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    「私」しかない子どもクイズ王

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     自民党が、集団的自衛権の行使容認を協議する新機関となる「安全保障法制整備推進本部」を設置し、「丁寧な議論」をするそうである。先日書いたとおり、集団的自衛権の行使容認は、自民党の選挙公約だったはずだ。だが、政府が閣議決定を目論む段になって、党内から慎重論が出され、高村副総裁が今さら党公約の策定経緯などを説明するという。かつて民主党が政権を握っていた頃、私を含めたブロガーが「民主党は寄せ集めの集団」と、こぞって非難していたが、自民党も五十歩百歩ということだ。「日本を取り戻す」の理念の中に入っていたはずの集団的自衛権行使容認が、その理念を掲げて選挙を戦い、議席を得た議員によって後退させられる・・・。ひと言でいえば、茶番である。

     もっとも、野党の方はもっと体たらくな状況が続く。一時は「時代の寵児」と持て囃された橋下徹大阪市長も、週末の市長選において笑ってしまうほどの低投票率で再選されたが、人気の陰りという言葉では説明しきれないほど、有権者の期待は離れてしまった。当然、日本維新の会への期待も、並行して落ちる。社民党は話題になることさえなく、結いの党もいまだに所属議員の名前すら覚えられないほど影が薄い。

     以前ブログでも書いたけれど、故中川昭一氏が、生前、月刊正論に寄せた論文「マスコミの潜在的良心に対するわが期待」の中で、「今のマスコミには、自らも国家発展の一翼を担おうという使命感が、希薄なのではないでしょうか。」とを書いておられる。このマスコミという言葉を野党(もしくは国会議員)という言葉に置き換え。「今の野党(もしくは国会議員)には、自らも国家発展の一翼を担おうという使命感が、希薄なのではないでしょうか。」とすると、妙にしっくり来る。自民党にも野党議員にも、国家発展の一翼を担うとか、国家防衛の一翼を担うという気概が希薄すぎて、有権者が政(まつりごと)を委託するに資する者がどうも少ないように感じられてならない。その代表格が、子どもクイズ王こと、民主党参議院議員の小西洋之だ。

    子どもクイズ王、小西ひろゆき
    子どもクイズ王、小西ひろゆき

     この国会議員は、いちツイッターユーザーに対し、「法的措置を取ると」という言葉で恫喝し、そのユーザーをアカウント閉鎖まで追い込んだ。一連のやり取りはまとめサイトで見られるが、そのやり取りは小西の低俗な国会質疑と同質であり、読むに堪えない。話は逸れるが、私は最近ツイッターを読む余裕が殆ど無く、一方的に発信して終わりという不埒な使い方をしているが、このユーザーさんは私と相互フォローの関係にあった方だったようだ。私はこの方の“短い言葉でバッサリ斬る”ツイートが大好きで、よく読ませていただいていた。

     話を戻そう。立場のある者が、一般人を指して「法的措置を取る(=訴えるぞ!)」と恫喝するのは、例えばプロのボクサーが一般の人の前で「殴るぞ」とファイティングポーズを取るのと同じである。その時点で、この小西は、倫理的にアウトである。ツイッターやFBというネットでは、「むかつく」「ふざけるな」などというリアクションが多いようだが、何より指摘しておかなければいけないのは、彼は批判をして人を貶めようとするけれども、その行為が国益に全く繋がっていないことだ。もっと言えば、国益を追求する国会議員と言う立場で、国益そっちのけで悪者を作り上げ、それを叩くことで悦に入っているとしか見られないのだ。

     中川氏の言葉を、勝手ながら一部を変えて、再度引用しよう。

    「今の野党(もしくは国会議員)には、自らも国家発展の一翼を担おうという使命感が、希薄なのではないでしょうか。」

     国会議員たるもの、全てここに行き着くのである。政策や考え方に政党、議員で違いが出るのは当然だが、国会議員とは「いま、我が国に何が必要か」を議論し、解決に導く立場の者であり、それは国益に資するものでなければならない。だから国民は、等しく政党助成金を負担しているのだ。小西議員の言動に何故多くの人が嫌悪感を持つのかというと、彼の国会質疑やツイッターの発言から「公」とか「政」を微塵も感じる取ることができず、全てが「私」だからではないのだろうか。私心しかない公人に信頼が集まることなど、あり得ないのだ。

     小西議員のWebサイトにある「好きな言葉」に、「Stay Hungry, Stay Foolish.「ハングリーであれ。バカであれ。」」という記述がある。あのAppleの創始者、スティーブ・ジョブズが生前に残した有名な言葉だ。この言葉が好きな余り、彼が本当の莫迦になってしまったのなら、ジョブズも浮かばれまい。


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    7 Comments

    こはる

    No title

    <バ●になってしまった>のではなく元々という考え方もあります。
    コノ手合いは、地団駄踏んでも議員の本来の在り方は真似すら出来ないかもしれません。
    むしろ、今は有頂天ではないでしょうか?

