靴底にくっついたガムのような存在

どこかの書き込みで、「韓国って靴底のガムみたいなもの」という表現を見たような気がするのだが、これは案外、言い得て妙かもしれない。
迷惑な存在であるにもかかわらず、なかなかその粘着質な存在を取り払う事が出来ず、付きまとわれる。その存在の比喩としては適切だと言わざるを得ない。
さて、そのガム…いや韓国の窃盗団が対馬から持ち去った仏像は、韓国のなんちゃって司法が返還差し止めの仮処分を下して以来、盗人国に置かれたままであるが、妙な市民団体が「一体だけ返還しよう」と言いだしたようだ。
対馬のもう1体の仏像 韓国市民団体が日本返還促す (聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の長崎県対馬市の神社と寺から盗まれた仏像2体が韓国に持ち込まれた問題で、韓国の市民団体が29日、日本の重要文化財「銅造如来立像」の日本返還を促す計画を明らかにした。
市民団体「文化財チェジャリ(もとの場所)戻し」は来月1日にソウル市内で記者会見を開き、銅造如来立像は日本返還が妥当との立場を示す計画だ。仏像2体のうち対馬の観音寺にあった「観世音菩薩坐像」(長崎県指定の有形文化財)は、韓国の浮石寺(忠清南道瑞山市)が本来所有していたことが分かっているが、対馬の海神神社にあった銅造如来立像の場合、これまでの経緯を立証する記録が全くない点を返還理由とする。
同団体の代表は「文化財返還は鑑定結果を示しさえすればいいものではない。銅造如来立像が良心と真実の力によって日本に戻されるならば、植民地時代に日本がわが民族の胸から奪い去った民族文化財の韓国返還に新たな地平が開かれることになるだろう」と主張した。
観世音菩薩坐像については、1330年ごろに浮石寺でつくられ、1370年ごろに日本に略奪されたことが明らかになっている。浮石寺は韓国の大田地裁に、像を保管する韓国政府による移転禁止を求める仮処分申請を行い、同地裁は韓国政府が日本への返還意志を示してはならないと判断した。
全くもって、一から十まで意味不明である。
まず、「観世音菩薩坐像が日本によって略奪されたことが明らか」というのは、明らかに歪曲である。確かにこの像は大陸から半島を経て渡ってきたのだろうが、略奪であるかどうかの明確な立証をすることなく、日本がこの像を略奪したと断言するのは、明白な名誉棄損である。この国から名誉を棄損されることは日常化しているが、韓国のメジャーなメディアですら、こういう白々しい嘘を言う。
「良心と真実の力」など、こういう輩には語って欲しくない。産経の報道によれば、この市民団体は1日の会見に、自称元慰安婦の女性を同席させると言う。政治的意図があからさまなのだ。
2体の盗難仏像のうち、1体を返すことで、さも善良なことをした気になっているのだろうが、こういう所作に批判が出ない韓国という国の非常識さは、私の理解を遥かに超える。

さて、ここからはお笑いの話。
韓国のKNNというメディアの報道が和訳され、ネットに拡散されているのだが、これが何とも笑えるのだ。
昌原議会、''私たちの土地、対馬行く''
http://www.knn.co.kr/news/todaynews_read.asp?ctime=20130318164445&stime=20130318173214&etime=20130318164431&userid=song&newsgubun=politics
- 2013年03月18日(月)20:25昌原市議会が "私たちの土地、対馬"に行くと宣言しました。
具体的な訪問日程まで出てきて日韓波紋が予想されます。
ソンジュンオ記者が報道します。
昌原議会議員 "対馬が我が国固有の領土であることを世界万国に明らかにする"
昌原市議会が統合前の最後の2005年馬山市議会で対馬の日条例を制定したことを記念する行事を行いました。
参加者は、世宗実録など多くの歴史資料から対馬が私たちの土地であることが証明されていると主張しました。
ただし、過去1800年朝鮮王朝末、我々国力が弱くなった時、日帝が奪っていったということです。
昌原市議会は26日、市会議員43人と一緒に直接対馬を訪問する予定です。
市議会は対馬議会側に歴史問題について議論する懇談会も要請している状態です
(ベジョンチョン/昌議会議長 "対馬訪問して直接見学してみるつもりです")
しかし、昌原市議会の対馬訪問が実現するかはまだ未知数です。
日韓外交問題秘話を懸念した政府当局の引き止めはもちろん、日本側の強い反発が懸念されるからです。
昌原市議会の対馬宣言と訪問が今年に入ってさらに先鋭化している日韓の領土問題にどのような影響を及ぼすか注目されます。
対馬が韓国の領土であったのだが、1800年頃に日本が島を奪っていったというのである。
仮にこれを事実とするのであれば、仏像が“略奪された”1370年頃は、対馬は韓国領だったということになる。つまり、昌原議会議員とやらは、仏像が日本に略奪されたとする歴史を、自ら否定していることになるのである。
嘘で嘘を上書きしたり、ありったけの嘘を撒布しすぎるから、嘘の履歴管理すらできなくなり、嘘と嘘の整合性が取れなくなるのだ。
勇ましい反日発言をすることによって、自意識を満足させるのが彼の民族の特徴であるが、その勇ましい言葉の数々には根拠がなく、ただ単に彼等が信じているだけの物語なのだ。
価値観外交もよろしいが、こういう民族と価値観を共有できる日本人がどれだけ居るのか、甚だ疑問である。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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