関”なのだが。


    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
    にほんブログ村 政治ブログへ
    バナーが表示されない場合はこちらから。
    人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

    7 Comments

    どうも怪しい

    報道の立ち位置

    1)犠牲者数は 319-3000-10454人 まで発表機関により様々。
    まるでデモ参加者数の、主催者発表と警視庁発表の違いのようだ。
    報道が使う数字で、その立ち位置が分かってしまう。
     しかし産経も香港報道の3000人説。ただし「1万の記述もあったが、時間や場所は明示されていない」としている。(25日)
    http://www.sankei.com/world/news/171225/wor1712250011-n1.html
    2)中国での言論統制は今もひどい:(22日産経より)
     『「6月4日」は今も禁じられた日付。だから、ネット上に書き込みをする人々は、天安門事件の日を記念するとき、「5月35日」という表記を使い、政府の検閲を巧みに逃れていた。・・・政府の検閲を避けるために、人々はできるだけ修辞法を使う。暗示、比喩、風刺、嘲笑、誇張、連想などを最大限に利用する。それによって、冷ややかな嘲笑、辛辣(しんらつ)な風刺、暗示による中傷、あてこすり、遠回しな表現に磨きをかけるのだ。・・・ユーモアやジョーク、皮肉といったものを片っ端からつぶしていく勢いです。まるで、『ユーモア=共産党に反するもの』に違いないととらえているかのように。」
     http://www.sankei.com/world/news/171222/wor1712220001-n1.html
    ▼続報、毎日が修正か?(結局、支離滅裂の記事となった)
    『大使は「少なくとも1万人が死亡」との推計を伝えた。一方、AFP通信などは、同じ英大使の同22日付公電では、死者数を「2700人から3400人」としている。情報源は示されていないが、死者数を下方修正した可能性がある。』毎日新聞2017年12月24日 22時51分(最終更新 12月25日 07時37分)
     https://mainichi.jp/articles/20171225/k00/00m/030/089000c

    こはる

    他人事

    共同も毎日も、何人殺されて居ても結局は他人事なのでしょう。

    英米の情報に全く触れない訳でもないらしいが、三倍強の被害者数には関知しないスタンスを取る。
    香港発の情報ならば伝えても叱られない?よっぽど中共サマのご機嫌損ないが怖いのか。

    「天安門事件」とは云いますが、当時北京・天安門に集合しようとして地方でも犠牲者が出ている模様、という報道があったように記憶します。一万人という数字の中にはその犠牲者も含まれているのでしょうか。

    軍事政権というものは、実に多くの(自)国民を殺してしまう体勢の様で、あの89年の天安門で戦車に立ち向かう若者の映像は、そっくり68年のチェコの「プラハの春」の写真を思い出すものでした。

    シナの権力者に依る殺戮数は合計すると、必ず気の遠くなる数だろうと思いますが、それはあの国では思想がどういう体勢でも同じ様で、蒋介石も毛沢東も数に於いては変りは無さそう(確かな犠牲者数を数え記述を残す政府ではない様です)。
    自分以外の人間の被害などモノの数ではないかのようで。

    事件後、幹部と目された何人もの若者は(主に米国へ)国外脱出し、正規に働けず人目を忍んで貧困生活し何年も経った後に、それを「追い慕って」親しく若者が接触し、「元幹部」は謎の死を遂げた、というドキュメントを深夜のNHKで昔観ました。
    その「元幹部」は仲間達が何処かで既に亡くなっている情報を得て居たのですが・・・
    体制に逆らうと、こんなにも抹殺しないでは居られないのが共産主義なのかシナなのか。


    こんなオソロシイ国で、儲ける事がそれほど大事なのか?日本人20万人が在住しているそうな。
    招かれて仕事に行って、スパイ容疑で逮捕されたまま越年するビジネスマンも8人でしたか?いる現在の日本。
    皆様どうぞご無事でお帰りを。

    • 2017/12/25 (Mon) 14:13
    • REPLY

    こはる

    ちょっと外れますが

    今朝の産経に菅官房長官が「単刀直言」コーナーでインタビューに応えていまして、北朝鮮動向やら政権運営に亘る実情を語って居られます。

    中で、毎朝五時過ぎに起き新聞全紙に目を通し、例えばG20の開催都市について「なんで大阪って書いてあるんだ。決まってもないのに!」そんなことばっかり。
    と。
    拉致問題で横田早紀江さんが仰る、御本人が「言っても居ないことがグチャグチャ書かれたり、云われたり、家族達をこれ以上悲しませないで欲しい」というのにほぼ等しいと思いました。

    官房長官は権力者側のお人ですから、それなりに対処も出来ましょうが、拉致被害者ご家族の方々はおよそ精神的裸身のままも同然で、それでなくとも辛過ぎる毎日に、ヨシフ有田の様な卑怯千万者が、さも同情心を起こして居るかのようなふりで傷つける事に、一々抗弁するも疲労困憊の事と察します。

