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    主権回復の日と、朝日新聞の愚劣極まりない社説

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     今日は昭和の日である。言うまでもなく、昭和天皇御生誕の記念日である。本来であれば、テレビや各社報道機関には、昭和天皇の歩まれた生涯の特集でもやって欲しいところなのだが、現下の左傾化メディアには望むべくもない。下手に特集などを組まれて、皇室軽視、大東亜戦争とそれに至る昭和の否定などをやられたら、目もあてられない。朝からテレビを見ていても、テレビメディアは東宮殿下御夫妻のオランダ御訪問という餌に喰いつき、薄っぺらい皇室報道に執心のようだが、昭和の日の意味というものを語る場面は皆無だ。期待するほうが莫迦なのかもしれないが。

     今朝の新聞各社は、昨日、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、開催された政府主催の「主権回復の日記念式典」に社説を割いた。産経は支持、読売は好意的、案の定、朝日と毎日(毎日は昨日の社説)は大批判を展開している。朝日など、ふた枠ある社説の両方を使い、この式典を全否定しようと躍起になっている。この姿勢は、サヨクというより極左と呼ぶにふさわしい沖縄メディアに酷似しているのだが、そんな必死の批判のなかで、とりわけ看過しがたい部分がある。
    主権回復の日―過ちを総括してこそ (04月29日 朝日新聞社説)

     ただ、4・28を語る際、忘れてはならない視点がある。なぜ日本が占領されるに至ったのかということだ。
     言うまでもなく、日本が侵略戦争や植民地支配の過ちを犯し、その末に敗戦を迎えたという歴史である。
     占領下の7年間、日本は平和憲法を定め、軍国主義と決別して民主主義国として再出発することを内外に誓った。
     だからこそ、国際社会への復帰が認められたのではないか。
     そのことを忘れ、占領期を「屈辱の歴史」のようにとらえるとしたら、見当違いもはなはだしい。
    (以上、抜粋)


     スペースが勿体ないので、全文引用は避けるが、この段落五つはとりわけ愚劣なものだ。朝日新聞は見当違いもはなはだしいと言うが、見当違いをしているのは朝日新聞ではないか。

    朝日新聞

     朝日は「なぜ日本が占領されるに至ったのか」という視点をとり上げる。単純だ。戦争に負けたからである。その戦争にあった大義など、朝日は語らない。「侵略戦争や植民地支配の過ち」を犯し、敗戦を迎えたという、極めて平面的な論説を繰り広げる。わけても「占領期を「屈辱の歴史」のようにとらえるとしたら、見当違いもはなはだしい。」という一文には、悪意が込められている。主権を失い、検閲を強いられ、報道を規制され、ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムで洗脳された占領期を屈辱と言わずして、何と言おう。

     実はこういう論説には、朝日が負った歴史がある。GHQによる占領期の苛烈な検閲によって、戦前に戦争を煽った張本人である朝日新聞は、見事に転向し、GHQの御用メディアになった。占領軍は検閲を徹底させるために、検閲官を地方にまで派遣する。これはフィールド・トリップと呼ばれた。このフィールド・トリップの世話役が、大阪にあった第二地区本部関係に関する限り、朝日新聞だったのだ。朝日の支局に地方紙の代表を集め、「今度、GHQがフィールド・トリップに来るから、ちゃんとしとけよ」と取り仕切る。そのことでGHQ検閲官の心証を上げ、御目こぼしをもらおうとする。勿論、こういう愚行は朝日に限ったことではなかったのだろう。だが、戦前、占領下、戦後という節目における朝日新聞の見事なまでの転向を見る限り、この傾向は、戦後朝日新聞において“体質化した”と言わざるを得ない。

     国土の占領と施政権の剥奪を屈辱とせず、平和憲法を護持しながら戦後体制の永久保存を画策するのなら、これはもう立派な工作紙と言えるだろう。若宮啓文が退職し、安倍政権にすり寄っているなどと噂のある朝日新聞だが、立ち位置はなんら変わっていない。そして恐らく、今後も不変である。

     最後に、昭和の日の意味をもうひとつ。4月29日というのは、いわゆるA級戦犯28人が起訴された日である。日本軍国主義の主導者という象徴をつくり上げるために、占領軍はわざわざこの昭和天皇の御誕生日を狙って、彼等を起訴した。ちなみに、来たる5月3日は憲法記念日とされているが、この1年前の1946年5月3日は、東京裁判が開廷された日だ。GHQはこのような屈辱を日本に植え付けようとしたのだ。これらのことを、朝日新聞も知っているはずである。だが、彼等がこの歴史に言及することは、恐らくないだろう。


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    1 Comments

    こはる

    No title

    自国を占領されて恥じないマスコミというのは、世界的にも極めて珍品でしょうけれど、世間に名だたる厚顔無恥の新聞社ですから、そりゃあ「屈辱」の感覚そのものが皆無なのだと思います。
    国民を自社と同じにするでない!

    この朝日の生徒並みの文章に比べる事自体失礼な程、安倍総理の式典「挨拶」は格調高くて、惰弱者と覚悟を持つ人の違いの典型に思えます。

    • 2013/04/29 (Mon) 13:26
    • REPLY

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