日本仏像窃盗団事案 ~ 恨が法に優越する韓国という野蛮国家

「呆れて物も言えない」というのは、表現ではよく使うが、実際にそのような事態になることは稀である。要するに、信じ難い状況に遭遇した時に、茫然として二の句が継げないという意味なのだろうと思うが、私たちが日常で体験する事柄は、たいていの場合、それ相応のリアクションが取れるものである。
ところが昨日、まさにその「呆れて物も言えない」状況に遭遇した。
韓国の窃盗団が日本の対馬から奪った国宝が韓国で見つかったのだが、韓国司法が「これは日本が韓国から盗んだ疑いがあるものだから、日本に正当な理由で渡ったことが確認されるまで、泥棒した物品は返還しちゃダメよ。」という仮処分を下したのである。この決定は韓国政府の行動を制約する。
頑張って、二の句を繋いでみようと思う。
まず、拙ブログでは「韓国は法治国家とは言えない」と度々書いてきた。
まずは、所謂親日罪における事後法の適用である。私は法律の専門家ではないが、過去の所業を後から法律を作って裁くというのは、法の精神から言えば邪道だというのは、誰でもわかることだ。所謂、法の不遡及である。
もうひとつは、韓国は法を適用する時、こじつけを行うということだ。
日本が送還を求めていた、靖國神社に放火した支那人を、「政治犯」という名目で日本に送還せず、支那に引き渡した。これは、相手国によって法の適用方法を変えるということに他ならない。今回の事案も、相手が日本だからこの仮処分に至ったというストーリーが、容易に想像できる。
本来、近代国家においては、司法の独立は絶対条件である。
司法が独立していなければ、そこに政治や民意が関与する隙が生まれ、法がそれらに左右されることになるからだ。ところが韓国は、この近代国家の絶対条件など、眼中にないのである。
今回は、日韓間の事案であるがために、政治、もしくは世論に配慮したということだ。
要するに、恨(ハン)が法に優越するのである。
普通、このような常識外れのことが起これば、恥入るものだ。
ところが、今回の件を受けて聞こえる学者や世論の声は、「絶対に日本に返すな」とうものが多いようである。
「日本に返すな」返還反対論が過熱…対馬の盗難仏像=韓国 (サーチナ)
2012年10月、長崎県対馬市の神社や寺から仏像2体が盗まれ韓国に持ち込まれていた問題で、同国の市民団体らが、仏像は韓国で作られたものだとして自国への返還運動を繰り広げている。複数の韓国メディアが報じた。
被害に遭った仏像のうち、対馬市・観音寺の長崎県指定の有形文化財「観世音菩薩坐像」は、像内から韓国忠清南道・瑞山の浮石寺で作られたことが分かっている。浮石寺の信徒会は30日、仏像は不当な方法で日本に渡ったとの見方を示し、仏像を寺に戻すよう訴えた。
愛国国民運動大連合など保守系の10団体は1日、ソウル市内の日本文化院前で記者会見を開き、「日本は観世音菩薩坐像など仏像2体と略奪した文化財約6万6000点を直ちに返還しなければならない」などと主張した。
韓国与党セヌリ党のジョン・ビョングク議員も、日本への返還に反対した。1日に発表した声明では、「観世音菩薩坐像が(韓国から)流出した経路が分かるまで、絶対に日本へ返還してはいけない」との考えを示し、「外交では譲歩も必要だが、文化財は国家のアイデンティティー。譲歩した場合は国家のアイデンティティーが打撃を受ける」などと述べた。
丹斎申采浩先生記念事業会は3日、声明を通じ、「日本は日韓条約を根拠に返還を要請している」とした上で、「日韓条約の文化財関連規定は、普遍的な価値から外れる不平等で野蛮な内容だ」と非難した。
韓国メディアによると、韓国文化財庁のホームページには、仏像の日本返還に反対する市民らの書き込みが相次いでいる。
まずこの民族は、何か自分たちの不始末が原因で不都合なことが起こると、責任転嫁をはじめるのである。上の記事には、世界が共通して認識する窃盗という犯罪に対する反省が何もなく、あろうことか日本批判が展開されるのだ。「わしら、日本が嫌いだ。この際、法なんてどうでもいい。」と言わんばかりだ。
お笑いなのは、このジョン・ビョングクという議員の言葉である。
文化財が国家のアイデンティティなのであれば、支那から韓国に渡った文化財を全て支那に変換してから主張してもらいたい。そのアクションなくして、この言葉に説得力はない。
ついでに言えば、丹斎申采浩先生記念事業会とやらの「日韓条約の文化財関連規定は、普遍的な価値から外れる不平等で野蛮な内容だ」というのは、まるで対日請求権を放棄した日韓基本条約を無視して謝罪と賠償を求める彼の民族のアイデンティティ丸出しである。
考えてみれば、剣道、マンガ、ソメイヨシノの桜、歌舞伎、禅に至るまで、全てが韓国起源だと厚顔無恥な主張をする韓国民族の本質に、盗人という性質があるのだろう。
本当に厄介な隣人である。
朴槿恵は就任早々、窃盗犯と莫迦な国民の盗人肯定論という火種を抱えることになった。
安重根は伊藤博文暗殺で、韓国の英雄になった。
この盗人が、反日無罪どころか英雄視されることになったら、韓国民族の崩壊だ。
日本政府には、毅然とした対応を求める。
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