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    「日本を応援しましょう」を問題視する奇妙な日本人

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     ラグビー日本代表「BRAVE BLOSSOMS」がグループリーグでサモアを破り、決勝トーナメントへの望みを繋いだ。メディアは「決勝トーナメントへ王手」などと煽っているが、そんなに甘い世界ではない。次戦の相手であるアルゼンチンは、昨年、敵地でオールブラックスを破った実績のある強豪だ。ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアという強豪3か国で構成されていたトライネーションズという枠組みに、実績を持って参入し、いまは毎年、その3か国とともにラグビーチャンピオンシップを戦っている。

     実力は明らかに先方が上だ。だが、2015年の南ア撃破、前回大会のアイルランド撃破ど、ワールドカップで番狂せを演じてきたのが我が日本代表である。世界をあっと言わせる勝利を再び勝ち取ってほしい。

     サッカー代表SAMURAI BLUEによる対ドイツ戦連勝、バスケットボール男子代表AKATSUKI JAPANのワールドカップにおけるバリ五輪出場権獲得など、スポーツ界では明るい話題が続く。当然ながら、国民の側も自国チームの応援に自然と熱が入るが、そうでない人ももちろんいる。興味がなければそれはそれで結構なのだが、意味不明な発言をする人もいる。江川紹子の例を取ろう。


     江川紹子はどうやら、テレビメディア等の「頑張れニッポン」が好きではないらしい。しかし、どう考えても論理が理解できない。

     NHKがどういう応援ポーズをとったから知らないが、単純に放送局として日本を応援することが「中立性や客観性」に問題がるというなら、それは的外れだ。そもそも、自国が他国と勝ち負けを争う競技に、誰も自他国を同等に扱うことなど求めない。

     スポーツの試合でメディアが「頑張れニッポン」を叫ぶことが、先の大戦時に戦争を煽ったことを重ねて論ずることも馬鹿げている。再び戦争を煽るようなメディアがあれば、そんなメディアはたちまち総スカンを喰らって退場を余儀なくされるだろう。もしそんなメディアに騙されるようなら、国民がバカなのだ。つまり江川は「国民は簡単にメディアに騙される」と言っているわけで、ひいては「国民はバカだ」と言っているのである。

     江川紹子は本当に奇妙な解釈ばかりするが、この人物にとっては「国家」という存在が邪魔なのかもしれない。戦後民主主義が生んだ「屈折した思考」とでもいうべきか。もし、「日本頑張れ、相手国も頑張れ」と自国と対戦相手を同等に扱うテレビ局があったら、私はその局が気持ち悪くて耐えられないと思うが…。


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    本日はおやすみします。

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     おはようございます。

     本日は入院中の父を見舞うため、帰省しております。本日のブログはお休みさせていただきます。

     皆さまも良い週末をお過ごしください。


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    日本保守党が右に見えるのは、思考のバランス点が左にずれているからだ

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     私のXアカウント(本垢が凍結されて今はひっそりROM中)では日本保守党がかなり盛り上がっている。もちろん私のフォローしているユーザーの範囲内の現象だが、百田氏、有本氏の人気を別とすれば、理由は3つほど思い当たる。

     ひとつは岸田政権と自民党に対する保守派の期待値の低さだ。呆れとか諦めと言い換えてもいいかもしれない。安倍総理が亡くなって、自民党は党内左派が主導権を握り、左傾化が止まらない。米国の言いなりで外交を進め、LGBT法のように内政にも甚大な影響が出ている。今の政治は、主権国家の体を成しているとは言えない。

     もうひとつは限界野党の体たらくで、岸田政権や自民党を脅かす存在がないから、政治に緊張感もない。これではダメだと思っていたところに、日本保守党が現れた。自民党に愛想を尽かした保守派の人気と注目を集めるのは必然であるように思える。


     その百田氏と有本氏がAbemaTVに出演し、「日本保守党とは何者か」を語った。これがSNSで絶賛されているのだが、同時に、同じ番組に出演した佐々木俊尚氏や宇佐美典也氏が逆に批判を集めている。理由は、2人の「日本保守党は極端である」とか、「日本は素晴らしい国ばかりでは困る」と言った発言だ。

