池上さんよ、嘘を言うのはお止めなさい

金曜日の夜、何気なくテレビをつけたら、フジTVで池上彰氏の緊急SPなる番組をやっていて、お題目が「知っているようでよく知らない韓国のナゾ!」だったので、何やらきな臭さを覚えつつも、ながら見をしていた。番組が進むにつれ、「あぁ、こりゃ明日はネットで炎上だな・・・」と思っていたら、案の定、かなり盛り上がっているようだ。
番組の公式サイトには、池上氏の番組制作意図が掲載されている。
「日韓基本条約が結ばれて50年…記念の年ですよね。50年ともなれば、それこそいろんなイベントが開かれてもいいはずなのに、全くそれがない。政府レベルだけではなくて、民間レベルでも何とかしようという動きにはなっていない。国が対立しているだけではなく、それぞれの国民が何となく相手のことを嫌っているという、異常な状況ではないか…と思うんですね。もちろん、日韓基本条約が結ばれる前にも日韓関係は決して良くなかったんですが、逆に悪くもなかった…お互い無関心だったわけです。それがこの条約が結ばれ、次第に少しずつ関係が良くなり、とりわけワールドカップの時に日韓共同開催があり、それ以降韓流ドラマがはやったことによって非常に日韓関係が良くなったわけですね。やっとお隣同士が仲良くなったかなぁと思ったら、今日みたいなことになってしまった…。
“一体これはこのままでいいんだろうか?”ということが、番組スタッフと私との共通の問題認識なんですね。果たして、その原因は一体何か、韓国はなぜ反日なんだろうかということを冷静に見ていくと、韓国には韓国の事情があったりすることが見えてきます。
いますぐに、日韓関係が良くなることはないけれども、“これ以上悪くさせることもないよね”、ということですよね。あらためて、振り返ってみて、“お互いのことを知ろうよ”ということだけではなく、私たち日本のことを韓国の人たちが意外に知らないんじゃないかな?そんな心持ちでこの番組を視聴者の皆さんにお伝えしたいと思っております」(番組公式サイトより)
「南鮮の立場も理解せよ」というのが番組の趣旨らしい。冒頭で池上氏は、韓流や日韓共催W杯などで日韓は仲良くなったと記述しているが、実はそんな事はない。内閣の外交に関する世論調査によれば、2000年以降の韓流や2002年の日韓共催W杯などの時でも、南鮮に親しみを感じないと答えた人は4割以上いる。W杯共催の2012年の調査では、南鮮に親しみを感じると答えた人は、前年から20ポイント以上下げているのが現実だ。
で、火を付けたのが、「東日本大震災の時一番最初に助けてくれたのは韓国人と韓国の救助犬」というくだりだ。一言一句覚えているわけではないが、池上氏は、政治がらみではお互いの思惑がぶつかるけれども、南鮮からの観光客は増えている、日本に留学する南鮮人も多い、だから民間レベルで仲良くしようという趣旨のコメントを述べた。番組中で、およそ先進国では見られない南鮮司法の事後法適用(親日罪)など、色々批判的なことは述べてはいるが、私にはそれらがすべて、最後の「仲良くしよう」を言うためのフリにしか思えなかった。
池上氏は、土曜日にもやらかしたらしい。私は番組を見ていなかったが、妻が「靖國神社のこと言ってたよ」というので、ネットを調べてみた。相変わらずいい加減なことを言っていたようだ。池上氏は、「中曽根総理が靖国参拝を“公式参拝”としたことをきっかけに中国が猛反発した」と語ったようだ。ネットの反応は、下の画像を見れば明白だ。
さすがにネットの反応は電光石火だ。画像の通りで、支那が首相の靖國参拝に反発したのは、朝日新聞が支那様にご注進し、反発を煽ったからだ。支那から反発される前に、歴代首相は幾度も公式参拝をしている。原因は朝日新聞にあり、朝日の煽り後は、公式参拝であろうと、私的参拝であろうと、結果は同じなのだ。
池上氏は語り口も穏やかで、喋るスピードも適切。視聴者にとっては耳当たりが良く、話が聴き易い。だが、2日連続でいい加減なことを全国放送で流し、聞き易さで従順になった視聴者をたぶらかすのは如何なものかと思う。視聴者・国民は、耳当たりのいいことばかり言って政権を取ったミンス党とかいう政党に、思い切り騙された経験を忘れていない筈だ。そういう経験を糧にすべきである。
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