    このように無駄に国税を食む議員も日本の報道者も
    <自らも国家発展の一翼を担おうとする使命感>などはなく、報道も議員活動も権力と勘違いをしているのではないかと思います。双方共に義務感が感じられません。

    今頃言うのも面映ゆいですが、安倍さんの対自民党姿勢の失敗は(敢えて失敗と言わせて戴きます)、党内主要箇所に反安倍派を抑える実力者を置かなかったことではないか?と思います。

    中川さんが在りせば、と思う事本当に多いですね。

    • 2014/03/26 (Wed) 09:23
    • REPLY

    No title

    クイズ小西を歳費(税金)で養っていることが、悔しい。

    外国人の私塾に日本の税金を投入しているのと同じこと。

    • 2014/03/26 (Wed) 11:41
    • REPLY

    yasu

    キモイ奴ら

    このクズ小西にしろ徳永エリやら
    有田ヨシフやらキモイ奴らばかり。
    まぁ、そもそも無能なルーピー集団に属しているから
    その言動で自爆するのは当然で、
    有権者からどんどん見放されるのは喜ばしい。

    ただ、日米ゴキブリ首脳会談での安倍さんも何やらキモかったなぁ。
    3人並んだ会見で、ゴキブリ語で追従を述べる姿には引いたね。
    告げ口外交を徹底してきたクネクネにしてみれば
    「もっとやっても大丈夫」と思ったのではないか。
    間違っても、安倍さんが助け舟として示した優しさ、
    懐の深さに感銘して言動を改める、なんてことは到底あり得ない。
    ゴキブリだから。
    日本人の優しさを教えても無駄。
    これまでの非礼を水に流して助けてやっても無駄。
    オバカの顔を立ててやって首脳会談しても実質的なメリットは皆無。そもそも関わるのが無駄。
    「除鮮3原則」にことごとく反した安倍さんは、
    消費税アップの春を迎え、いよいよ政権の終わりの始まりを感じさせる一幕に見えた。

    • 2014/03/26 (Wed) 12:00
    • REPLY

    しょうちゃんのつぶやき

    国会議員は皆、国を背負っているのでは?

     私の購読新聞は産経→朝日→産経→毎日→産経と目まぐるしいのだが菅総理が北につながる組織に6500万円もの献金をした際に毎日を購読していてどこに報道してあるのかわからないほど小さな記事だった。
     オバマがアルカイダに献金と同じレベルの内容であり当然一面トップの扱いでしかるべきと思ったわけだ。そこでネットで調査して毎日は東洋新報、朝日は朝鮮日報、NHKは支那放送が本社内にあり仲良くお仕事をしていることを知った。
     マスコミが特亜3国(ダニ国家)に汚染されているのと同様、国会も汚染されすぎだと思う。国会議員の行動をどこの国の立場で行動しているのかと考えると簡単に理解できる。
     河野、村山、古賀、加藤、菅、鳩山(こいつは宇宙国?)
    米国では何世代かの履歴が国会議員には必要なそうだが、是非、日本ででも今後導入してもらいたい。出自さえわかれば選挙もやりやすいだろうと思う。
     みんな自国の利益のために戦っているのだと思う。

    n

    No title

     リベラル派と称している方々を、知的集団の代表のように感じていた愚かな私ですが、本当に<自らも国家発展の一翼を担おうとする使命感>をもっておられるのでしょうか。言論の自由なんて、かっこいい言葉を武器に「あなたは本当に日本人?日本国の事をどう思っているの」と問いただしたくなる議員先生、マスコミ関係・・・。嘆かわしいかぎりです。身内に、いわゆる反日が多すぎ。こうなったら、国民一人一人が目覚め、広めていくしかないですね。

    カンガルー

    上手いネーミング

    毎日楽しく読ませてもらっています。

    政治にはあまり関心がなかったわたしが、熱心に選挙戦報道や国会中継を見るようになったのは、このブログのおかげです。

    子供クイズ王なんて、ぴったりです。
    私心しかない公人なんて、本当にみっともないですね。

    • 2014/03/26 (Wed) 20:22
    • REPLY

    たかさん

    希薄なのではなくないのです。

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