ガラガラの会場で国連演説 ~ 習近平の捏造3500万人説を逆手に取れ

世界各国の外交戦が行われている国連総会だが、国連サミットで演説した習近平の演説時、実は実際の会場はガラガラ。香港メディアは、「数度にわたり熱烈な拍手と歓声」、「今回のサミットで最大の喝采」と報じたCCTVや新華社、中国新聞社など引き合いに、「実際の会場はガラガラだったのに、中国政府系メディアが『満場からの熱烈な喝采』などと“ホラを吹いている”」と批判した。その時の画像を見れば歴然だ。上がローマ法王、下がキンペーだが、会場の後方のみならず、前方でも空席の方が多いほどだ。当然ながら、サミットで再際の喝采が沸くことなどあり得ない。
ローマ法王
キンペー
こともあろうに習近平は、「(先の大戦で)3500万人が死傷した民族の犠牲を払い、日本軍国主義に抵抗して反撃した」と訴えたそうだが、冗談にも程があるというものだ。3500万人の支那人を死傷させた勢力がこの世に存在するとすれば、それは一者しかない。他ならぬ、中国共産党である。主犯がいるとすれば、「中国の人口は6億だが半分が消えてもなお3億がいる」と言った毛沢東以外には考えられない。
一体全体、3500万人もの人を殺傷するのに、どれだけの兵力や大量破壊兵器、交戦期間が必要なのだろう。人類が経験した最も強力で残虐な兵器は原爆だったが、支那大陸に比べれば人口密度が高い日本でも、死傷者は広島で14万人、長崎で7万4千人とされている。全く噴飯ものである。
中共は、旧日本軍が南京で30万人を虐殺したとしている。これはまさしくプロパガンダで、当時の南京の人口は、多く見積もっても20万人と言われている。もし、旧日本軍が支那人民3,500万人を死傷させたというなら、南京を含めて都合175もの都市において、人民を皆殺しにしなければ数が合わない。如何に根拠のない数字かが分かるだろう。この、誰もが捏造と判断できるような数字を、国際社会の耳目が集まる国連サミットのような場で、臆面もなく表明するのが中共の指導者なのだ。ひとつ言えることは、旧日本軍が3500万人にもおよぶ支那人民を死傷させる兵力や武器を備えていたなら、日本が間違いなく戦争に勝利していたということである。
支那が3500万人という捏造を平気で言うなら、反日という国是を共有する南鮮の朴槿恵は、国連の場で捏造慰安婦らを引き合いに出し、「彼女たちの心を癒やす早期の解決が必要」と、日本を間接的に非難した。しかし、この手のニュースは、日本で殊更大きく取り上げられることはなくなったようだ。皆、もう朴のことばに何も感じなくなり、朴のことばが響かなくなっているのだろう。慰安婦というのも捏造の産物だ。
昨日のエントリーでは、この手のプロパガンダに組織的に抗うよう、日本政府に求めた。しかし、何に関しても真正面から抗うのではなく、こういうお莫迦な発言を逆利用し、支那の主張が単なるプロパガンダであることを反証すればよい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング