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    category: 史観  1/28

    終戦の日 ~ 負の歴史だけを追い求める史観に終止符を

     今年も8月15日、終戦の日がやってきた。正確には「戦没者を追悼し平和を祈念する日」であるが、これを「記念日」と称することには違和感しかない。ともあれ、先の大戦で失われた三百万余の同胞の命に、心から哀悼の誠を捧げたい。 日本は敗戦国としてその立場が確定した。以来、日本の歴史観は、GHQが敷いた苛烈な言論統制と洗脳によって歪められ、戦勝国の歴史観が絶対的に正しいものとして受け継がれている。GHQが敷いた巧み...

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    終戦の日と、平和主義・平和憲法という新興宗教

     今日15日は仕事を休めないので、昨日のうちに靖国神社を参拝する予定だったが、どうも体調を崩してしまって叶わなかった。いまの日本人が平和を享受できているのは、靖国に祀られた英霊の存在があったからだと強く思う。秋の例大祭には参拝しようと思う。 さて、今日の終戦の日には、どこもかしこも平和ということばが溢れかえる。平和こそ人類の普遍的価値だといわんばかりに、理想論を振りかざす人も多い。もちろん、平和とい...

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    橋下徹の靖国論は中韓への隷属であり、先人への裏切りだ

     最近は全方位にケンカを売って、一種の炎上商法かとも思えてしまう橋下徹。侵略されたウクライナの人々に対し、「今は逃げて、20年、30年経ってプーチンがいなくなった後に戻り、そこから再建すればいい」などと、実現不可能な空想を声高に主張しており、多方面から反論を食らっている。それでもめげない精神力は相当なものだと拝察するが、実際のところ、発言のごとに泥沼に足がさらに深くはまっていくようにしか思えない。 彼...

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    「太平洋戦争」と「大東亜戦争」の本質的な違い

     日米開戦の12月8日、朝日新聞は社説をこう始めている。 80年前のきょう、日本は米英両国に宣戦を布告した。 中国大陸での戦闘が泥沼化するなか、なぜ新たな無謀な戦争に突き進んだのか。政府が情報を隠し、自由を縛り、市民から主体的に判断する力を奪ったとき、国はいかに道を誤るか。 当時を知る人が少なくなったいまこそ、歴史を検証し、教訓を引き出す営みは、いっそう重要になっている。 あわせて、国を超えて平和の...

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    女性とアスリートの愚劣な政治利用を批判する

     立民党の辻本清美が終戦の日に発信したツイート。76年目の終戦の日。当時、戦争を遂行した内閣に女性はいなかった。「命を絶対に守る」という女性の声を政治が受けとめていれば、結果は違っていたとさえ思う。そして今、戦争を止められなかった教訓がコロナ禍で活かされているだろうか。先の戦争の反省と総括こそが政治家の責務だと改めて肝に命じる— 辻元清美 (@tsujimotokiyomi) August 15, 2021  ちょっと言っている意...

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