朴槿恵政権は、盧武鉉以上の反日政権になる

かつて南朝鮮に整形大統領と呼ばれた盧武鉉(ノ・ムヒョン)という国家元首が居た。極端な反米、反日主義者で、北朝鮮には徹底的な融和政策を貫いた。支那には好意的で、日本に対する靖國神社参拝問題、歴史教科書問題では、支那に共闘を呼び掛けた。南朝鮮の大統領に退任前後からのスキャンダルは恒例行事だが、盧武鉉の場合は贈賄スキャンダルで進退極まり、自殺した。後から考えても、こういう人物が大統領に選出されるような南朝鮮の空気が理解できないのだが、自由主義陣営の一国のリーダーとしては、明らかに適格性を欠いた人物だったと考える。
兎に角、盧武鉉の反日ぶりは異常さを帯びていた。最も特徴的なのは、法の不遡及の原則を全く無視して制定された、親日法(親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法)だ。彼の国の政治リーダーは、任期の終盤に反日的な言動を示してレームダック化を防ぐという習性があるが、この親日法が制定されたのは、盧武鉉の任期のほぼ真ん中の2005年だ。根っからの反日であることが解る。
青山繁晴氏によれば、昨年発足した朴槿恵政権には、既にこの北朝鮮勢力が浸透しているという。朴自身の対日感情云々ではなく、反日、親支路線が既にプログラミングされているということなのかもしれない。朴は、尻尾を振って訪れた支那で、反日発言を繰り返し、同時に、支那へのすり寄り姿勢を隠そうともしない。
パク大統領「中韓で新しいアジアを」 (NHK)
中国を訪れている韓国のパク・クネ大統領が、29日、北京の大学で学生に演説し、歴史認識問題で対立する日本の存在を指摘して、「韓国と中国で新しい東アジアを作っていこう」と呼びかけました。
(中略)
演説でパク大統領は、東アジア情勢について、「域内の国家間で経済的な相互依存関係は広がっているが、歴史と安全保障問題を取り巻く摩擦と不信によって、政治や安保での協力はそれに及んでいない」と述べて、北朝鮮に加え、名指しは避けながらも、歴史認識問題で対立する日本の存在を指摘しました。そのうえでパク大統領は、「今後、韓国と中国がパートナーとなって新しい東アジアを作っていくことを期待している」と述べ、これに中国の若者が加わるよう呼びかけました。パク大統領は、このほか、中韓両国の文化的なつながりの深さを指摘するだけでなく、「個人的にも中国の賢人たちの本をたくさん読み、中国の歌も好きだ」と述べるなど、中国への親近感を最大限にアピールしていました。
朴は、先だってのハルピンの抗日テロリストの石碑設置要請に続き、1940年代に日本の植民地支配に抵抗した朝鮮人らが部隊の拠点を置いた西安に、記念の石碑を建てる許可を出すよう要請したという。米国の慰安婦碑さながらのモニュメント戦略。注目すべきは、政権発足当初から反日姿勢を前面に出すという特徴だ。任期終盤に、レームダック化した政権の浮揚を図るという“既定のスケジュール”から、大きく踏み出した格好になる。

朴槿恵政権が発足した当時、日本のメディアや識者は、朴正煕の娘という出自をネタにし、対日関係改善の期待が強調されていた。だが、今回の訪支における言動から、朴槿恵政権は、盧武鉉政権以上の反日政権になる可能性があるということを、深く認識すべきだ。こういう厄介な隣人に対し、おもねる姿勢を示し続けた民主党政権は何の役にも立たず、かえって南朝鮮の暴走を加速化させた。安倍政権の発足後に猛烈なスピードで展開された価値観外交を、朴槿恵は拒否した。国民は、日本と南朝鮮の“新しい関係”に備えるべきである。
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