    日刊ゲンダイが書きヨシフ有田が広めようとする「横田さんが~」「安倍総理は拉致を政治利用している」等という虚言などには、心ある日本人は決して動かされませんように、と願います。
    官房長官は「北朝鮮による拉致問題については、この五年間、ずっと努力しています。核、ミサイルだけの解決が決まり、拉致を後回しにすることはあり得ません。」と仰って居ます。

    • 2017/12/25 (Mon) 17:44
    • REPLY

    りんご

    坂東忠信氏は3万人の死者とおっしゃっていた記憶がありますが。

    • 2017/12/25 (Mon) 21:02
    • REPLY

    末田

    天安門の鎮圧に山西の兵を使った理由 

    韓国人ブロガー、シンシアリー氏によれば韓国の実質文盲率の第1段階は38%。
    回覧による通知から近所での寄り会の場所が読み取れないレベル。

    第2段階のレベルでも37%だとか。 自分の知らない技術や操作方法を文字から
    理解できないレベル。 スマホや車の操作方法が取説からでは解らぬと言うこと
    なのでしょう。 レベル1と2の合計は75%となります。

    『27軍の兵士は6割が非識字者で・・・』
    韓国でさえ実質文盲が75%です。 まして中国でこんなことは当ったり前で、
    これも中共の作為を庇う共同通信の’ソンタク’に思えます。
    「省」とは支那を制圧した異民族が言語や風習が同じ地域をまとめ、その区画を
    「省」と制定したもので異なる省の間では言葉すらも通じ難いと仄聞しています。

    天安門の制圧に北京軍区の兵を使うのではなく山西省の兵(済南軍区?)を
    使ったのは言葉もロクに通じぬことを承知のうえで、そのほうが不届き者を撃ち
    コロシ戦車で轢き潰す静粛がやり易いとの判断だったのでしょう。
    事故った新幹線をその日の内に死傷者ごと?穴に埋める国柄ですから天安門の
    犠牲者が5万人でもおかしくはないのでしょう。

    こんな支那に儲かりそうだとノコノコ出かけてゆく企業も企業ですわw~
    他の先進国のように支那の横暴には国軍が救出に動くことが自明の理とされて
    いるならならともかく、Q条とやらで雁字搦めの国では在支那邦人は見殺しに
    されるしかないのでしょうねぇ・・・ 

    こはる様と異なり意地悪奴は「見殺し」になればよいと思っています。
    お花畑様は痛い目に合うこと無くして普通の憲法と国軍が必要であることが
    理解し難いようですから。

    こはる

    末田軍曹殿

    基本的には私も「見殺し」というより、好きにしたら良いわ、今の情報取得可能名な世の中で身の始末は自己責任だよ。
    なのですが、
    殺し方が尋常ではないシナとそういう事では宗主国に負けない朝鮮半島での同胞の最期を耳にするのがイヤなだけ~w

    政府の勧告と無理な救出を待つだけの国民にはなりたくないモノです。

    • 2017/12/25 (Mon) 22:01
    • REPLY

    NP

    天安門事件は将来日本で中国により起こされる

    『天安門事件』で人民を虐殺したのは鄧小平であり、共産党の軍隊「人民解放軍」です。
    まさにこの事件で多くの人民の命を解放しました。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%9B%9B%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6

    【閲覧注意】
    http://hosyusokuhou.jp/archives/37365271.html

    此処に於いて、日本の自衛隊への批判や危険視は溢れるほどする日本のさよくはこの中華人民共和国の大虐殺には声をひそめます。
    「シビリアンコントロール、シビリアンコントロール」と日本国民の生命、財産を守る自衛隊への首枷・鎖には熱心ですが、最も危険な共産党一党独裁の中華人民共和国に対しては非常に寛容です。

    情報の開放に対してもさよくのフェイクをマスメディアが平気で流せる日本と、突然NHKが切れ、ネットも監視されコントロールされている中国とは同等に国比較できませんが、にも関わらずともすれば何とか中国を助けようと忖度の連続です。

    まるで日本の防衛は壊し、中国の日本侵略を応援しているかのように感じます。
    それがメディアでは朝日、毎日などの反日偏向メディアであり、政党ではさよく野党であるという内憂です。

    http://ironna.jp/theme/838

    http://www.sankei.com/politics/news/171215/plt1712150037-n1.html

    今般、中華人民共和国では習近平国家主席が権力を集中していますが、まさに党の軍隊である人民解放軍を習近平の軍隊へと作り上げている過程が現在であると言えるでしょう。
    もう既に習近平の号令でどんな国への武力を行使します。

    暗礁埋め立ての南シナ海の軍事基地は拡大、充実し、日本のシーレーンも遠からず危険海域と成るでしょう。

    http://www.sankei.com/world/news/171130/wor1711300009-n1.html

    • 2017/12/27 (Wed) 20:47
    • REPLY

    ※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
    ※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。