違法行為をする者が他に遵法精神を求めるという醜態

民進党代表の蓮舫は、南朝紙東亜日報のインタビューに答え、安倍総理のことを「歴史的事実に忠実な人が政治家だったら良いのだが」と発言した。南朝鮮の場合、歴史は事実ではなく、創作するものだ。彼らの言い分を丸呑みし、筋書きをその言い分通りに固定化させるのなら、「歴史」など何の価値も持たない。それより、蓮舫が「歴史」を言うなら、22歳の国籍選択期限が過ぎてから27年間ものあいだ、違法状態にあった自分自身の歴史を振り返るべきではないのか。
民進党広報局が著作権を理由にネットユーザーの動画を削除させたという事件が起こったのは、確か10月7日あたりだったと思う。それから約2週間が経過したが、民進党はこの問題をまだ執拗に追っているようだ。
民進党が蓮舫氏の会見動画をネット投稿したユーザーに削除要請 自民との対応の違い際立つ (産経)
民進党が、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで公開している記者会見の動画を編集してツイッターに投稿した人物に、著作権法に基づき削除を求めたことが18日、分かった。民進党は「無断で動画を複製し著作権法上、問題だ」と説明するが、動画は蓮舫代表の「二重国籍」問題に関する発言部分だったこともあり、ネットユーザーからは「言論弾圧だ」との声が上がっている。
民進党が削除要請した動画は、蓮舫氏の10月6日の記者会見の一部。党広報局によると、投稿者は約30分の会見のうち蓮舫氏の国籍に関する質疑応答の約1分30秒を抜粋し、ツイッターに載せた。蓮舫氏は戸籍謄本の公開の意向などを問われ、「極めて個人的な戸籍に関し、話そうと思わない」と答えていた。(中略)
蓮舫氏は「許可なく党が権利を持つ映像を二次利用している場合は、一律に削除することにしている。今年に入って、数十件あると聞いている」と説明している。党広報局は「法に違反するものを機械的に削除要請しており、政治判断は介入させていない」とも強調した。(以下略)
法に違反するものを機械的に削除要請しているのであれば、削除を要請される動画は蓮舫の二重国籍にからむものばかりではないだろう。私も民主党時代のポスターやマニフェストをいじって遊んでいた時期があるが、これも著作権に触れるはず。他にも、国会中継の動画はよく加工・編集されて出回っているが、削除要請を受けたという話は寡聞にして聞かない。削除は、二重国籍問題の拡散を止めたい意思の表れだろう。それほど都合が悪いのだ。
「法に違反するもの」というのは、悪い冗談としか思えない。いまの蓮舫に、他者に対して遵法精神を語る資格があるのだろうか。少なくとも22歳からの27年間、蓮舫が違法状態にあったことは、「国籍法上の国籍選択義務に違反していた事実がなくなるものではない」と金田法相が述べたとおりである。その27年間のうち、2004年の初当選からの12年間にわたり、蓮舫は国会議員を務めている。12年間ものあいだ違法行為をしてきた人物が、のうのうと公党の代表に就き、よりにもよって「首相を目指す」と公言する。そして党内には代表の資格を問う人物すら出てこない。蓮舫のみならず、民進党は明らかに異常な政党である。
そもそも蓮舫の二重国籍に関する動画のみを摘発し、削除を求めるということ自体、「政治判断が介入」している証左だろう。蓮舫がどんな言い訳をしようと、民進党がいかに検閲と言論弾圧を正当化しようと、それに抗う矛先はすべて蓮舫の嘘と違法行為に帰っていく。まさにブーメランだ。民進党が政党として生き残りたいなら、蓮舫の代表辞任と議員辞職という落としどころに向かうべきだ。
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