     つまり、極端に言えば、保守という政治的立場が政界で多数派を形成してしまうと、日本の方向性としてはまずいとでも言いたいのだろうか。佐々木氏など、普段は極めてバランスの良い論評をするジャーナリストだから、少々意外だった。

     バランスというものを考えてみよう。百田氏や有本氏の主張が極端に右であるとは思わない。そう思うのは、日本の思想や歴史観の均衡点がかなり左にずれているからだろう。例えばそれは、新聞を見てみればわかる。保守的と言えるのは産経くらいなもので、読売は中道。朝日と変態は極端に左である。つまり判断の基準点が左にずれてしまっているので、日本保守党が極端に右に見えてしまうだけなのだ。

     逆説的に言えば、自民党は保守ではないということになる。いまSNSで飛び交っている保守党批判は、自民党支持者が案外多い。まだ政党でもなく、単なる政治団体である日本保守党を敵視するくらい、余裕がないのかもしれない。だが、その批判は自民党にこそ向けられるべきではないのだろうか。期待を裏切っているのは他ならぬ自民党自身なのだから。


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    “戦う政治家”高市早苗と、“敵味方がアベコベ”な玉城デニー

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     麻生副総裁がまたまたインパクトがある言質を政界に残した。昨年末、敵基地攻撃能力の保有などを明記した安保3文書が閣議決定を見たことをめぐり、麻生氏は「今の公明党の一番動かなかったガンだった、いわゆる山口(那津男代表)、石井(啓一幹事長)、北側(一雄副代表)等々の一番上の人たち、その裏にいる創価学会も含めて納得するという形になって」と語った。これがウケにウケて、ネット上は盛り上がっている。

     政権与党を形成する友党のトップをこきおろすことなど、いまの政界では麻生氏にしかできない芸当だ。麻生氏は「そんなわからず屋の公明党を説得して安保3文書を決定した岸田首相は偉い」という文脈でそれを言ったのだが、名指しされた公明党の山口は「評価を控える」というコメントにとどまった。結果は公明党の完敗である。自公国という連立の枠組みに移行すると噂される中、麻生氏の発言は、公明党を牽制する上では最大の効果をもたらしたと言える。

     目を海外に転ずれば、高市早苗科学技術相がオーストリア・ウィーンで開かれたIAEAの総会で、中共を相手に見事な立ち回りを見せている。総会で中共がの代表団が、「“核汚染水”の海洋放出は、原子力の安全性をめぐる重要な問題だ」と、処理水を“核汚染水”と呼び、処理水放出を厳しく非難したが、高市氏はそれを真正面から受け、「突出した輸入規制をとっているのは中国のみです。日本としては引き続き、科学的根拠に基づく行動や正確な情報発信を中国に対して求めていきます」と返した。

    高市早苗科学技術相


     現場の空気は現場にいた者にしかわからないだろうが、恐らくこれも日本が圧勝したのだろうと思う。中共は高市氏の退席後、「処理水を海洋放出しないよう努力すべきだ」と再び日本を批判したが、これに対して日本の引原大使は「中国には、トリチウムの年間排出量が、福島第1原発の5倍から10倍の原発もある」と応酬した。政治家は戦うのだ。戦後民主主義のなかで是とされてきた「相手国を刺激しない外交」は、いまの中共や南鮮の過去歴代の政権を見れば、何の成果ももたらさなかったことが明白だ。

     さて、そんな中で、誰と戦っているのかがアベコベになっているのが玉城デニー沖縄県知事だ。多大な費用をかけてジュネーブまで出張っていき、合計で僅か90秒の反日スピーチを残しただけで帰ってきたデニー。沖縄への帰途の途中、「一筋の光が見えた」と呟いたそうだが、これはスピーチ以外のロビー活動の成果を指すのだそうだ。だが、国連人権理事会というのは各国のサヨク系活動家の巣窟と言われ、ここでシンパシーを受けたところで政治は動かない。唯一可能性があるとすれば、デニーの活動に中共などの工作資金が流入されるかどうかだろう。公安には是非ウォッチしてもらいたい。

     普天間基地の辺野古への移設工事を巡り、国が沖縄県に対し27日までに工事の設計変更申請を承認するよう勧告している問題で、デニー「期限までに承認するのは困難」と回答したという。

