反論の時来る ~ 河野談話を克服する日を、国民の手で引き寄せよう

先ず、台風26号でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明となられている方々の一刻も早い発見・救出をお祈り申し上げます。また、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
慰安婦問題が俄かにかまびすしい状況を呈している。16日、産経新聞が朝刊の一面に持ってきた記事は衝撃的だった。慰安婦募集の強制性を認めた平成5年8月の「河野談話」の根拠となった、南朝鮮での自称元慰安婦16人の聞き取り調査報告書を入手し、その“根拠”が実にいい加減なものだったかを告発したのだ。
■ 朝日新聞の伏線
もともと、この騒がしさを見せる慰安婦問題の伏線は、朝日新聞の13日の記事であったように思う。朝日は13日の朝刊で、慰安婦問題についての先制攻撃をかけた。「慰安婦問題―政治の意志があれば」という社説である。野田政権時の慰安婦問題に関する安直な政治的解決を持ちあげ、そのプロセスを安倍政権でも引き継げと説いた。もうひとつは「慰安婦問題の拡大阻止 92~93年、東南アで調査せず」という記事で、河野談話が出る直前の関連調査を、フィリピン、インドネシア、マレーシアの3国では実施しないという方針を、当時の武藤外相が出したと報じた。
これら朝日の社説と記事が、産経のスクープを知っていて敢えて打って出た先制攻撃だったとしたら、恐るべき執念である。もっとも、新聞社の間でスクープが漏れ伝わることはないだろうから、うがった見方かもしれない。しかし、この慰安婦問題という、戦後の日本に大きな禍根を残す論争については、朝日新聞の立場は時間の経過とともに悪化しているとみて間違いない。朝日はネットを甘く見たのだろう。彼等の虚報、捏造、歪曲の数々が、ネット上で音速で伝播していく様に、ある種の恐怖感を覚えたことは想像に難くない。
■ 暴かれた「河野談話」の根拠なき根拠
さて、産経のスクープだ。そもそもこのスクープで再認識したのは、これほどまでに歴代政権による日本の外交を縛り続け、日本の立場を貶めてきた河野談話の根拠となった資料(証言)が、この20年後のスクープまでは秘匿されていたということだ。我々一般国民に対してだけではない。談話作成時に事務方トップだった石原信雄元官房副長官すら、この証言集を見ていない。石原氏は書類を見ておらず、担当担当官の報告で談話を決定したと証言しているのだ。お粗末と言っても後の祭りだが、ひとつの重要なポイントである。

国賊
石原氏らは、その証言を報告で聴き、談話を決定した。たった16人の証言だ。たった16人のいい加減な話によって、「(いわゆる)従軍慰安婦」は、これほどまでに国際スキャンダルになり、国際問題化されたのだ。その16人の中で、氏名がいい加減な者が多数、生年月日のない者が6人、出身地不詳が13人。反日活動家が5人という、失笑ものの根拠だ。こんな証言、裁判をやりたくてもできないお粗末なものだ。証言者の人選は南朝鮮側の専権事項であり、その信憑性については南朝鮮の確約が前提となっていた。証言者選びと報告書ができるまでの一連の流れを見れば、まず疑うべきは南鮮側の計画的犯行であり、もっと猜疑心を働かせてみれば、南鮮と通じた日本の外交官との共同謀議である可能性すら否定できない。
■ 新談話への道 ~ 朝鮮の顔色など一顧だにするな
官房長官による新しい談話を発表し、河野談話を事実上無力化することが求められる。時間はかかるだろう。内外の抵抗勢力の力の結束は必至である。わけても、政治やメディアに巣食う戦後レジーム護持派の執拗な抵抗は火を見るよりも明らかだ。政治家ではなく、識者による検証を経て、河野談話の根拠と言われたものが、実は根拠たりえないいい加減なものだったことを証明することが、先ずは急務だ。そしてそれを諸外国に広報することも忘れてはならない。
ひとつ重要なことは、そのプロセスに置いて、朝鮮の顔色など、一顧だにする必要がないということだ。朝鮮民族は、世界でも稀な、通訳を介しても言葉が通じない民族である。彼等は歴史を、史実ではなく物語りによって信じ込み、その物語の歴史が改編されようものなら、声が大きいもの勝ちとばかりに騒ぎ立てる。
日本には教訓とすべき経験があるのだ。2002年から始まった日韓歴史共同研究である。この共同研究に参加した古田博司氏が語ったエピソードを置いて、朝鮮民族の歴史に対する姿勢をより如実に物語るものはない。
日韓の意見が対立した時に、日本側が「資料をご覧になってください」と言うと、韓国側は立ち上がって「韓国に対する愛情はないのかーっ!」と怒鳴り、日本側がもう一度「資料を見てくれ」と言うと、韓国側は再び「研究者としての良心はあるのかーっ!」と怒鳴る。韓国側は、民族的感情を満足させるストーリーがまずあって、それに都合のいい資料を貼り付けてくるだけである。
以上、Wikipediaより。
朝鮮民族に理解を求めても無理だ。彼等は放置で構わない。国際社会の理解を得ようとするなら、朝鮮以外の国々への説明を真摯に行い、時間をかけてでも理解を求めることだ。自国と民族の歴史観に対する同調者がいなくなるだけで、南鮮は自壊する。
ともかく、産経のスクープを契機として、河野談話の呪縛を解くことだ。政治に期待し、(いわゆる)従軍慰安婦否定派の識者のご活躍を願ってやまない。ひとたびそのような動きが出たなら、心ある日本人は大いに支援するだろうし、そうすべきである。
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