fc2ブログ

    和食文化を守れ

    ← 応援クリック、ありがとうございます。

     政府がユネスコの無形文化遺産に提案した「和食 日本人の伝統的な食文化」について、事前審査を担う補助機関が新規登録を求める「記載」の勧告をした。12月上旬に開かれるユネスコの政府間委員会で正式に登録される見込みだそうである。

     文化庁は、この「和食 日本人の伝統的な食文化」の提案の内容を、下記のように発表している。

    提案の定義

    「自然の尊重」という日本人の精神を体現した、食に関する“社会的慣習”として提案

    内容

     1. 新鮮で多様な食材とその持ち味の尊重
     2. 栄養バランスに優れた健康的な食生活
     3. 自然の美しさや季節の移ろいの表現
     4. 正月行事などの年中行事との密接な関わり

    主な提案理由

    「和食」は、四季や地理的な多様性による「新鮮で多様な食材の使用」、「自然の美しさを表した盛りつけ」などといった特色を有しており、日本人が基礎としている「自然の尊重」という精神に則り、正月や田植え、収穫祭のような年中行事と密接に関係し、家族や地域コミュニティのメンバーとの結びつきを強めるという社会的慣習であることから、「無形文化遺産の保護に関する条約」(無形文化遺産保護条約)に定める「無形文化遺産」として提案した。


    つまり、寿司やてんぷら、すきやきが登録される見込みになったわけではない。日本人が古くから培い、守ってきた、自然への感謝と共存・共栄、また、食文化が人や社会を繋ぐ文化であることが認められたということである。ある意味では、日本や日本人が持つ神道的な価値観が、世界的に認められたのだと言っても良いのかもしれない。和食と日本人の食文化は、世界の宝となったのである。目出度いことだ。

    unesco_washoku.jpg

     さて、同じタイミングで、南朝鮮が推薦していた「キムチとキムジャン文化」なるものも、世界無形文化遺産の新規登録を求める「記載」勧告を受けた。南鮮ではなんだか韓国料理そのものが世界遺産登録されるかのような盛り上がりを見せているようだが、幾ら金を積んだのだろうと猜疑心を持ってしまう日本人は、私だけではない筈だ。まぁ「良かったね」と抑揚のない棒読みコメントで終わらせることもできるのだが、話はそう単純ではない。

     ひとことで和食と言っても幅広い。そして、和食は世界でブームと称されるほどの人気を博している。そういうところに群がってくるのが、金の亡者である特亜人である。実際のところ、海外の和食料理屋には、日本人が全く関与しない朝鮮人系の店が驚くほど多いと、何かの書籍で読んだことがある。つまり、朝鮮人がただ金儲けのために疑似和食をつくって客に出し、それを海外の客が“和食だと思って食べる”ケースが多いのだ。これは和食のステータスにとって、百害あって一利なしである。

     勿論、その手の店はミシュランで星をもらうために営業しているのではない。ただ、和食という看板で金儲けをしているだけなのだ。日本の何らかの機関が、海外で和食を出す日本料理店に「日本人による日本料理店認定」するような制度を作るべきだ。和食が妙な印象を持たれては困る。

     まぁ、日本にも日本人が出す中華料理や、日本人が出す韓国料理もあるにはあるのだが、日本人が作った方が案外美味かったりもする。和魂洋才ならぬ、和魂亜才ともいうべきか。


    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
    にほんブログ村 政治ブログへ
    バナーが表示されない場合はこちらから。
    人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

    3 Comments

    ゆず

    和食文化

    以前、世界で作られる寿司が、あまりにも日本の寿司とかけ離れているので、国内で「寿司の基準を作って、それをクリアした店だけに認定を与える」というような話が浮上しましたが、それはやりすぎだと非難が上がり、結局消えたような記憶があります。

    確かに本当の和食を知って貰いたいという気持ちはあります。でも、ライセンス云々はどうかと思いました。

    例えばソーセージですが、今は本場ドイツも驚くくらい美味しくなってますが、私が子供の頃はタコウィンナーに代表されるような、今では食されない代物でした。でもドイツは「日本のソーセージはソーセージじゃない。そんなもの作らないでくれ」と言いませんでした。

    まがい物の和食を食べて「美味しくない」と思った人がいたとしても、いつか本物を食べて、本当の和食の魅力を知ってくれると思います。

    それよりも日本人の食卓から消える和食の方が気になります。お正月のおせちを作る家庭は随分減ったようですね。
    今ではおせちは作るものではなく、買うものになってしまっているようですが、豪華絢爛ではなくても、手間ひまかけて縁起を担いだり、願いを込めたりして作るのが、本当の和食文化ではないかと思います。

    -

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    • 2013/10/27 (Sun) 21:13
    • REPLY

    こはる

    No title

    キムチって未だ食べた事ないし、今のところ食べたい気も起こらないのですが、要するにお漬け物の一種ですよね?
    日本で言えば例えば沢庵一品が遺産になる、と同じ事ですよね?洋食ならピクルス、中華ならザーサイ、という添え物。

    食文化遺産がその程度のものなら、今後物凄い数の登録に上りそうですね。

    • 2013/10/27 (Sun) 23:15
    • REPLY

    ※ 記事の内容に直接関係ないコメント、トラックバックはご遠慮させていただきます。
    ※ 管理人及びコメント投稿者への誹謗中傷、嫌がらせ等と判断した場合は、管理人の判断により、コメントを削除致します。