    玉城デニー


     理由は「県民、行政法学者らからさまざまな意見が寄せられており、県政の安定的な運営を図る上で、これら意見の分析を行う必要がある」という抽象的なもの。要するに時間稼ぎなのだ。リニアの工事を妨害する川勝静岡県知事から学んだのか、抵抗することで基地反対派の指示を盤石にしようとする手法で、また、国に対する瀬戸際戦術と見做すしかない。沖縄県民も大変厄介な首長を選んでくれたものだが、基地問題はローカルの問題でも、安全保障は国と国民の問題だから、言いたいことは言わせてもらわねばならない。玉城知事は法に従い、即刻、工事の設計変更申請を承認すべきである。

     沖縄県民は敵を見誤ってはならない。あなた方の敵は、日本政府でも在日米軍でもなく、あなた方の土地や海や自由を奪おうとしている中共なのだ。


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    闇のクマさん事案に思う ~ 稲田を支持することなど不可能だ

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     昨日、近く日本保守党を結党する百田尚樹氏と有本香氏が、AbemaTVの番組「「日本保守党」って何だ?百田尚樹&有本香が生出演」に出演した。忙しくてすべてを視聴することはできなかったが、地上波の討論番組のような弛緩した雰囲気とは異なり、言いたいことが言えるネット番組の特徴を生かした、熱がある討論だったように思う。もちろん、同党が結党前という事情があることを前提としても、地上波が日本保守党の存在を完全に無視した状況とは対極的である。

    百田尚樹


     百田、有本両氏の話で興味深かったのは、日本保守党が先ず手掛けるのが、議員を増やすのではなく「党員を増やす」ことだという点だ。考えてみれば、議員は議席を求めるからブレるが、党員は理念を共有するからブレない。その党員が政党を支えるという建付けだ。今まで立ち上げては消え、離合集散を繰り返してきた過去の新党の失敗から、良く学んでおられると思う。

     さて、過日X(旧Twitter)を見てみたら、クマさんというスレッドがトレンド入りしていたので見てみたら、どうやらYouTuberでSNSにおけるインフルエンサー「闇のクマさん」が、稲田朋美支持に立ち位置を変えたということで、炎上しているらしい。クマさんにとっての理由は、稲田が「外国人年金脱退一時金の改革」をやると宣言したかららしい。

     この「外国人年金脱退一時金」というのは、日本国内で雇用されていた外国籍の従業員が、退職して母国に帰ると「脱退一時金」を受け取れるという仕組みで、原則として10年以上加入して保険料を納め続けることを必須とされる日本国民と比較して激アマな制度だ。その制度改革に乗り出すと宣言した稲田を、闇のクマさんは「全力支持」と返礼し、騒ぎになったわけだ。


     このクマさんの宣言に対して非常に汚い言葉で罵るような批判している向きも多いが、それはダメ。人それぞれ支持する政党、政治家はいて当然で、その人の価値観を頭から否定するのはご法度だ。ただ、賛成できるか、反対かを発言するだけで事足りるはずである。

     さて、こと私に関しては、稲田朋美が今後どんな政策に取り組み、どんな主張を展開しようと、稲田支持に回ることはない。当初は期待していた。百人斬り訴訟という、日本人の名誉を守る戦いを挑んだ実績は認めよう。議員になる前に、「たかじんのそこまで言って委員会」に出演し、東京裁判ネタで猛者と堂々と渡り合う議論を展開したことも認めよう。だが、LGBT法の推進はそれらを帳消しにする愚行であり、またそれ以上に、法案推進の過程で、恩師である安倍総理を裏切った事実は、稲田の負の遺産として、我々有権者、ことさら保守派の記憶の中に永遠に刻まれる。

    稲田朋美


     稲田自身も、この法案を推進することで保守派が反発することくらい、容易に想像できたはずだ。その前提で、彼女は推進役を買って出たのであり、稲田に対するバッシングは、薄汚いヘイトまがいの言論を除けば、彼女が受け入れるべき批判だ。選挙はまだだが、自民党の岩盤支持層が離反した結果になったとすれば、それはLGBT法を支持した岸田首相が受け入れるべき現実であり、稲田もまた同じだ。


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